ブダペスト世界選手権(8月19日~27日)の日本代表第一陣が8月12日、東京・羽田空港から現地に向けて出発した。
第一陣は坂井隆一郎(大阪ガス)、三浦龍司(順大)、中島佑気ジョセフ(東洋大)、高山峻野(ゼンリン)、真野友博(九電工)、後藤夢(ユニクロ)、五島莉乃(資生堂)ら。同日深夜に日本を出発し、フィンランド・ヘルシンキ経由でブダペスト入りする。
男子3000m障害に出場する三浦は出発前に取材に応じ、「緊張はしていません。疲れが出ないように調整していきたいです」と淡々とした様子で話した。
6月上旬のダイヤモンドリーグパリ大会で自身の持つ日本記録を2年ぶりに更新する8分09秒91をマーク。7月12日のホクレンディスタンスチャレンジ5000m(13分31秒31)に出た後、 8月7日まで2週間程度、長野・湯の丸高原で合宿を実施を行った。「平地に戻ってきて動きにもあるなと思います。現地でも走りに良い影響があれば」。
合宿後、8月11日には順大競技会3000m障害に出て、2000mまで走り、5分29秒でまとめたという。「悪くはなかったです。身体的にはもうちょっとかなと思うけど、1本刺激を入れて、動きが整ってくれば良いなと思います」。
東京五輪では7位入賞を果たしたものの、昨年のオレゴン世界選手権は予選敗退。「悔しい思いをしたので、今回は確実に決勝に残りたいですし、しっかりと上位入賞、表彰台を目指していきたい」と力を込めた。
三浦にとってブダペストへ行くのは初めて。「競技で思い詰めると、逆に良くないので、ある程度リラックスしてしっかり臨みたいです」と話した。
男子3000m予選は8月19日(日本時間夕方)、決勝は22日夜(日本時間23日早朝)に行われる。
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