2023.08.12
栄枯盛衰の激しい大学駅伝界において、東洋大は長きにわたって安定した成績を収めてきた。ただ、〝安定〟だけでは満足はない。再び駅伝で輝くために、東洋大の選手たちはトレーニングのみならず、日々のコンディショニングにも徹底して気を配っている。その一環として活用しているのが『オレは摂取す』をはじめとするダイトー水産のゼリー飲料だ。
〝その1秒〟は日常からけずりだす
学生駅伝の強豪・東洋大は、今年の正月の駅伝で18年連続となるシード権を死守した。これは現在継続中のチームでは最長となる。各校の実力が伯仲している昨今の学生駅伝界において、長きにわたって東洋大は高いレベルで安定した結果を残してきた、ということだ。だが、かつては優勝争いの常連だっただけに、10位という成績には満足していない。
「チームスローガンになっている『その1秒をけずりだせ』とは、本来は生活の部分からなんですよね。大会の時だけがんばるのではなく、普段の生活、取り組みから〝1秒〟をけずりだす努力をしなければなりません。そういうところを徹底できれば、もう一度上位戦線に行くチャンスは十分にあると思っています」
そう話す酒井俊幸監督がチームの指揮を執るようになって15年目のシーズンを迎えた。
食育から栄養学、フィジカルチェックなど、走ること以外にもさまざまなアプローチを行い、その地位を確立させたが、今季はいま一度、基本的なことを見直し、徹底して、再び頂点をうかがう。
「徹底を継続することが本当の強さにつながっていく。それは今だけじゃなく、卒業してからも生きてくること」と酒井監督。

「徹底を継続していくことが本当の強さにつながっていく」と酒井俊幸監督は話す
その指導は未来にもつながっている。徹底を継続するために大事なのが〝リカバリー〟だ。東洋大ではダイトー水産のゼリー飲料『オレは摂取す』を部員全員が愛飲し、リカバリーに役立てている。『オレは摂取す』は原料に刺身用天然マグロの皮だけを使用したコラーゲンペプチド「TC30000」を配合。そのTC30000 を含めアミノ酸の含有量は8353.8mgと業界トップクラスを誇る。

クーラーボックスで冷やされた『オレは摂取す』をポイント練習後の30分以内に摂ることが東洋大の選手たちのルーティンになっている
「頂点を目指すために、練習のレベルは間違いなく上がる。『オレは摂取す』はアミノ酸だけでなく、鉄分やビタミンB1もたくさん入っており、リカバリーの質を上げることで、強度の高い練習を積み重ねることができる」
主将の佐藤真優(4年)がこう話すように、ハードな練習をこなすために『オレは摂取す』は欠かせないものになっている。
今季、主務として大会のエントリー業務等をこなす一方で、選手としても頭角を現し始めたのが十文字優一(4年)だ。
「1年の頃は貧血がありましたが、だいぶ改善されてきました。東洋大ではさまざまなデータを取っていますが、自分の良い状態を客観的に把握し、『オレは摂取す』などを活用してコンディショニングを行っています」と、〝二刀流〟でチームの力になっている。

主務兼任の選手として多忙な日々を過ごしている十文字優一も『オレは摂取す』を積極的に活用。自身だけでなく、チーム全体のコンディショニングに気を配っている
安定して高いパフォーマンスを発揮している梅崎蓮(3年)は、高校時代は貧血に苦しみ、大学に入学したばかりの頃にはケガもあったが、今は大きなケガもなく、練習を継続できている。
「安定だけが取り柄になるのではなく、大きく力を出せるようにしていきたい。今後もケガをせず、去年よりも練習の質を上げていって、しっかり他校のエースと戦えるようになりたい」と、さらなるレベルアップを誓う。

エースの松山和希(右)をはじめ部員全員がポイント練習の直後に『オレは摂取す』を飲んでリカバリーを心がけていた
良質の睡眠で朝から高強度の練習をこなす
東洋大陸上競技部の朝は早い。合宿所のある埼玉・川越市から東京・文京区の白山キャンパスに通う学生も多く、「朝練習が6時半に終わらないと1限の授業(午前9時開始)に間に合わない」(酒井監督)と言い、早朝5時から練習が始まる。
朝練習と言えども、特に夏場は涼しい朝の時間帯に距離走などの練習に取り組むこともあり、酒井監督いわく「朝練習が東洋大の生命線」だ。そのためにも睡眠の質にもこだわる。そこで活用しているのがダイトー水産のリカバリー究極系睡眠サポートゼリー飲料『オレは熟睡す』だ。

