日本陸連は19日、アジア大会(中国・杭州)の陸上競技選手団の結団式で開催した。
アジア大会には男子36人、女子23人の59人が代表として選ばれ、今年のアジア選手権や世界選手権で活躍した選手なども多くエントリーされている。
結団式では団長も務める尾縣貢日本陸連会長が、「常に向上、進歩していくアジアで行われるアジア大会は、チャレンジにふさわしい舞台であり、パリ五輪の試金石にもなります」と挨拶。「大きな夢を果たして、次の競技人生につなげてほしい」と激励した。
また、監督を務める日本陸連強化委員会の山崎一彦委員長は「アジア大会は他の競技も行われる総合大会であり、陸上競技が他の日本選手団を引っ張っていくことを目指していきたい」と話し、選手たちには「パリ五輪の標準記録、ワールドランキングの10位、自己達成率の99%を目標に取り組んでもらいたい」と期待を込めた。
世界選手権に続き、男子の主将に選ばれた佐藤拳太郎(富士通)が選手を代表して「今大会で結果を残すことはもちろんのこと、来年のパリ五輪に向けて高いレベルの試合で、これまでの取り組みの実践ができる機会は多くはないので、先を見据えた試合にしたいと思います」と意気込みを語った。
なお、女子主将は長距離の廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が選ばれている。
アジア大会の陸上競技は9月29日~10月5日の日程で行われる。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.18
-
2025.07.17
-
2025.07.17
-
2025.07.13
-
2025.07.05
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.18
富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!
日本陸連は7月18日、日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアル2025のエントリーリストを発表した。 男子100mには日本選手権で優勝した桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、関口裕太(早大)、小池祐貴(住友電工)、多 […]
2025.07.18
【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.07.18
100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ
学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日まで、ドイツのライン・ルールで行われる。若き日本代表の注目選手を紹介する。 男子100mには栁田大輝(東洋大)が出場する。自己記録は […]
2025.07.18
チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性
世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は7月17日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のルース・チェプンゲティチ(ケニア)に暫定的資格停止処分を科したことを発表した。 […]
Latest Issue
最新号

2025年8月号 (7月14日発売)
詳報!日本選手権
IH地区大会