HOME 国内、日本代表

2023.09.19

アジア大会に向けて桐生祥秀が意気込み「100mはメダルに食い込みたい。リレーは今回も金メダル」
アジア大会に向けて桐生祥秀が意気込み「100mはメダルに食い込みたい。リレーは今回も金メダル」

桐生祥秀(日本生命)

杭州アジア大会(陸上:9月29日~10月5日)の結団式が9月19日に行われ、男子短距離の桐生祥秀(日本生命)が結団式後に取材に応じた。

アジア大会では100mと4×100mリレーに出場する予定の桐生。100mでは「メダルに食い込みたいし、ラウンドを重ねることが一番大事」と語り、リレーについては「前回も金メダルだったので、今回も金メダルを目指したいです」と意気込みを口にした。

5月のセイコーゴールデングランプリで左脚を肉離れ。1ヵ月余り経って再び同じところを痛めた。8月から全力で走れるようになり、9月12日の東海大種目別競技会に出場。4ヵ月ぶりの実戦は10秒45(+0.2)だった。

広告の下にコンテンツが続きます

「練習の一環で出たので、良い練習ができたかなと思います」と桐生。次は9月23日の全日本実業団対抗選手権に出場して、杭州に乗り込む。

全日本実業団では「先週(東海大種目別競技会)より速く走りたい」と語ったが、1週間後にはアジア大会が行われる。あくまでもアジア大会に照準を絞っていくため、「全日本実業団は優勝が目標ではないです。(全日本実業団の)予選を走ってみて、そのあとどうするか当日決めたいです」と話していた。

アジア大会では、100mやリレーの代表に同い年の小池祐貴(住友電工)も選ばれている。「リレーではどの走順でも互いに安定感がある。100mで2人とも良い結果を出してリレーに臨みたい」と力を込めた。

杭州アジア大会(陸上:9月29日~10月5日)の結団式が9月19日に行われ、男子短距離の桐生祥秀(日本生命)が結団式後に取材に応じた。 アジア大会では100mと4×100mリレーに出場する予定の桐生。100mでは「メダルに食い込みたいし、ラウンドを重ねることが一番大事」と語り、リレーについては「前回も金メダルだったので、今回も金メダルを目指したいです」と意気込みを口にした。 5月のセイコーゴールデングランプリで左脚を肉離れ。1ヵ月余り経って再び同じところを痛めた。8月から全力で走れるようになり、9月12日の東海大種目別競技会に出場。4ヵ月ぶりの実戦は10秒45(+0.2)だった。 「練習の一環で出たので、良い練習ができたかなと思います」と桐生。次は9月23日の全日本実業団対抗選手権に出場して、杭州に乗り込む。 全日本実業団では「先週(東海大種目別競技会)より速く走りたい」と語ったが、1週間後にはアジア大会が行われる。あくまでもアジア大会に照準を絞っていくため、「全日本実業団は優勝が目標ではないです。(全日本実業団の)予選を走ってみて、そのあとどうするか当日決めたいです」と話していた。 アジア大会では、100mやリレーの代表に同い年の小池祐貴(住友電工)も選ばれている。「リレーではどの走順でも互いに安定感がある。100mで2人とも良い結果を出してリレーに臨みたい」と力を込めた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top