
第104回日本選手権・混成競技の1日目が終了し、七種競技のヘンプヒル恵(アトレ)が3455点のトップで折り返した。自己記録を5907点を出した時の1日目(3442点)と比較してプラス13点。
ヘンプヒルは1種目めの100mハードルで13秒54(+0.1)をマークすると、走高跳では1m73をクリアし、自己記録を2cm更新。今季12mを安定して投げていた砲丸投は11m95点にとどまったが、200mで25秒27(+1.1)で初日を終えた。
「2年ぶりに日本選手権に出られて、率直に今、楽しい」とヘンプヒル。走高跳でベストを出したことはもちろん、「1m70の3回目で失敗せずに流れを変えられたのが大きい」と充実感を漂わせる。200mで「出力を維持する練習ができていない」と課題に挙げ、「早く冬季練習がしたい」という言葉は、自己記録を連発していた頃によく発していたもの。「まずは自分らしく、普通で。日本記録は“目指したい”から“目指す”、通過するイメージ。自分の出せるものを出すだけ」と2日目を見据えていた。
山﨑有紀(スズキAC)は3271点で2位。「調子が良かった」という走高跳で1m58で終わり、一度は気持ちが落ち込んだがそこから持ち直すのはさすがの一言。「力を発揮するポイントだけ抑えれば、(走幅跳もやり投も)跳ぶと思う。毎年ですが、今年もチャレンジャーという気持ちを忘れずがんばりたい」と話した。
■七種競技 初日終了時点
1 ヘンプヒル恵(アトレ)3455点
13秒54(1044点)ー1m73(891点)ー11m95(658点)ー25秒27(862点)
2 山﨑 有紀(スズキAC)3271点
3 大玉 華鈴(日体大) 3269点
第104回日本選手権・混成競技の1日目が終了し、七種競技のヘンプヒル恵(アトレ)が3455点のトップで折り返した。自己記録を5907点を出した時の1日目(3442点)と比較してプラス13点。
ヘンプヒルは1種目めの100mハードルで13秒54(+0.1)をマークすると、走高跳では1m73をクリアし、自己記録を2cm更新。今季12mを安定して投げていた砲丸投は11m95点にとどまったが、200mで25秒27(+1.1)で初日を終えた。
「2年ぶりに日本選手権に出られて、率直に今、楽しい」とヘンプヒル。走高跳でベストを出したことはもちろん、「1m70の3回目で失敗せずに流れを変えられたのが大きい」と充実感を漂わせる。200mで「出力を維持する練習ができていない」と課題に挙げ、「早く冬季練習がしたい」という言葉は、自己記録を連発していた頃によく発していたもの。「まずは自分らしく、普通で。日本記録は“目指したい”から“目指す”、通過するイメージ。自分の出せるものを出すだけ」と2日目を見据えていた。
山﨑有紀(スズキAC)は3271点で2位。「調子が良かった」という走高跳で1m58で終わり、一度は気持ちが落ち込んだがそこから持ち直すのはさすがの一言。「力を発揮するポイントだけ抑えれば、(走幅跳もやり投も)跳ぶと思う。毎年ですが、今年もチャレンジャーという気持ちを忘れずがんばりたい」と話した。
■七種競技 初日終了時点
1 ヘンプヒル恵(アトレ)3455点
13秒54(1044点)ー1m73(891点)ー11m95(658点)ー25秒27(862点)
2 山﨑 有紀(スズキAC)3271点
3 大玉 華鈴(日体大) 3269点
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.27
岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者
富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
2025.11.26
世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里
日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]
2025.11.26
パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定
男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025