HOME ニュース、国内

2022.05.07

19年世界王者コールマン「いいスタートを切りたい」小池「今季一番の走りを」多田「勝負にこだわる」/セイコーGGP前日会見
19年世界王者コールマン「いいスタートを切りたい」小池「今季一番の走りを」多田「勝負にこだわる」/セイコーGGP前日会見


セイコーゴールデングランプリを明日に控えて、トップ選手たちが前日会見に登壇した。

会見2部には男子100mに出場する、19年世界選手権王者のクリスチャン・コールマン(米国)に、小池祐貴(住友電工)、多田修平(同)、デーデー・ブルーノ(セイコー)という東京五輪代表勢が出席した。

広告の下にコンテンツが続きます

コールマンはドーピング検査違反のため昨年は試合に出場せず。室内は60mを転戦して200mに出場しているが、これがドーハ世界選手権決勝以来の100mとなる。それでも、「室内でもいい状態で、練習の感覚もいい。不安はない」と語る。昨年の東京五輪には出場できず、これが初来日。国立競技場に「圧倒された。高速トラックなので楽しみ」だと話す。世界選手権へとつながる大事な初戦。「インドアで培ってきたものを出して、高いレベルのパフォーマンスでいいスタートを切りたい」と意気込んでいる。

織田記念を制した小池は、静岡国際の200mを含めて「試合勘が戻ってきた。あとは出力を上げるのに集中するだけ」と気合十分。コールマンとは19年に一度対戦済み。「映像ではなく肌で感じられるのは貴重な経験。経験値として生かしたい」と、世界王者との対戦を楽しみに待つ。明日は「(オレゴン世界選手権の参加標準記録10秒05を出したい」と照準を合わせている。

日本王者の多田は今季「いい結果を残せていない」が、セイコーゴールデングランプリに向けて「緊張感もあって、いい刺激があります」とスイッチが入った様子。東京五輪では100m予選敗退、4×100mリレーでバトンパスミスがあり「いい思い出がない」からこそ、それを塗り替える走りをするつもりだ。「記録よりも勝負にこだわって、楽しむところを意識したいです」と語った。

初めて所属先の冠大会に挑むデーデーは「2試合重ねてきて自分に足りなかったところを直しているので、成果を出したい」と言い、しっかりシーズンベストを出した上で「勝負したい」と語った。

広告の下にコンテンツが続きます
セイコーゴールデングランプリを明日に控えて、トップ選手たちが前日会見に登壇した。 会見2部には男子100mに出場する、19年世界選手権王者のクリスチャン・コールマン(米国)に、小池祐貴(住友電工)、多田修平(同)、デーデー・ブルーノ(セイコー)という東京五輪代表勢が出席した。 コールマンはドーピング検査違反のため昨年は試合に出場せず。室内は60mを転戦して200mに出場しているが、これがドーハ世界選手権決勝以来の100mとなる。それでも、「室内でもいい状態で、練習の感覚もいい。不安はない」と語る。昨年の東京五輪には出場できず、これが初来日。国立競技場に「圧倒された。高速トラックなので楽しみ」だと話す。世界選手権へとつながる大事な初戦。「インドアで培ってきたものを出して、高いレベルのパフォーマンスでいいスタートを切りたい」と意気込んでいる。 織田記念を制した小池は、静岡国際の200mを含めて「試合勘が戻ってきた。あとは出力を上げるのに集中するだけ」と気合十分。コールマンとは19年に一度対戦済み。「映像ではなく肌で感じられるのは貴重な経験。経験値として生かしたい」と、世界王者との対戦を楽しみに待つ。明日は「(オレゴン世界選手権の参加標準記録10秒05を出したい」と照準を合わせている。 日本王者の多田は今季「いい結果を残せていない」が、セイコーゴールデングランプリに向けて「緊張感もあって、いい刺激があります」とスイッチが入った様子。東京五輪では100m予選敗退、4×100mリレーでバトンパスミスがあり「いい思い出がない」からこそ、それを塗り替える走りをするつもりだ。「記録よりも勝負にこだわって、楽しむところを意識したいです」と語った。 初めて所属先の冠大会に挑むデーデーは「2試合重ねてきて自分に足りなかったところを直しているので、成果を出したい」と言い、しっかりシーズンベストを出した上で「勝負したい」と語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク

6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]

NEWS 久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

2025.06.15

久保凛が800m2分02秒76の大会新でV3!! 1500mと2年連続2冠「チームへの貢献を考えていた」/IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)4日目 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の4日目が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛3大阪)が昨年自らがマークした大会記録を0.7 […]

NEWS 青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

2025.06.15

青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NDG)の1日目が6月14日に行われ、雨のなか、各組で好レースが繰り広げられた。 男子10000mでは2組で1着(28分53 […]

NEWS 中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

2025.06.15

中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

6月14日にオーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」の5000mに中大の溜池一太(4年)とルーキー・濵口大和が出場し、溜池は13分25秒11の自己新、濵口も13分37秒54のセカンドベストを […]

NEWS 3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー

2025.06.15

3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー

男子3000m障害の青木涼真(Honda)が6月14日、オーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」に出場し、8分23秒58で3位に入った。 青木は一昨年のU23欧州王者であるA.キヤダ(スペイ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top