HOME ニュース、大学

2020.09.13

【4×400mR 】日大が20年ぶりV 早大との死闘を制す/日本IC
【4×400mR 】日大が20年ぶりV 早大との死闘を制す/日本IC


日本インカレ(新潟)3日目、全日程の最後を飾る男子4×400mリレーは、壮絶な競り合いの末、3分04秒32をマークした日大が早大を0.02秒抑えて20年ぶりの優勝。2位の早大も学生歴代2位の好タイムで、どちらも大会新記録だった。

レース途中から激闘を演出するかのような強い雨が降り出す。日大は3走に400m覇者の井上大地を配置。後続を突き放して直前に400mハードルを制していた山本竜大にバトンをつないだ。だが、早大のアンカー・伊東利来也が「迷いはなかった」と得意の前半で一気に差を詰めるとバックストレートで日大・山本をかわす。

広告の下にコンテンツが続きます

「結構速いスピードで抜かれたので必死でした」と山本。早大が逃げ切るかに思われたが、山本が伊東に並びかけると、身体を投げ出したところがフィニッシュライン。わずかの差で日大が制し、男子総合優勝に華を添えた。

「つないできた3人のためにも最後まであきらめない」という思いで走ったという山本。一方の伊東は「優勝を目指していたので悔しいですが、チーム早稲田として層の厚いいいチームでした」と胸を張った。

 0.02秒差、雨中の激闘は89回の伝統を誇る日本インカレのフィナーレにふさわしい、歴史に残る名勝負だった。

■男子4×400mリレー
日 大(鵜池・荘司・井上・山本)3.04.32=大会新
早 大(小久保・小竹・山内・伊東)3.04.34=大会新
東洋大(鈴木・川上・伊東・吉津)3.05.84
中 大(森・山口・船越・藤堂)3.07.20
法 大(澤田・村石・児玉・松本)3.08.59
立命大(細野・篠原・野瀬・福字)3.10.11
福岡大(岩城・福嶋・早田・筒江)3.14.07
東海大(井本・梅谷・園田・北谷)失格

広告の下にコンテンツが続きます
日本インカレ(新潟)3日目、全日程の最後を飾る男子4×400mリレーは、壮絶な競り合いの末、3分04秒32をマークした日大が早大を0.02秒抑えて20年ぶりの優勝。2位の早大も学生歴代2位の好タイムで、どちらも大会新記録だった。 レース途中から激闘を演出するかのような強い雨が降り出す。日大は3走に400m覇者の井上大地を配置。後続を突き放して直前に400mハードルを制していた山本竜大にバトンをつないだ。だが、早大のアンカー・伊東利来也が「迷いはなかった」と得意の前半で一気に差を詰めるとバックストレートで日大・山本をかわす。 「結構速いスピードで抜かれたので必死でした」と山本。早大が逃げ切るかに思われたが、山本が伊東に並びかけると、身体を投げ出したところがフィニッシュライン。わずかの差で日大が制し、男子総合優勝に華を添えた。 「つないできた3人のためにも最後まであきらめない」という思いで走ったという山本。一方の伊東は「優勝を目指していたので悔しいですが、チーム早稲田として層の厚いいいチームでした」と胸を張った。  0.02秒差、雨中の激闘は89回の伝統を誇る日本インカレのフィナーレにふさわしい、歴史に残る名勝負だった。 ■男子4×400mリレー 日 大(鵜池・荘司・井上・山本)3.04.32=大会新 早 大(小久保・小竹・山内・伊東)3.04.34=大会新 東洋大(鈴木・川上・伊東・吉津)3.05.84 中 大(森・山口・船越・藤堂)3.07.20 法 大(澤田・村石・児玉・松本)3.08.59 立命大(細野・篠原・野瀬・福字)3.10.11 福岡大(岩城・福嶋・早田・筒江)3.14.07 東海大(井本・梅谷・園田・北谷)失格

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

編集部コラム「私のインターハイ地区大会」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンドリレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃 […]

NEWS NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

2025.06.15

NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]

NEWS 小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

2025.06.15

小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]

NEWS 久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

2025.06.15

久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)4日目 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛3大阪)が昨年自らがマークした大会記録を0.7 […]

NEWS 青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

2025.06.15

青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NDG)の1日目が6月14日に行われ、雨のなか、各組で好レースが繰り広げられた。 男子10000mでは2組で1着(28分53 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top