HOME 高校

2024.05.21

男子5000mW星合柑太が21年ぶり大会新 全国入賞の円盤投・田中伸明、やり投・鈴木凰士朗も快投見せる/IH岐阜県大会
男子5000mW星合柑太が21年ぶり大会新 全国入賞の円盤投・田中伸明、やり投・鈴木凰士朗も快投見せる/IH岐阜県大会

23年インターハイ男子円盤投5位の田中伸明

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

岐阜県大会は5月17日~19日の3日間、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた。

男子5000m競歩では大会新記録が誕生し、星合柑太(益田清風3)が後続を大きく引き離して22分35秒16で優勝。2位に1分近い大差をつけただけでなく、2003年に樹立された大会記録(22分38秒13)を21年ぶりに塗り替えた。

広告の下にコンテンツが続きます

男子円盤投では昨年のインターハイ5位の田中伸明(市岐阜商3)が43m74で優勝を飾り、やり投でもU18大会8位入賞の鈴木凰士朗(市岐阜商3)が64m60を投げて圧勝した。

男子100mでは佐々木琉羽(岐阜聖徳3)が10秒78(-0.1)でトップに立つと、2位に10秒89の小川福太朗(麗澤瑞浪3)、3位に10秒99の河原良真(関商工3)と続いた。佐々木はその勢いに乗り、翌日の200mでも21秒78(-1.9)で個人2冠を達成。4×100mリレーの決勝でも3走を務め、チームの優勝(41秒28)に貢献している。

女子では昨年大会の1500mと3000mで優勝に輝いた篠田心晴(美濃加茂2)が、800mで2分12秒08の大会新をマーク。1500mも4分34秒55で1位となり、2種目を制した。

スプリントは100m(12秒33/-0.5)と200m(25秒63/-2.0)で2冠を達成した樹山由來(済美3)が、4×100mリレー(47秒89/2走)と4×400mリレー(3分53秒24/1走)でも優勝。済美はコロナ禍で代替実施となった2020年を含めて、19年から両リレーで6連覇となった。

東海大会は6月14日から3日間、岐阜県の岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われる。

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 岐阜県大会は5月17日~19日の3日間、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた。 男子5000m競歩では大会新記録が誕生し、星合柑太(益田清風3)が後続を大きく引き離して22分35秒16で優勝。2位に1分近い大差をつけただけでなく、2003年に樹立された大会記録(22分38秒13)を21年ぶりに塗り替えた。 男子円盤投では昨年のインターハイ5位の田中伸明(市岐阜商3)が43m74で優勝を飾り、やり投でもU18大会8位入賞の鈴木凰士朗(市岐阜商3)が64m60を投げて圧勝した。 男子100mでは佐々木琉羽(岐阜聖徳3)が10秒78(-0.1)でトップに立つと、2位に10秒89の小川福太朗(麗澤瑞浪3)、3位に10秒99の河原良真(関商工3)と続いた。佐々木はその勢いに乗り、翌日の200mでも21秒78(-1.9)で個人2冠を達成。4×100mリレーの決勝でも3走を務め、チームの優勝(41秒28)に貢献している。 女子では昨年大会の1500mと3000mで優勝に輝いた篠田心晴(美濃加茂2)が、800mで2分12秒08の大会新をマーク。1500mも4分34秒55で1位となり、2種目を制した。 スプリントは100m(12秒33/-0.5)と200m(25秒63/-2.0)で2冠を達成した樹山由來(済美3)が、4×100mリレー(47秒89/2走)と4×400mリレー(3分53秒24/1走)でも優勝。済美はコロナ禍で代替実施となった2020年を含めて、19年から両リレーで6連覇となった。 東海大会は6月14日から3日間、岐阜県の岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.19

世界陸上銅の勝木隼人がエントリー 女子は前回Vの谷純花ら/元旦競歩

東京陸協は26年1月1日に開催される第74回元旦競歩(兼東京選手権競歩)のエントリー選手を発表した。 男子20kmには、9月の東京世界選手権35kmで銅メダルに輝いた勝木隼人(自衛隊体育学校)がエントリー。23年ワールド […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/東海大のスピードスター・兵藤ジュダ リベンジの1区で「やっぱり区間賞がほしい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 失意から復活、トラックで勢い 前回の箱根駅伝予選会で総合14位に終わ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前回の雪辱期する中央学大・市川大世 「区間5位以内を目指して積極的な走りを」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/前回の雪辱期する中央学大・市川大世 「区間5位以内を目指して積極的な走りを」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 全日本では4人抜きの力走 3年ぶりに11月の全日本大学駅伝に戻ってき […]

NEWS 箱根駅伝Stories/過去最高順位を見据える城西大 強力4年生軸に「アッと驚くような試合がしたい」

2025.12.19

箱根駅伝Stories/過去最高順位を見据える城西大 強力4年生軸に「アッと驚くような試合がしたい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 主要区間の経験者残る 前回6位の城西大がチーム最高成績の3位以内を目 […]

NEWS 予選会と5000m平均はともに仙台育英トップ 2番手は学法石川 鳥取城北は安定感/全国高校駅伝・データ編男子

2025.12.19

予選会と5000m平均はともに仙台育英トップ 2番手は学法石川 鳥取城北は安定感/全国高校駅伝・データ編男子

男子第76回全国高校駅伝(12月21日/京都・7区間42.195km)に出場する58校を都道府県大会と地区大会で出されたタイムと、5000mのチーム内上位7人の平均タイム(12月上旬判明分)でランキング化した。 男子レー […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top