HOME 国内、高校

2023.07.15

女子1500mユニバ代表・樫原沙紀が1位 ドルーリー朱瑛里は4位「インターハイでもいい結果を」/ホクレンDC千歳
女子1500mユニバ代表・樫原沙紀が1位 ドルーリー朱瑛里は4位「インターハイでもいい結果を」/ホクレンDC千歳

ホクレンDC女子1500mで高校1年生ながら4位と健闘したドルーリー朱瑛里(右)。左は1位の樫原沙紀

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2023千歳大会が15日に行われ、女子1500mでは8月のワールドユニバーシティーゲームズ代表の樫原沙紀(筑波大)が4分15秒37で優勝した。また、ドルーリー朱瑛里(津山高・岡山)が4分19秒46で4位に入った。

朝から降り続く雨は、午後になっても弱まらず、フィールド上では強い風も吹く悪コンディション。その中で積極的なレースを見せたのが高校1年のドルーリーだった。

高校に入学して以降、岡山県内の大会に出場を続けていたドルーリーにとって、これが日本トップクラスの選手と初対戦。「速い選手と走る機会がなかなかないことなので、すごく楽しみにしていました」とレースを心待ちにしていたと明かす。

広告の下にコンテンツが続きます

「タイムを狙いつつ、勝ちにもこだわる」とスタート直後からペースメーカーの後ろに位置どり、400m65秒で通過するとその後も上位でレースを進めた。

800m手前で3番手にポジションを下げたが、1200m付近でスパート。ラスト250m付近でトップの樫原を抜いて一時は先頭に。最後は樫原や逸見亜優(豊田自動織機)、康本花梨(ユニクロ)にかわされて4位でフィニッシュ。それでも悪条件のなか、自己記録4分16秒76に近いタイムをマークした。

レース後は「最初の入りが速くなったことで、最後の200mぐらいで足がちょっと止まってしまったのが課題です」と冷静に自身の走りを分析。「この天気の中でしっかりと悪くないタイムで走れたので良かったです」と評価した。

8月2日から6日に北海道札幌市で行われる全国高校総体(インターハイ)には800m、1500mの2種目に出場資格を手にしている。「インターハイでもいい結果を残せるように頑張って練習して、本番を迎えたいです」と決意を新たにした。

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2023千歳大会が15日に行われ、女子1500mでは8月のワールドユニバーシティーゲームズ代表の樫原沙紀(筑波大)が4分15秒37で優勝した。また、ドルーリー朱瑛里(津山高・岡山)が4分19秒46で4位に入った。 朝から降り続く雨は、午後になっても弱まらず、フィールド上では強い風も吹く悪コンディション。その中で積極的なレースを見せたのが高校1年のドルーリーだった。 高校に入学して以降、岡山県内の大会に出場を続けていたドルーリーにとって、これが日本トップクラスの選手と初対戦。「速い選手と走る機会がなかなかないことなので、すごく楽しみにしていました」とレースを心待ちにしていたと明かす。 「タイムを狙いつつ、勝ちにもこだわる」とスタート直後からペースメーカーの後ろに位置どり、400m65秒で通過するとその後も上位でレースを進めた。 800m手前で3番手にポジションを下げたが、1200m付近でスパート。ラスト250m付近でトップの樫原を抜いて一時は先頭に。最後は樫原や逸見亜優(豊田自動織機)、康本花梨(ユニクロ)にかわされて4位でフィニッシュ。それでも悪条件のなか、自己記録4分16秒76に近いタイムをマークした。 レース後は「最初の入りが速くなったことで、最後の200mぐらいで足がちょっと止まってしまったのが課題です」と冷静に自身の走りを分析。「この天気の中でしっかりと悪くないタイムで走れたので良かったです」と評価した。 8月2日から6日に北海道札幌市で行われる全国高校総体(インターハイ)には800m、1500mの2種目に出場資格を手にしている。「インターハイでもいい結果を残せるように頑張って練習して、本番を迎えたいです」と決意を新たにした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.04

千葉男子は常盤松が2年ぶり全国切符 山梨は男子の塩山が32年ぶり 女子は櫛形が20回目の全国へ/中学駅伝

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場権を懸けた県大会が、11月1日から3日にかけ、6県で行われた。 1日に行われた千葉県男子は、常盤松が2年ぶり2回目の全国出場を決めた。1区・池田佳十(3年)が区間4位で滑 […]

NEWS 埼玉栄3年連続男女V 女子は1区福山の区間新含む全員好走で1時間8分28秒 男子は安定したレースで9連覇/埼玉県高校駅伝

2025.11.04

埼玉栄3年連続男女V 女子は1区福山の区間新含む全員好走で1時間8分28秒 男子は安定したレースで9連覇/埼玉県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた埼玉県高校駅伝が11月4日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場周辺コースで行われ、埼玉栄が男女Vを果たした。女子(5区間21.0975km)は1時間8分28秒で3年連続28回目の制覇。男子(7区間 […]

NEWS 東海大相模が中盤で抜け出し4年ぶり制覇 女子は白鵬女が2区で首位浮上し5連覇/神奈川県高校駅伝

2025.11.04

東海大相模が中盤で抜け出し4年ぶり制覇 女子は白鵬女が2区で首位浮上し5連覇/神奈川県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた神奈川県高校駅伝が11月3日、横浜市の日産フィールド小机及び付設ハーフマラソンコースで行われた。男子(7区間42.4km)は、東海大相模が大会新となる2時間4分24秒で4年ぶり3回目、女子(5 […]

NEWS 2025年最も輝いたアスリートは!?選手、ファン、メディアみんなで選ぶ「GetsurikuAwards2025」投票スタート!

2025.11.04

2025年最も輝いたアスリートは!?選手、ファン、メディアみんなで選ぶ「GetsurikuAwards2025」投票スタート!

この度、そのシーズンで最も輝きを放ったアスリートを表彰する 「GetsurikuAwards」 を今年も開催します! コンセプトは「最優秀」や「MVP(最も価値のある)」選手ではなく、その年に『最も輝きを放った選手=Cr […]

NEWS 平田2年連続男女優勝!女子はオール区間賞で2連覇 男子は1区から独走で6連覇/島根県高校駅伝

2025.11.04

平田2年連続男女優勝!女子はオール区間賞で2連覇 男子は1区から独走で6連覇/島根県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた島根県高校駅伝は11月2日、浜山公園陸上競技場で行われ、男女ともに平田が制した。女子(5区間21.0975km)は1時間15分41秒で2年連続16回目の優勝。男子(7区間42.195km)は2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top