2023.11.01
11月11日に福岡市の大濠公園を舞台に行われる「The Fst in Fukuoka」の招待選手が10月26日に発表された。
「The Fst in Fukuoka」は東京五輪マラソン6位の大迫傑(Nike)が大会会長を務め、大迫自身が代表取締役を務める「株式会社I」によるプロジェクト。5kmロードなど、これまで国内ではあまり実施されてこなかった距離での公認レースとして、2022年に第1回大会が行われた。
前回大会では5kmで男子の遠藤日向(住友電工)、女子の田中希実(現・New Balance)が日本記録を更新。今回からは「Road Mile(1マイル)」も日本陸連の公認種目となり、再びの日本記録更新にも期待が高まる。
男子1マイルには7月のアジア選手権1500mで銀メダルを獲得した高橋佑輔(北大)、日本選手権4位の才記壮人(富士山の銘水)のほか、東京五輪1500m7位のスチュワート・マクスウィン(豪州)も参戦。女子には23年世界ロード選手権代表のサラ・ビリングス(豪州)がエントリーされた。
5kmは男子マラソンの元日本記録保持者の設楽悠太(西鉄)や10マイルの世界最高記録(44分04秒)を持つベナード・コエチ(九電工)らが招待選手として出場する。
すでに公認レースの大会エントリーは締め切られているが、ファミリーランは11月5日まで先着順で受け付けている。
また、大会を盛り上げるためのクラウドファンディングも実施しており、リターンとして大迫傑とともにランニングができるプランやオリジナルッズがもらえるコースなどが設定されている。
The Fst in Fukuoka招待選手
男子1マイル スチュワート・マクスウィン(豪州) 高橋佑輔(北大) 才記壮人(富士山の銘水) 林亮佑(北大) 男子5km 設楽悠太(西鉄) ベナード・コエチ(九電工) エドウィン・キサルサク(富士山の銘水) ネルソン・マンデラ(桜美林大学) 女子1マイル サラ・ビリングス(豪州) 前⽥穂乃香(福岡大) 徳留舞(福岡大) 坂元葵衣(福岡大) 女子5km テレシア・ムッソーニ(ダイソー) エヴァ・チェロノ(TOTO) ムワンギ・レベッカ(ダイソー) オマレ・ドルフィン ニャボケ(ユー・エス・イー)
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.05.19
インターハイ都府県大会 明日は鹿児島 週末は各地で一挙開催 愛知、大阪、福岡はハイレベルな戦いの予感
広島インターハイ(7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島=広島広域公園陸上競技場)を目指し、各地で都府県大会が行われている。 ここまで関東8都県と岐阜が終了し、今週以降はさらに大会が集中する。この1週間の […]
2025.05.19
【男子110mH】木村立樹(桜浜中2) 14秒29=中2歴代5位
5月17日に三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢・陸上競技場で行われた第2回南勢記録会の中学男子110mハードルで、中学2年生の木村立樹(桜浜中)が中2歴代5位となる14秒29(+1.8)をマークした。 木村は昨年9 […]
2025.05.19
【選手名鑑】大坂谷 明里
大坂谷 明里 OSAKAYA AKARI SNS: 愛媛競技力本部 2002年4月10日 小野中(兵庫)→社高(兵庫)→園田学園女大 棒高跳:4.20(25年) ■代表歴 アジア選手権(25クミ) 【年次ベスト】 棒高跳 […]
2025.05.19
ユニクロ・大島健太コーチが5月末で退任 プリンセス駅伝1位通過にも貢献
5月19日、ユニクロは大島健太コーチが5月末をもって退任、退職することを発表した。 大島氏は45歳。現役時代は高知国体5000mで優勝したほか、04年には世界クロスカントリー選手権に日本代表として出場。マラソン、駅伝でも […]
2025.05.19
【選手名鑑】竹内 真弥
竹内 真弥 TAKEUCHI MAYA SNS: ミズノ 1998年10月9日 長瀬中(大阪)→摂津高(大阪)→日女体大 走幅跳:6.49(24年) ■代表歴 アジア選手権(25クミ) 【年次ベスト】 走幅跳 12年(中 […]
Latest Issue
最新号

2025年6月号 (5月14日発売)
Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定
Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析