HOME ニュース、国内

2022.05.07

三浦龍司&田中希実「レースを楽しみたい」北口榛花「64mを目指してやってきた」/セイコーGGP前日会見
三浦龍司&田中希実「レースを楽しみたい」北口榛花「64mを目指してやってきた」/セイコーGGP前日会見


セイコーゴールデングランプリを明日に控えて、トップ選手たちが前日会見に登壇した。

1部には男子3000m障害の三浦龍司(順大)、女子1500mの田中希実(豊田自動織機)、同やり投の北口榛花(JAL)が出席した。

広告の下にコンテンツが続きます

東京五輪7位入賞の三浦は昨年9月の日本インカレ以来の3000m障害。世界選手権を見据えて、「駅伝を挟んでいるのでイチから作り直す」ように取り組んできたといい、「鍛錬期の成果を見つつ、世界選手権につながるレースができれば」と言う。今季は1500mで日本歴代2位となる3分36秒59をマークしているだけに、そのスピードを「発揮できれば」と語る。目標タイムは「最低限8分30秒を切りたい」で、「積極的に海外選手に引けをとらないレースをしたい」と三浦。国立競技場での有観客ということもあり、何より「レースを楽しみたい」と笑顔を見せた。

東京五輪1500m8位の田中もまた「久しぶりの国立競技場。レースを楽しみたい」。グランプリシリーズで転戦し、やや右脚に不安もあった田中は「脚の状態は探り探りで完全に(不安が)なくなってはいない」と言う。それでも、静岡国際の800mを優勝し、「その流れで良いスピード感で走りたい」と語る。ここまでは調整のみで、ややスピード強度を押さえているといい、「調子を把握できていないからこそ、予想できないところで、どう判断してレースを作れるか」をテーマに走る。

昨年の東京五輪で日本勢57年ぶりに決勝進出を果たした北口。「観客が入った国立競技場が楽しみ。やり投に目を向けてもらえるようにしたい」と笑顔を見せる。木南記念では61m20を放っており、そこから「投てき練習以外でも身体がつっこんでしまう部分や右足が離れてしまう課題を意識してきました」と北口。「64m00の世界選手権の参加標準記録を目指してやってきたので、(課題克服に)取り組んできたという自信を持って発揮したいです」と決意を述べた。

セイコーゴールデングランプリを明日に控えて、トップ選手たちが前日会見に登壇した。 1部には男子3000m障害の三浦龍司(順大)、女子1500mの田中希実(豊田自動織機)、同やり投の北口榛花(JAL)が出席した。 東京五輪7位入賞の三浦は昨年9月の日本インカレ以来の3000m障害。世界選手権を見据えて、「駅伝を挟んでいるのでイチから作り直す」ように取り組んできたといい、「鍛錬期の成果を見つつ、世界選手権につながるレースができれば」と言う。今季は1500mで日本歴代2位となる3分36秒59をマークしているだけに、そのスピードを「発揮できれば」と語る。目標タイムは「最低限8分30秒を切りたい」で、「積極的に海外選手に引けをとらないレースをしたい」と三浦。国立競技場での有観客ということもあり、何より「レースを楽しみたい」と笑顔を見せた。 東京五輪1500m8位の田中もまた「久しぶりの国立競技場。レースを楽しみたい」。グランプリシリーズで転戦し、やや右脚に不安もあった田中は「脚の状態は探り探りで完全に(不安が)なくなってはいない」と言う。それでも、静岡国際の800mを優勝し、「その流れで良いスピード感で走りたい」と語る。ここまでは調整のみで、ややスピード強度を押さえているといい、「調子を把握できていないからこそ、予想できないところで、どう判断してレースを作れるか」をテーマに走る。 昨年の東京五輪で日本勢57年ぶりに決勝進出を果たした北口。「観客が入った国立競技場が楽しみ。やり投に目を向けてもらえるようにしたい」と笑顔を見せる。木南記念では61m20を放っており、そこから「投てき練習以外でも身体がつっこんでしまう部分や右足が離れてしまう課題を意識してきました」と北口。「64m00の世界選手権の参加標準記録を目指してやってきたので、(課題克服に)取り組んできたという自信を持って発揮したいです」と決意を述べた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.29

第102回箱根駅伝が今日区間エントリ-発表! 青学大・黒田朝日、駒大、國學院大などのエントリーは!?

来年1月2日、3日に行われる第102回箱根駅伝の区間エントリーが今日12月29日に締め切られ、当日発表される。 すでに12月10日に16人のチームエントリーが発表されている。往路5人、復路5人、補員6人が登録され、1月2 […]

NEWS 2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施

2025.12.28

2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施

愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]

NEWS 箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]

NEWS トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

2025.12.28

トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top