HOME ニュース、国内

2020.10.03

【110mH】金井が王座奪還「2年前とはまったく違う」13秒36大会タイ/日本選手権
【110mH】金井が王座奪還「2年前とはまったく違う」13秒36大会タイ/日本選手権


◇第104回日本選手権(10月1日~3日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)最終日

男子110mハードルは、今季好調の金井大旺(ミズノ)が13秒36(-0.1)で制した。、「優勝が目標だったので良かったです」と声を弾ませる金井。スタートがやり直しとなり、昨年、不正失格したのが頭をよぎり「とにかくフライングしないでスタートしよう」と仕切り直した。

中盤は日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)に並ばれ「少し焦りましたが、自分のレースをした」と金井。2年前に自身が出した当時の日本記録が13秒36で、今回はそれと並ぶ大会タイ。ちなみに、前回大会の決勝でも高山と泉谷駿介(順大)が同タイム(着差あり)のため、何と3年連続で13秒36が優勝記録という珍しい現象が起きた。

広告の下にコンテンツが続きます

「2年前とはまったく違う13秒36。当時は120%の力を出した、限界の走り。今はこれ以上行けるという走り」。それでも、「13秒1台、2台を出せないと」と世界を見据えている。

東京五輪を陸上生活の集大成と決め、その後は実家の歯科医院を継ぐために医学の道へ進むという金井が、2年ぶりVで2021年に向けて弾みをつけた。

高山は13秒47で2位。「決勝はかなり意気込んでいたが、空回りしてうまくはまらないレースになりました」と振り返った。ケガで日本インカレを欠場していた泉谷が復調の兆しを見せ、13秒48で3位に入った。

広告の下にコンテンツが続きます

■男子110mH決勝成績(-0.1)
金井 大旺(ミズノ)     13.36=大会タイ
高山 峻野(ゼンリン)    13.47
泉谷 駿介(順大)      13.48
野本 周成(愛媛陸協)    13.55
増野 元太(メイスンワーク) 13.61
石田トーマス東(勝浦ゴルフ倶楽部) 13.67
石川 周平(富士通)     13.71
横地 大雅(法大)      13.72

◇第104回日本選手権(10月1日~3日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)最終日 男子110mハードルは、今季好調の金井大旺(ミズノ)が13秒36(-0.1)で制した。、「優勝が目標だったので良かったです」と声を弾ませる金井。スタートがやり直しとなり、昨年、不正失格したのが頭をよぎり「とにかくフライングしないでスタートしよう」と仕切り直した。 中盤は日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)に並ばれ「少し焦りましたが、自分のレースをした」と金井。2年前に自身が出した当時の日本記録が13秒36で、今回はそれと並ぶ大会タイ。ちなみに、前回大会の決勝でも高山と泉谷駿介(順大)が同タイム(着差あり)のため、何と3年連続で13秒36が優勝記録という珍しい現象が起きた。 「2年前とはまったく違う13秒36。当時は120%の力を出した、限界の走り。今はこれ以上行けるという走り」。それでも、「13秒1台、2台を出せないと」と世界を見据えている。 東京五輪を陸上生活の集大成と決め、その後は実家の歯科医院を継ぐために医学の道へ進むという金井が、2年ぶりVで2021年に向けて弾みをつけた。 高山は13秒47で2位。「決勝はかなり意気込んでいたが、空回りしてうまくはまらないレースになりました」と振り返った。ケガで日本インカレを欠場していた泉谷が復調の兆しを見せ、13秒48で3位に入った。 ■男子110mH決勝成績(-0.1) 金井 大旺(ミズノ)     13.36=大会タイ 高山 峻野(ゼンリン)    13.47 泉谷 駿介(順大)      13.48 野本 周成(愛媛陸協)    13.55 増野 元太(メイスンワーク) 13.61 石田トーマス東(勝浦ゴルフ倶楽部) 13.67 石川 周平(富士通)     13.71 横地 大雅(法大)      13.72

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.27

城西大が大逆転V!大東大2位、名城大3位、地元・東北福祉大4位、立命大は連覇ならず/全日本大学女子駅伝

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒ので25年ぶり3度目の優勝を飾った。 城西大は1区・本間 […]

NEWS 城西大が四半世紀ぶりV!「今年のチームは全員が主役」重い“日本一”の扉こじ開ける/全日本大学女子駅伝

2025.10.27

城西大が四半世紀ぶりV!「今年のチームは全員が主役」重い“日本一”の扉こじ開ける/全日本大学女子駅伝

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着・6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、冷雨のレースは最終盤に劇的なドラマが待っていた。 城西大の主将・金子陽向(4年 […]

NEWS 城西大3度Vすべて知る赤羽有紀子コーチ「うれしいでは収まらない」世界5位の経験伝える/全日本大学女子駅伝

2025.10.27

城西大3度Vすべて知る赤羽有紀子コーチ「うれしいでは収まらない」世界5位の経験伝える/全日本大学女子駅伝

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒ので25年ぶり3度目の優勝を飾った。 その25年前の20 […]

NEWS 高岡向陵2連覇 オール区間賞で2時間8分59秒 女子は富山商が独走で3年ぶりの都大路へ/富山県高校駅伝

2025.10.27

高岡向陵2連覇 オール区間賞で2時間8分59秒 女子は富山商が独走で3年ぶりの都大路へ/富山県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた富山県高校駅伝が10月26日、富山市の県総合運動公園陸上競技場発着駅伝コースで行われ、男子(7区間42.195km)は高岡向陵が2時間8分59秒で2年連続24回目の制覇。女子(5区間21.09 […]

NEWS 女子100mHで加藤青葉(成岩SC/中1)が13秒97!中学1年生初の13秒台

2025.10.27

女子100mHで加藤青葉(成岩SC/中1)が13秒97!中学1年生初の13秒台

10月25日の愛知県中学生新人大会(美浜町運動公園陸上競技場)女子100mハードル決勝で、加藤青葉(成岩SC/1年)が中1最高の13秒97(+0.9)で優勝した。 これまでの中1最高は2021年に香取菜摘(三和・茨城/現 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top