2023.11.01
中国で開催された杭州アジアパラの陸上競技は10月23日から28日までの日程で行われ、日本は金メダル9個、銀メダル12個、銅メダル13個の計34個のメダルを獲得した。
T64クラス(片側下腿義足)の男子スプリント種目では大島健吾(名古屋学大AC)と井谷俊介(SMBC日興証券)が競り合い、大会初日の200mでは井谷が22秒99(-0.2)のアジア新記録で優勝、大島が23秒61(-0.2)の2位と続いた。さらに4日目の100mでは大島が11秒27(-0.3)で1位となり、アジア記録を更新。井谷が11秒49で銀メダルと2人が2種目で金銀のメダルを分け合った。
また、女子砲丸投(F20クラス/知的障害)でも堀玲那(岡山陸協)が11m93のアジア新で金メダルを獲得。T52男子100mの伊藤竜也(新日本工業)、T63男子走幅跳の近藤元(摂南大)、T20女子走幅跳の酒井園実(ISFnet)がそれぞれて大会新で優勝している。
このほかT20の1500mは男女ともに日本勢の優勝となり、男子は大川内健太(伊万里特別支援学校)、女子は山本萌恵子(愛知陸協)がトップ。パラリンピックに3大会出場の髙桑早生(NTT東日本)もT63/64クラス女子100mで14秒11(-0.5)をマークして1位となった。
パラ陸上については、来年5月に兵庫県神戸市で世界選手権が開催。8月から9月にかけてはパリパラリンピックも開催されるなど、重要な競技会が続く。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.17
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.18
国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]
2025.11.18
中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]
2025.11.17
クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒
一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]
2025.11.17
長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す
日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025