HOME 国内

2023.10.07

史上初!! 競歩日本代表の交流会が開催 メダリスト山西利和、川野将虎、世界記録保持者鈴木雄介らがファンと交流
史上初!! 競歩日本代表の交流会が開催 メダリスト山西利和、川野将虎、世界記録保持者鈴木雄介らがファンと交流

山西利和(左端)をはじめ、競歩の日本代表たちが一堂に会したファンミーティングが行われた

10月7日、東京・国立競技場で競歩の日本代表とファンとの交流会が行われた。

この交流会は開催中の2023リレーフェスティバルで行われたウォーキングリレーの参加者特典として実施。約30人のファンが、史上初となる交流会に参加した。

登壇したのはオレゴン世界選手権20km金メダルの山西利和(愛知製鋼)をはじめ、世界大会で3大会連続メダルの川野将虎(旭化成)、20km世界記録保持者の鈴木雄介(富士通)、17年世界選手権50km4位の丸尾知司(愛知製鋼)、10000m日本記録保持者の高橋英輝(富士通)、16年リオ五輪50km銅メダリストで昨年引退した荒井広宙さんという日本が世界に誇る6人のウォーカー。

広告の下にコンテンツが続きます

交流会は解説でおなじみの栁澤哲さんによる司会で進み、ファンからの『プレッシャーに打ち勝つ方法は』という質問に対し、山西は「自分の緊張が小さく感じられるようにする。例えるなら、自身を銀河系の外から俯瞰して、宇宙の外から自分を探すようにする。そうすれば自分の悩みや緊張も矮小化します」と山西らしい言葉で回答した。

また、レース後のご褒美についての問いに、川野は「実家に帰省したり、おいしいものを食べたりしてリフレッシュします。ブダペストのあとは競歩チームで食事に行き、みんながステーキを食べるなか、自分はチャレンジして鴨肉を食べました」と世界選手権でのエピソードなど披露。

また、競歩の魅力を伝える方法についての質問も上がり、鈴木は「海外では競歩のコースの周りに屋台などが出ていたりして、ファンはビールを飲みながら応援して盛り上がったりしている。機会があれば日本でもそういう大会を開催できないかなと考えています」と自らが描いている構想を明かした。

10月7日、東京・国立競技場で競歩の日本代表とファンとの交流会が行われた。 この交流会は開催中の2023リレーフェスティバルで行われたウォーキングリレーの参加者特典として実施。約30人のファンが、史上初となる交流会に参加した。 登壇したのはオレゴン世界選手権20km金メダルの山西利和(愛知製鋼)をはじめ、世界大会で3大会連続メダルの川野将虎(旭化成)、20km世界記録保持者の鈴木雄介(富士通)、17年世界選手権50km4位の丸尾知司(愛知製鋼)、10000m日本記録保持者の高橋英輝(富士通)、16年リオ五輪50km銅メダリストで昨年引退した荒井広宙さんという日本が世界に誇る6人のウォーカー。 交流会は解説でおなじみの栁澤哲さんによる司会で進み、ファンからの『プレッシャーに打ち勝つ方法は』という質問に対し、山西は「自分の緊張が小さく感じられるようにする。例えるなら、自身を銀河系の外から俯瞰して、宇宙の外から自分を探すようにする。そうすれば自分の悩みや緊張も矮小化します」と山西らしい言葉で回答した。 また、レース後のご褒美についての問いに、川野は「実家に帰省したり、おいしいものを食べたりしてリフレッシュします。ブダペストのあとは競歩チームで食事に行き、みんながステーキを食べるなか、自分はチャレンジして鴨肉を食べました」と世界選手権でのエピソードなど披露。 また、競歩の魅力を伝える方法についての質問も上がり、鈴木は「海外では競歩のコースの周りに屋台などが出ていたりして、ファンはビールを飲みながら応援して盛り上がったりしている。機会があれば日本でもそういう大会を開催できないかなと考えています」と自らが描いている構想を明かした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.07

仙台育英男女2連覇 地区代表は男子・八戸学院光星10年ぶり都大路、女子・東北2年連続全国切符/東北高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた東北高校駅伝は11月6日、秋田県立中央公園陸上競技場で行われ、男女ともに仙台育英(宮城)が優勝を果たした。県大会1位校を除いた最上位校に与えられる全国大会の地区代表は、男子は八戸学院光星(青森 […]

NEWS 溝内里紗が愛媛銀行を退職 24年プリセス駅伝に出場

2025.11.07

溝内里紗が愛媛銀行を退職 24年プリセス駅伝に出場

愛媛銀行は、所属する溝内里紗が10月末で退部したことをチームのSNSで発表した。 溝内は徳島県出身の社会人3年目。中学から陸上を始め、全国中学校駅伝に出場。高校までは中距離をメインにしながら駅伝でも活躍した。 大学は京都 […]

NEWS コモディイイダの杉本将太が現役引退「新しい目標を立てて第二の人生をスタートさせたい」東海大卒、昨年はニューイヤー駅伝出走

2025.11.07

コモディイイダの杉本将太が現役引退「新しい目標を立てて第二の人生をスタートさせたい」東海大卒、昨年はニューイヤー駅伝出走

コモディイイダは男子駅伝部の杉本将太の現役引退を発表した。 杉本は千葉県出身で東海大望洋高から東海大を経て23年に入社。高3時には3000m障害でインターハイにも出場した。東海大では3000m障害で関東インカレ2年時に3 […]

NEWS クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる

2025.11.06

クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる

11月6日、日本実業団連合は第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)のエントリー選手を発表した。 前回4年ぶり4回目の優勝を飾ったJP日本郵政グループはVメンバーの鈴木亜由子、廣中璃梨佳、菅田雅香ら全員が登録。 […]

NEWS 10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

2025.11.06

10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット

関東学生陸上競技連盟は、主催の10000m記録挑戦競技会について、今年は11月15日の日体大長距離競技会(横浜市・日体大健志台)、11月22日のMARCH対抗戦(東京・町田市)、11月22日の東海大長距離競技会(秦野市) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top