2024.04.27
日本陸連は4月26日、5月12日に開催される第11回木南記念(ヤンマースタジアム長居・ヤンマーフィールド長居)のエントリー選手を発表した。
男子100mには昨年の日本選手権で優勝を飾った坂井隆一郎(大阪ガス)をはじめ、多田修平(住友電工)と桐生祥秀(日本生命)、ケンブリッジ飛鳥(Nike)と五輪代表経験者が招待選手としてエントリー。世界室内代表の東田旺洋(関彰商事)、ダイヤモンドリーグで好走した和田遼(ミキハウス)も名を連ねている。
このほか、男子ではパリ五輪の参加標準記録突破している400mの佐藤風雅(ミズノ)、110mハードルの野本周成(愛媛競技力本部)、400mハードル黒川和樹(住友電工)、走幅跳の橋岡優輝(富士通)がそろい踏み。400ハードルはブダペスト世界世界選手権に出場した児玉悠作(ノジマ)、岸本鷹幸(富士通)もエントリーしている。
男子フィールドでは棒高跳の世界大会で入賞経験のある山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)に、ブダペスト世界選手権代表の柄澤智哉(日体大)も参戦。走幅跳は橋岡のほか、津波響樹(富士通)、城山正太郎(ゼンリン)、山川夏輝(Team SSP)が出場を予定している。円盤投には幸長慎一(四国大AC)や堤雄司(ALSOK群馬)がエントリーされた。
女子は走幅跳日本記録(6m97)保持者の秦澄美鈴(住友電工)が出場。100mハードルにはともにブダペスト世界選手権代表の寺田明日香(ジャパンクリエイト)と、田中佑美(富士通)に加え、日本記録を持つ福部真子(日本建設工業)も登録。12秒台のベストを持つ清山ちさと(いちご)、大松由季(CDL)とハイレベルなレースが展開されそうだ。
400mハードルには山本亜美(立命大)、宇都宮絵莉(長谷川体育施設)、100mには君嶋愛梨沙(土木管理総合試験所)、鶴田玲美(南九州ファミリーマート)、兒玉芽生(ミズノ)と日本代表クラスがずらり。800mには今季好調の久保凛(東大阪大敬愛高)が、塩見綾乃(岩谷産業)、川田朱夏(ニコニコのり)など日本トップに挑む。
今回は男女8種目ずつの計16種目をグランプリとして実施。日本グランプリシリーズグレード1(G1)、およびWAコンチネンタルツアーブロンズのカテゴリーとして開催される。
木南記念の主なエントリー選手
<男子> ・100m 坂井隆一郎(大阪ガス) 多田修平(住友電工) 桐生祥秀(日本生命) ケンブリッジ 飛鳥(Nike) 東田旺洋(関彰商事) 和田遼(ミキハウス) ・400m 佐藤風雅(ミズノ) 今泉堅貴(TeamSSP) 岩崎立来(三重県スポ協) 吉津拓歩(ジーケーライン) ・1500m 館澤亨次(DeNA) 河村一輝(トーエネック) 高橋佑輔(アスリーツ・ラボ) ・110mハードル 野本周成(愛媛競技力本部) 横地大雅(Team SSP) 石川周平(富士通) ・400mハードル 黒川和樹(住友電工) 筒江海斗(ST-WAKO) 児玉悠作(ノジマ) 小川大輝(東洋大) 岸本鷹幸(富士通) 出口晴翔(ゼンリン) ・棒高跳 山本聖途(トヨタ自動車) 江島雅紀(富士通) 澤慎吾(きらぼし銀行) 柄澤智哉(日体大) 竹川倖生(丸元産業) ・走幅跳 橋岡優輝(富士通) 城山正太郎(ゼンリン) 鳥海勇斗(ノジマ) 小田大樹(ヤマダホールディングス) 津波響樹(大塚製薬) 山川夏輝(Team SSP) ・円盤投 堤雄司(ALSOK群馬) 幸長慎一(四国大AC) 女子 ・100m 君嶋愛梨沙(土木管理総合試験所) 鶴田玲美(南九州ファミリーマート) 青野朱李(NDソフト) 兒玉芽生(ミズノ) 青山華依(甲南大) ・400m 久保山晴菜(今村病院) 岩田優奈(スズキ) 松本奈菜子(東邦銀行) ・800m 池崎愛里(ダイソー) 塩見綾乃(岩谷産業) 川田朱夏(ニコニコのり) 久保凛(東大阪大敬愛高) ・100mハードル 寺田明日香(ジャパンクリエイト) 田中佑美(富士通) 福部真子(日本建設工業) 清山ちさと(いちご) 大松由季(CDL) ・400mハードル 山本亜美(立命大) 宇都宮絵莉(長谷川体育施設) ・3000m障害物 吉村玲美(クレーマージャパンTC) 西出優月(ダイハツ) ・走幅跳 秦澄美鈴(住友電工) 髙良彩花(JAL) ・円盤投 齋藤真希(東海大院) 郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.13
月刊陸上競技2025年6月号
-
2025.05.13
-
2025.05.13
-
2025.05.13
2025.05.11
久保凛は2分02秒29の2位に号泣「母の日に花束を持って帰りたかった」/木南記念
-
2025.05.08
2025.05.11
久保凛は2分02秒29の2位に号泣「母の日に花束を持って帰りたかった」/木南記念
-
2025.05.03
-
2025.04.29
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.13
月刊陸上競技2025年6月号
Contents Road to TOKYO Diamond League JAPANの挑戦 村竹ラシッド、三浦龍司が 初戦で世界陸上内定052 女王、始動 北口榛花は初戦4位 Re:Tokyo25 村竹ラシッド(JAL […]
2025.05.13
住友電工・加藤淳が現役引退 全中、IH、ICで入賞 全日本大学駅伝Vも経験 「14年間は私の財産です」
住友電工は長距離の加藤淳が2024年度をもって現役引退したことを発表した。 加藤は兵庫県出身の26歳。大久保中から陸上を始め、3年時には近畿大会3000mで優勝したほか、愛知県で行われた全中でも4位入賞を飾るなど、世代の […]
2025.05.13
ウクライナの妖精マフチフ「情熱を傾けられるものを見つけて」戸邉直人との走高跳豪華対談で若者へのメッセージ
日本航空株式会社(JAL)が5月13日に都内で、女子走高跳世界記録保持者でパリ五輪金メダルのヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ)と、JAL所属の男子走高跳日本記録保持者の戸邉直人の対談を行った。 走高跳の豪華クロストークが […]
2025.05.13
SUUNTOからランニングに特化したGPSウォッチ「Suunto Run」が5月13日より新登場!
フィンランドのスポーツウォッチブランド、SUUNTO(スント)は、世界中でランニング人気が高まる中、ランナーをサポートする新しいスポーツウォッチ「Suunto Run」を5月13日に発売した。価格は43,890円(税込) […]
Latest Issue
最新号

2025年6月号 (5月14日発売)
Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定
Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析