2023.07.23
23日、英国・ロンドンでダイヤモンドリーグ(DL)の第10戦ロンドン大会が行われ、男子110mハードルの泉谷駿介(住友電工)は13秒06(+1.3)で2位に入った。
泉谷はスタートから飛び出し、1台目をトップで先手を奪ったが、中盤でオレゴン世界選手権金メダルのG.ホロウェイ(米国)に逆転を許す展開に。それでも、8台目以降に盛り返してホロウェイとの差を詰める勢いでフィニッシュ。13秒01のホロウェイにはわずかに届かなかったが、13秒04の日本記録に迫るタイムをマークした。
同レースにはホロウェイのほか、東京五輪金メダリストのH.パーチメント(ジャマイカ)、13秒00のベストを持つF.クリッテンデン(米国)など世界の強豪が出場。来月のブダペスト世界選手権の前哨戦ともなる戦いで2位を占めたことで、自身2度目の出場となる世界選手権に向けて大きなアピールとなった。
また、泉谷はこの結果により来年のパリ五輪の参加標準記録も突破した。
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