東洋大は『オレは摂取す』(右上)、『オレは熟睡す』(右下)のほか、今年5月に発売されたばかりの携帯補給ジェルタイプ『オレは摂取す エネルギー』と『オレは摂取す リカバリー』をうまく活用していく
「以前は、夜に眠れない時もあれば、途中で目が覚めてしまうこともありました。寝る前に『オレは熟睡す』を摂るようになってからは、夜中に起きることなく眠れています。睡眠が浅いと翌朝への影響も大きいのですが、翌朝も調子良いですし、朝練の動きも良い感じだと思います」とエースの松山和希(4年)。しっかり睡眠をとることが朝から強度の高い練習をこなす秘訣だ。
1年目から活躍を見せているルーキーの田中純は、高校時代から『オレは摂取す』を愛用しており、就寝前には『オレは熟睡す』と合わせて飲んでいる。
「寝ている時にも低血糖になっていることがあり、そうすると、翌朝に疲労感が残っている。それを抑えるために活用しています。朝起きた時にすっきり感があります」
大学の練習にも生活にも慣れ、秋以降はいっそう活躍を期待できそうだ。
今季の前半戦は、ロードでは梅崎が関東インカレのハーフマラソンで3位となり、2年連続で表彰台に上がるなど抜群の強さを見せた。関東インカレでは、今季好調の奥山輝(4年)が1500mで3位、1年生の田中が5位とダブル入賞。10000mでは小林亮太(3年)が8位と力を発揮した。
さらに、6月下旬の男鹿駅伝では、伸び盛りの岸本遼太郎(2年)が最終区で好走(区間新・区間2位)し、1月の都道府県対抗駅伝以降、長きにわたって戦列を離れていた松山も復帰を果たした。「前半戦、なかなか出番がなかった〝復調組〟がしっかり夏を乗り越えて、前半戦調子の良かった選手たちと融合してくれば、駅伝ではしっかり攻めのオーダーが組めると思います」と酒井監督は言い、再び各駅伝で存在感を放つつもりだ。その見通しは立ちつつある。

再び各駅伝で存在感を放つため、東洋大はコンディショニングの細部までこだわっている
文/福本ケイヤ、撮影/船越陽一郎
※この記事は『月刊陸上競技』2023年9月号に掲載しています
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学生駅伝の強豪・東洋大は、今年の正月の駅伝で18年連続となるシード権を死守した。これは現在継続中のチームでは最長となる。各校の実力が伯仲している昨今の学生駅伝界において、長きにわたって東洋大は高いレベルで安定した結果を残してきた、ということだ。だが、かつては優勝争いの常連だっただけに、10位という成績には満足していない。 「チームスローガンになっている『その1秒をけずりだせ』とは、本来は生活の部分からなんですよね。大会の時だけがんばるのではなく、普段の生活、取り組みから〝1秒〟をけずりだす努力をしなければなりません。そういうところを徹底できれば、もう一度上位戦線に行くチャンスは十分にあると思っています」 そう話す酒井俊幸監督がチームの指揮を執るようになって15年目のシーズンを迎えた。 食育から栄養学、フィジカルチェックなど、走ること以外にもさまざまなアプローチを行い、その地位を確立させたが、今季はいま一度、基本的なことを見直し、徹底して、再び頂点をうかがう。 「徹底を継続することが本当の強さにつながっていく。それは今だけじゃなく、卒業してからも生きてくること」と酒井監督。 [caption id="attachment_109394" align="alignnone" width="800"]



良質の睡眠で朝から高強度の練習をこなす
東洋大陸上競技部の朝は早い。合宿所のある埼玉・川越市から東京・文京区の白山キャンパスに通う学生も多く、「朝練習が6時半に終わらないと1限の授業(午前9時開始)に間に合わない」(酒井監督)と言い、早朝5時から練習が始まる。 朝練習と言えども、特に夏場は涼しい朝の時間帯に距離走などの練習に取り組むこともあり、酒井監督いわく「朝練習が東洋大の生命線」だ。そのためにも睡眠の質にもこだわる。そこで活用しているのがダイトー水産のリカバリー究極系睡眠サポートゼリー飲料『オレは熟睡す』だ。 [caption id="attachment_109399" align="alignnone" width="800"]

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