日本陸連は18日、7月12日から16日にバンコク(タイ)で行われるアジア選手権の20km競歩代表を発表し、男子は住所大翔(順大院)と村山裕太郎(富士通)、女子は内藤未唯(神奈川大)と梅野倖子(順大)が選出された。
住所は昨年の日本選手権で1時間20分14秒で2位となり、初の日本代表として臨んだオレゴン世界選手権でも8位入賞を果たしている。今年は2月の日本選手権で4位、3月の全日本競歩能美大会は体調不良のため欠場し、ブダペスト世界選手権への出場を逃した。それでも、4月の全日本競歩輪島大会では10kmに出場し、39秒45秒で優勝を飾った。
一方の村山は、全日本競歩能美大会で1時間19分25秒で2位入賞を果たし、初の日本代表入り。住所とは同じ兵庫県出身で、順大の1学年先輩にあたる。
女子の内藤と梅野はともに大学3年生。いずれも選考会の日本選手権、全日本競歩能美大会で上位入賞を果たし、先日の関東インカレ10000m競歩でも内藤が1位、梅野が2位と好成績を残している。
アジア選手権は当初、タイのパタヤで行われる予定だったが、首都バンコクのスパチャラサイ国立競技場に会場が変更となった。その他の種目の代表は6月中旬に発表が予定されている。
アジア選手権20km競歩代表のプロフィールをチェック!
男子20km競歩 住所大翔(じゅうしょ・ひろと) 順大院 2000年1月1日生まれ 兵庫・飾磨工高→順大 初出場 自己記録:1時間20分14秒(22年日本選手権) 村山裕太郎(むらやま・ゆうたろう) 富士通 1998年9月28日生まれ 兵庫・川西緑台高→順大 初出場 自己記録:1時間19分25秒(23年全日本競歩能美大会) 女子20km競歩 内藤未唯(ないとう・みゆ) 神奈川大 2002年12月24日生まれ 栃木・石橋高 初出場 自己記録:1時間33分41秒(22年全日本競歩高畠大会) 梅野倖子(うめの・ゆきこ) 順大 2003年1月8日生まれ 福岡・宗像高 初出場 自己記録:1時間33分38秒(23年全日本競歩能美大会)RECOMMENDED おすすめの記事
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