2024.02.05
大阪マラソン組織委員会は2月5日、2月25日の大阪マラソン2024のエントリー選手を発表した。
JMCシリーズGSの今大会は、パリ五輪代表選考会マラソングランドチャピオンシップ(MGC)のファイナルチャレンジで、男子残り1枠の争いを兼ねた一戦となる。
男子招待選手は19人。国内から2時間6分26秒の自己記録を持つ土方英和(旭化成)、2時間6分45秒がベストの髙久龍(ヤクルト)、2018年アジア大会金メダリストの井上大仁(三菱重工)ら10人で、すでにMGC優勝でパリ五輪代表に内定している小山直城(Honda)、吉田祐也(GMOインターネットグループ)らもエントリーした。
海外勢では22年ハンブルクで2時間4分48秒をマークして2位となったスティーブン・キッサ(ウガンダ)、22年セビリア2位のアデラドリュー・マモ(エチオピア)、22年バルセロナ優勝のイフニリグ・アダン(エチオピア)が2時間6分未満を持つ。
また、エリートランナーでは、東京五輪代表の中村匠吾(富士通)がエントリー。2大会連続五輪を懸けてラストチャンスに臨む。他に一色恭志(NTT西日本)、鎧坂哲哉(旭化成)、岡本直己(中国電力)、学生では國學院大の平林清澄が登録している。
なお、招待選手に川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)も入ったがケガのため見送る可能性も示唆。また、青学大の太田蒼生もエントリーしているが、1月の取材時点ではコンディションによりマラソン挑戦は来季になると話していた。
男子はパリ五輪代表選考会MGCファイナルチャレンジ設定記録の2時間5分50秒を突破して日本人トップになれば、3枠目の最上位候補となる。ただし、23年までのMGCチャレンジを完走、またはMGC出場資格を有する者のみが代表資格を得られるため、初マラソンの選手は対象とならない。男子ペースメーカーは林田洋翔(三菱重工)や小林歩(NTT西日本)らが務める。
女子は市田美咲(エディオン)、川村楓(岩谷産業)、尾方星華(ユニクロ)が国内招待選手。海外勢は2時間18分11秒を持つファンシー・チェムタイ(ケニア)ら6人が出場する。
大阪マラソンは2月25日、大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュのコースで9時15分にスタートする。
大阪マラソン2024の招待選手一覧をチェック!
(2/19時点) ●男子招待選手 ・海外 スティーブン・キッサ(ウガンダ) アデラドリュー・マモ(エチオピア)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]
2025.04.30
【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]
2025.04.30
5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場
5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]
2025.04.30
26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得
世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)