HOME ニュース、国内

2020.09.26

【混成】ヘンプヒルが初日トップ 自己新ペースで折り返す/日本選手権混成
【混成】ヘンプヒルが初日トップ 自己新ペースで折り返す/日本選手権混成


第104回日本選手権・混成競技の1日目が終了し、七種競技のヘンプヒル恵(アトレ)が3455点のトップで折り返した。自己記録を5907点を出した時の1日目(3442点)と比較してプラス13点。

ヘンプヒルは1種目めの100mハードルで13秒54(+0.1)をマークすると、走高跳では1m73をクリアし、自己記録を2cm更新。今季12mを安定して投げていた砲丸投は11m95点にとどまったが、200mで25秒27(+1.1)で初日を終えた。

「2年ぶりに日本選手権に出られて、率直に今、楽しい」とヘンプヒル。走高跳でベストを出したことはもちろん、「1m70の3回目で失敗せずに流れを変えられたのが大きい」と充実感を漂わせる。200mで「出力を維持する練習ができていない」と課題に挙げ、「早く冬季練習がしたい」という言葉は、自己記録を連発していた頃によく発していたもの。「まずは自分らしく、普通で。日本記録は“目指したい”から“目指す”、通過するイメージ。自分の出せるものを出すだけ」と2日目を見据えていた。

山﨑有紀(スズキAC)は3271点で2位。「調子が良かった」という走高跳で1m58で終わり、一度は気持ちが落ち込んだがそこから持ち直すのはさすがの一言。「力を発揮するポイントだけ抑えれば、(走幅跳もやり投も)跳ぶと思う。毎年ですが、今年もチャレンジャーという気持ちを忘れずがんばりたい」と話した。

■七種競技 初日終了時点
1 ヘンプヒル恵(アトレ)3455点
13秒54(1044点)ー1m73(891点)ー11m95(658点)ー25秒27(862点)
2 山﨑 有紀(スズキAC)3271点
3 大玉 華鈴(日体大) 3269点

第104回日本選手権・混成競技の1日目が終了し、七種競技のヘンプヒル恵(アトレ)が3455点のトップで折り返した。自己記録を5907点を出した時の1日目(3442点)と比較してプラス13点。 ヘンプヒルは1種目めの100mハードルで13秒54(+0.1)をマークすると、走高跳では1m73をクリアし、自己記録を2cm更新。今季12mを安定して投げていた砲丸投は11m95点にとどまったが、200mで25秒27(+1.1)で初日を終えた。 「2年ぶりに日本選手権に出られて、率直に今、楽しい」とヘンプヒル。走高跳でベストを出したことはもちろん、「1m70の3回目で失敗せずに流れを変えられたのが大きい」と充実感を漂わせる。200mで「出力を維持する練習ができていない」と課題に挙げ、「早く冬季練習がしたい」という言葉は、自己記録を連発していた頃によく発していたもの。「まずは自分らしく、普通で。日本記録は“目指したい”から“目指す”、通過するイメージ。自分の出せるものを出すだけ」と2日目を見据えていた。 山﨑有紀(スズキAC)は3271点で2位。「調子が良かった」という走高跳で1m58で終わり、一度は気持ちが落ち込んだがそこから持ち直すのはさすがの一言。「力を発揮するポイントだけ抑えれば、(走幅跳もやり投も)跳ぶと思う。毎年ですが、今年もチャレンジャーという気持ちを忘れずがんばりたい」と話した。 ■七種競技 初日終了時点 1 ヘンプヒル恵(アトレ)3455点 13秒54(1044点)ー1m73(891点)ー11m95(658点)ー25秒27(862点) 2 山﨑 有紀(スズキAC)3271点 3 大玉 華鈴(日体大) 3269点

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.01

アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

アディダス ジャパンは、未来のスポーツ環境を支えるためのグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」を5月12日~25日まで開催することを発表した。5月12日の計測開 […]

NEWS 水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top