◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)4日目
アジア選手権の4日目午後セッションが行われ、女子400mハードルでは宇都宮絵莉(長谷川体育施設)が57秒73で銀メダル、山本亜美(立命大)が57秒80で銅メダルを獲得した。
7レーンに入った宇都宮は序盤から積極的なレースを展開。8台目までは先頭を突っ走り、このまま優勝かと思われた。しかし、残り100mから56秒15の自己記録を持つロビン・ブラウン(フィリピン)が猛追。10台目のハードルをほぼ同時に飛び越えたものの、最後のスプリント勝負で引き離されてしまった。
宇都宮は18年の日本選手権で優勝し、4年前のアジア選手権では5位。21年に56秒50の自己ベストをマークしたものの、日本選手権では20年から4年連続で2位と勝ちきれずにいた。
それでも、これまでの経験を生かして国際大会で自身初のメダルを獲得。「しっかり3位以内取れたのは素直にうれしいです」と話し、「タイムを見れば優勝のチャンスはあったが、今回は合わせるのに精一杯。パリ五輪を考えれば結果を出せて良かった」と前を向いた。
一方、シニアではこれが初の日本代表レースとなった山本は得意の後半で伸びきれず3位。「どこか集中できていなくて、普通に走れば勝ち負けできると思ってしまったのが良くなかったのかもしれません」と反省。ブダペスト世界選手権出場に必要なワールドランキングを上げる絶好のチャンスだっただけに、悔しさを隠しきれなかった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」
2025.12.30
城西大が2冠達成!2区・本間香が区間新、順位下げるも7区で再逆転/富士山女子駅伝
-
2025.12.30
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.30
名城大が4位 主将・米澤「みんなのお陰でやりきれた」連覇狙った立命大は5位/富士山女子駅伝
◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ城西大が2時間22分36秒で初優勝を飾った。城西 […]
2025.12.30
2年ぶりV奪還へトヨタ自動車・鈴木芽吹「レース全体で自分の力を発揮」 2週間前に痛みも/ニューイヤー駅伝
◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) 元日に開催される全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の記者会見が12月30日、スタート・フィニッシュ地点となる群馬県庁で行 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
