◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)
中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の5日目の午前セッションが行われ、女子800mに出場した塩見綾乃(岩谷産業)が3組で2分06秒37の3着となり、プラスで拾われる1番目で決勝進出を決めた。これで前回の18年ジャカルタ大会(5位)に続きファイナルとなる。
塩見は62秒で通過すると、ラストの直線で中国とスリランカに後れを取ったものの3着。「1、2組の結果を見て2分6秒台であればプラスで拾われるかなと思っていました。自分で61、62秒くらいの想定はしていた」と冷静に走った。「決勝はレベルが上がって2分前後の争いになると思う。自分の力がどれだけ通用するか確かめたい」と決勝に向けて意気込んでいる。
男子十種競技は110mハードル、円盤投、棒高跳が行われた。アジア選手権王者でブダペスト世界選手権代表の丸山優真(住友電工)は、110mハードルを14秒08(+0.8)のシーズンベスト、棒高跳で4m70のシーズンタイとまずまず。8種目を終えて3位に浮上した。田上は5位につけている。
午後セッションでは女子5000m決勝に廣中璃梨佳(日本郵政グループ)と山本有真(積水化学)が出場。女子400mハードルに山本亜美(立命大)、男子400mハードルに黒川和樹(法大)と児玉悠作(ノジマ)がそれぞれ決勝に挑む。女子やり投にはアジア選手権チャンピオンの斉藤真理菜(スズキ)とオレゴン世界選手権ファイナリストの武本紗栄(Team SPP)が登場。十種競技はやり投と1500mで順位が決する。フィナーレは男子4×100mリレーで、日本は連覇を目指す。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.15
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
棒高跳・デュプランティスが6m28! 12度目の世界記録更新!「6m30もそう遠くはない」 女子100mはアルフレッドがV/DLストックホルム
6月15日、ダイヤモンドリーグ(DL)第7戦のバウハウス・ガランがスウェーデン・ストックホルムで開催され、男子棒高跳でA.デュプランティス(スウェーデン)が6m28の世界新で優勝した。従来の世界記録はデュプランティス自身 […]
2025.06.16
800m昨年全国8位の菊池晴太が1分50秒03の大会新V「収穫と悔しさがある」400mH長谷川桜介が51秒19、三段跳の菅野穂乃は大会新/IH東北
◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の3日目が行われ、男子800mは菊池晴太(盛岡第四3岩手)が1分50秒03の大会新で […]
2025.06.16
200mはバログン・ハル23秒77の高2歴代5位で400mとの2冠 東島権治21秒06 やり投は松本65m05、走高跳は清水2連覇/IH南関東
◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場) 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の3日目が行われ、女子200mでバログン・ハル(市川2千葉)が従 […]
2025.06.16
走幅跳IH2位の成澤柚日が自己新6m11で3連覇!柴田弥聖が2年連続ロングスプリント2冠/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、女子走幅跳で成澤柚日(共愛学園3群馬)が自己新の6m11(+1. […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会