一般財団法人東京2025世界陸上財団は11月21日、第5回理事会を開き大会概要などを組み込んだ開催基本計画を策定したことを発表した。
開催基本計画には大会概要が明記。種目数は男女各24と男女混合1の合計49種目となり、混合は4×400mリレー、パリ五輪で未実施となる35km競歩も採用される予定となっている。メイン会場は東京・国立競技場で、ウォームアップ会場・練習会場は(1)代々木公園陸上競技場(2)東京体育館陸上競技(3)東京大学陸上競技場(4)大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場の4会場となる。
基本方針として「ミッション」と「ビジョン」も決定。ミッションは「多くの人々に夢や希望を届ける」「今後の国際スポーツ大会のモデルを示す」とした。ビジョンは「東京ドリーム」「東京ブランド」「東京モデル」という3つのキーワードで表現された。実現のために組織・大会・競技の運営や、東京の魅力発信、環境への配慮、国内外の連携などの方向性が盛り込まれている。この開催基本計画に沿って大会の成功を目指していく。
大会のメインカラーには「江戸紫」を採用。大会ロゴは過去大会のテンプレートをベースに11月末頃に公募されるという。
開催基本計画に際し、尾縣貢会長は「陸上には無限の力があります。2025年の世界陸上では、満員の国立競技場で大声援を浴びたアスリートの躍動に胸を躍らせながら、陸上が持つ無限の力を直に感じてもらいたい」「ミッション、ビジョン、そして、スポーツの根幹であるフェアネスとアスリートセンタードを基本に、大会を成功に導くための開催基本計画を策定」「ステークホルダーと連携を深めていくとともに、都民、国民の皆様のご理解とご協力を得ながら、世界陸上の成功に向けて歩みを着実に進めてまいります」としている。
東京世界選手権は2025年9月13日から21日までの9日間で開催。日本での開催は2007年大阪以来18年ぶり3度目で、東京は1991年以来2度目となる。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
2025.06.15
3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー
男子3000m障害の青木涼真(Honda)が6月14日、オーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」に出場し、8分23秒58で3位に入った。 青木は一昨年のU23欧州王者であるA.キヤダ(スペイ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会