2023.07.23
7月23日、京都の明治国際医療大学の来場型オープンキャンパスの開催に合わせて、高校生および大学生を対象としたやり投クリニックが開催された。
クリニックでは04年アテネ、08年北京と2度五輪に出場、09年のベルリン世界選手権で銅メダルを獲得している村上幸史さんと、テグ、ロンドン世界選手権代表の宮下梨沙さんらが特別講師として指導。参加者は、世界の技術、トレーニングを体感した。
同校の競技場および投てき場で行われたクリニックには近畿および北陸地区の高校などから男女約20人が参加。気温が30度を超える暑さのなか、男女別に約2時間半みっちり汗を流した。
クリニックでは、ミニハードルなどをつかった助走およびクロスのドリルや、やり投の基本となる助走からクロスのリズムとタイミングをつかむための技術指導が行われ、参加者はコーチの言葉に熱心に耳を傾けていた。
参加した三浦陽菜さん(京都西山高)は、「曲に合わせてタイミングを取るなど、クロスの際のリズムの大切さを分かりやすく学べました。学校に持ち帰り、普段のクロスの練習などに役立てたい」と笑顔で感想を話した。
他にも「クロスのリズムとタイミングがどれだけ大切か分かった」、「助走、クロスの際のリズムの大切さ、強弱(メリハリ)をしっかりつけるポイントを学べた」、「暑かったけど、楽しい雰囲気のなか、これまでにない学びがたくさんあった」などの声が聞かれた。
今回のクリニックは講師の2人が所属し、長崎・口加高で数多くのトップアスリートを育成してきた林田義博氏が代表を務める(株)Y-TRAINING KYOTOの協力で実施。同社と明治国際医療大学では、今後も高校生向けのイベントを企画、展開していく予定としている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.09
やり投・新井涼平が母校で引退試合「競技者としても人間としても成長」
-
2025.11.09
-
2025.11.08
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.09
女子七種競技・本多七が5414点! 自己記録80点更新し、U20歴代&高校歴代2位/エブリバディ・デカスロン
11月8日、9日の両日、愛知県の美浜町運動公園陸上競技場で第30回エブリバディ・デカスロン in 愛知が開催され、女子七種競技で本多七(園田学園高3兵庫)が5414点の高校歴代2位となる好記録で優勝を飾った。 昨年のイン […]
2025.11.09
ニューイヤー駅伝出場チームが決定! 3チームが記念大会枠獲得で40チーム 旭化成は40年連続の節目 MABPが初全国
来年元日の第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝、群馬県庁発着)の出場チームが、11月9日の中部・北陸、関西、中国地区予選の終了をもって出そろった。 ニューイヤー駅伝の出場枠は例年37チームだが、今回は70回の記 […]
2025.11.09
やり投・新井涼平が母校で引退試合「競技者としても人間としても成長」
男子やり投で今季限りでの引退を表明している新井涼平(スズキ)が11月8日、母校・国士舘大の記録会に出場して競技生活に別れを告げた。 1991年6月23日生まれの34歳。埼玉県長瀞町出身で、小学校時代はソフトボール部、中学 […]
2025.11.09
中国電力が2年ぶり22回目のV 6区・池田勘汰で逆転/中国実業団対抗駅伝
◇第64回中国実業団対抗駅伝(11月9日/広島・せら文化センター発着、7区間80.8km) 第64回中国実業団対抗駅伝が行われ、中国電力が3時間58分08秒の大会新記録で2年ぶり22回目の優勝を果たした。 中国電力は1区 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望