2023.11.02
明日11月3日の第60回九州実業団毎日駅伝(7区間80.2km)を前に、出場チームの区間オーダーが11月2日に主催者から発表された。
前回優勝の黒崎播磨は5区(13km)にエースの細谷恭平を登録。1区(12.9km)にスピードランナーの田村友佑、4区(9.5km)に弟の田村友伸を配置し、6区(10.9km)にはマラソン2時間7分55秒のベストを持つ土井大輔が入った。
同2位の九電工は1区に駒大卒1年目の山野力、2区(7km)に10000m26分台のベナード・コエチを配置し、逃げ切りを図る。10月15日のパリ五輪マラソン代表選考会(MGC)に出場した3選手のうち、大塚祥平が6区、赤﨑暁と堀尾謙介はメンバー外となった。
3区(10.9km)には10000m日本記録保持者の旭化成・相澤晃、9月に西鉄に加入したマラソン元日本記録保持者の設楽悠太など注目選手が集結。西鉄には設楽の双子の兄・啓太も所属しているが、補欠登録となった。
そのほか、三菱重工はマラソンで歴代上位の記録を持つ井上大仁と山下一貴、ハーフマラソンで1時間0分38秒のタイムを持つ林田洋翔が外れた。
大会は福岡県北九州市の本城競技場(黒崎播磨競技場in HONJO)を発着点とするコースで行われ、11月3日9時にスタート。来年の元日に行われる全日本実業団対抗駅伝の予選を兼ねており、上位8チームに出場権が与えられる。
なお、MGCに出場した選手を擁する黒崎播磨、九電工、トヨタ自動車九州、安川電機、旭化成、三菱重工、西鉄の7チームは、競技者の負担軽減などを図るための特例措置により、レース完走で全日本大会出場となる。
大会の様子はRKB毎日放送(TBS系列九州・沖縄7局ネット)にて当日午後4時25分から5時50分まで放送される。
第60回九州実業団毎日駅伝の主な区間エントリー
*はMGC特例対象チーム 黒崎播磨* 田村友佑-シトニック・キプロノ-前田義弘-田村友伸-細谷恭平-土井大輔-福谷颯太 九電工* 山野力-ベナード・コエチ-福本真大-平駿介-中村信一郎-大塚祥平-西久保遼 トヨタ自動車九州* 大城義己-志水佑守-横田玖磨-牧瀬圭斗-山口賢助-右田綺羅-河野琉威 安川電機* 漆畑瑠人-レメティキ・ジョセフ・ラジニ-岡田浩平-古賀淳紫-鈴木創士-佐藤俊輔-大畑和真 旭化成A* 井川龍人-葛西潤-相澤晃-市田孝-齋藤椋-大六野秀畝-今井崇人 三菱重工* 吉岡遼人-キプラガット・エマヌエル-的野遼大-目良隼人-近藤亮太-定方俊樹-江島崚太 西鉄* 伊東大暉-ニクソン・レシア-設楽悠太-和田照也-津田将希-甲斐翔太-太田黒卓 戸上電機製作所 吉山侑佑-サイモン・カリウキ-三代和弥-金丸逸樹-岩室天輝-中島阿廉-渡邊太陽 ひらまつ病院 荻久保寛也-イェネブロ・ビヤゼン-上田結也-上村直也-永戸聖-福田穣-栃木渡 JR九州 中村幸成-野原幸也-池田眞臣-後藤将友-稗田将大-川野敬介-井筒幸一
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.15
【男子棒高跳】大森蒼以(KPVC・中3埼玉) 5m00=中学歴代2位
-
2025.07.14
-
2025.07.14
-
2025.07.12
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.15
28年ロス五輪の競技日程が決定! T&Fは7月15日~24日 競歩は27日、マラソンは29日と30日に実施
2028年に開催されるロサンゼルス五輪の組織委員会は、大会開幕まで3年となった7月14日、各競技の詳細な日程を発表した。 陸上競技については、すでに昨年6月の段階で、1972年ミュンヘン大会以降は大会後半に行われてきた従 […]
2025.07.15
1万mに國學院大・野中恒亨、中大・濵口大和、創価大・織橋巧、東洋大・松井海斗ら各校主軸激突/関東学連記録挑戦競技会
関東学生網走夏季記録挑戦競技会(7月20日/北海道・網走市営陸上競技場)のスタートリストが7月15日、同連盟の公式サイトで発表された。 5組で行われる男子10000mは、最終5組に各大学の主力選手が名を連ねた。國學院大か […]
2025.07.15
【男子棒高跳】大森蒼以(KPVC・中3埼玉) 5m00=中学歴代2位
7月5日に埼玉県越谷市で開催されたアスリートリンゲージフェスティバルの男子棒高跳で中学3年生の大森蒼以(KPVC・埼玉)が中学歴代2位の5m00をマークした。 大森は2011年3月生まれの14歳。5月には4m90を跳んで […]
2025.07.14
DLロンドン女子5000mに田中希実がエントリー! 男子100mで再びライルズ VS テボゴ アレクナ、マフチフ、ボルらも参戦
7月14日、ダイヤモンドリーグ(DL)第11戦のロンドン大会(英国/7月19日)のエントリーリストが発表され、女子5000mに田中希実(New Balance)が登録された。 田中はこれが今季のDL2戦目。7月上旬の日本 […]
2025.07.14
男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー
7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。 カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走 […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会