ホクレン・ディスタンスチャレンジ2023千歳大会が15日に行われ、女子1500mでは8月のワールドユニバーシティーゲームズ代表の樫原沙紀(筑波大)が4分15秒37で優勝した。また、ドルーリー朱瑛里(津山高・岡山)が4分19秒46で4位に入った。
朝から降り続く雨は、午後になっても弱まらず、フィールド上では強い風も吹く悪コンディション。その中で積極的なレースを見せたのが高校1年のドルーリーだった。
高校に入学して以降、岡山県内の大会に出場を続けていたドルーリーにとって、これが日本トップクラスの選手と初対戦。「速い選手と走る機会がなかなかないことなので、すごく楽しみにしていました」とレースを心待ちにしていたと明かす。
「タイムを狙いつつ、勝ちにもこだわる」とスタート直後からペースメーカーの後ろに位置どり、400m65秒で通過するとその後も上位でレースを進めた。
800m手前で3番手にポジションを下げたが、1200m付近でスパート。ラスト250m付近でトップの樫原を抜いて一時は先頭に。最後は樫原や逸見亜優(豊田自動織機)、康本花梨(ユニクロ)にかわされて4位でフィニッシュ。それでも悪条件のなか、自己記録4分16秒76に近いタイムをマークした。
レース後は「最初の入りが速くなったことで、最後の200mぐらいで足がちょっと止まってしまったのが課題です」と冷静に自身の走りを分析。「この天気の中でしっかりと悪くないタイムで走れたので良かったです」と評価した。
8月2日から6日に北海道札幌市で行われる全国高校総体(インターハイ)には800m、1500mの2種目に出場資格を手にしている。「インターハイでもいい結果を残せるように頑張って練習して、本番を迎えたいです」と決意を新たにした。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.05.03
【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日)
-
2024.05.03
2024.04.26
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
-
2024.04.29
-
2024.04.29
-
2024.04.27
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
-
2024.04.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.03
ハンマー投・福田翔大が73m00!!室伏親子、土井に続く日本人4人目の到達「かなり良いスタート」/静岡国際
◇静岡国際陸上(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が5月3日に行われ、男子ハンマー投は福田翔大(住友電工)が73m00の自己新で優勝した。この記録は日本歴代4位で、日本歴代 […]
2024.05.03
【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日)
【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) グランプリ <男子> 200m 鵜澤飛羽(筑波大) 20秒26(-0.4) 400m 小渕瑞樹(登利平AC) 4 […]
2024.05.03
走高跳・好調の髙橋渚が自己新の1m88!パリ五輪出場目指し「チャレンジャーとして楽しみ」/静岡国際
◇静岡国際陸上(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が5月3日に行われ、女子走高跳は髙橋渚(センコー)が優勝した。日本歴代8位の自己記録(1m87)を1cm更新する1m88に […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!