
◇第104回日本選手権(10月1日~3日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)最終日
青木益未(七十七銀行)と寺田明日香(パソナグループ)の一騎打ちの様相を呈した女子100mハードルは、スタートから抜け出した青木が13秒02(-0.1)の大会タイ記録で2年ぶり2度目の優勝をもぎ取った。
「スタートから良いレースをしないと勝てない」と臨んだ青木のリアクション・タイムは0.115秒。抜群の反応から鋭いハードリングとインターバルランで加速すると、「自分のレーンだけを見て走れました」とフィニッシュした。自己記録を0.06秒更新し、日本歴代3位タイをマーク。8月末の福井では追い風参考ながら12秒87(+2.1)を叩き出しており、「その時と比べると今日は重心が落ちてガツガツ走ってしまった」と話すものの、日本選手権という緊張感の中で「良いレースができたと思います」と充実感を漂わせる。
ハイアベレージにも「まだコーチに言われたことでできていないところもあるので、もっとスムーズに走れてインターバルも刻めます。12秒台を出さないと勝負にならない。来年が勝負。東京五輪の参加標準記録(12秒84)を切れるように」と、さらに高いハードル越えを目指していく。
■女子100mH決勝成績(-0.1)
青木 益未(七十七銀行) 13.02=大会タイ
寺田明日香(パソナグループ) 13.14
藤森 菜那(ゼンリン) 13.33
田中 佑美(立命大) 13.37
鈴木 美帆(長谷川体育施設) 13.49
紫村 仁美(東邦銀行) 13.52
竹内 真弥(日女体大) 13.52
藤原 未来(住友電工) 13.66
◇第104回日本選手権(10月1日~3日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)最終日
青木益未(七十七銀行)と寺田明日香(パソナグループ)の一騎打ちの様相を呈した女子100mハードルは、スタートから抜け出した青木が13秒02(-0.1)の大会タイ記録で2年ぶり2度目の優勝をもぎ取った。
「スタートから良いレースをしないと勝てない」と臨んだ青木のリアクション・タイムは0.115秒。抜群の反応から鋭いハードリングとインターバルランで加速すると、「自分のレーンだけを見て走れました」とフィニッシュした。自己記録を0.06秒更新し、日本歴代3位タイをマーク。8月末の福井では追い風参考ながら12秒87(+2.1)を叩き出しており、「その時と比べると今日は重心が落ちてガツガツ走ってしまった」と話すものの、日本選手権という緊張感の中で「良いレースができたと思います」と充実感を漂わせる。
ハイアベレージにも「まだコーチに言われたことでできていないところもあるので、もっとスムーズに走れてインターバルも刻めます。12秒台を出さないと勝負にならない。来年が勝負。東京五輪の参加標準記録(12秒84)を切れるように」と、さらに高いハードル越えを目指していく。
■女子100mH決勝成績(-0.1)
青木 益未(七十七銀行) 13.02=大会タイ
寺田明日香(パソナグループ) 13.14
藤森 菜那(ゼンリン) 13.33
田中 佑美(立命大) 13.37
鈴木 美帆(長谷川体育施設) 13.49
紫村 仁美(東邦銀行) 13.52
竹内 真弥(日女体大) 13.52
藤原 未来(住友電工) 13.66 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
2025.11.27
古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定
日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]
2025.11.27
岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者
富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025