2024.02.05
山梨学大は2月5日、3日付でコーチを務めていた大﨑悟史氏が駅伝監督に就任したことを発表した。
大﨑氏は47歳。大阪・清風高では94年の富山インターハイ1500mで5位に入賞したほか、全国高校駅伝に3度出場を果たしている。
山梨学大に入学後は98年、99年と2度箱根駅伝の10区に出走。98年は区間賞にも輝いた。卒業後はNTT西日本でマラソンランナーとして活躍し、07年大阪世界選手権で6位に入賞。翌年の北京五輪でも代表入りを果たした(本番はケガのため棄権)。
13年のびわ湖毎日マラソンを最後に現役を引退。その後はNTT西日本でコーチを務め、16年春から山梨学大のコーチに就任していた。
大﨑氏は学校を通じて、「陸上部で頑張っている学生の能力を最大限に引き出すとともに、箱根駅伝本選で結果を出して学生が喜ぶ姿を見ること、さらに卒業後もマラソンなどで上の舞台を目指す選手の育成を目標に、選手・学生スタッフ・陸上競技部スタッフ一丸となって頑張る所存です」と就任の挨拶した。
山梨学大は昨年10月の箱根駅伝予選会を13位で通過し、第100回大会の出場を果たしたが、本選では最下位と苦戦。大学側は「チームの流れを一新し、第101回大会以降に向けて、山梨学院大学の『駅伝』の復活を目指すため」に、指導者の交代に至ったとしている。
なお、これまで駅伝監督を務めていた飯島理彰氏は、スカウト担当としてチームに残る。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.28
-
2025.11.27
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.28
中国陸連にWA加盟連盟賞 世界室内、ダイヤモンドリーグなど開催 競技会、ロードレースには600万人が参加
世界陸連(WA)は11月28日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の加盟連盟賞に中国陸連を選出したと発表した。 加盟連盟賞は、年間を通して顕著な功績を挙げ、陸上競技の発展や知名度向上に大きく貢献した加盟連盟を表 […]
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は、11月20日時点の出場予定校を発表した。 箱根駅伝で総合3連覇を狙う青学大や、前回大会で2連覇を飾った國學院大、全日本大学駅伝2位の中大、出雲駅伝で2位の早大など関 […]
2025.11.28
22年世界陸上走幅跳金メダル・王嘉男 ドーピング陽性反応も嫌疑なし AIUが正式に報告
世界陸連(WA)の独立不正調査機関「アスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)」は11月27日、男子走幅跳でオレゴン世界選手権金メダルを獲得した王嘉男(中国)のドーピング疑惑について、違反はなかったことを確認し、処分 […]
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025