HOME 国内、大学、日本代表
ハンマー投・福田翔大が自己新71m80で銅!日本勢5大会ぶりメダル/アジア選手権
ハンマー投・福田翔大が自己新71m80で銅!日本勢5大会ぶりメダル/アジア選手権

2023年7月のアジア選手権71m80をマークして、銅メダルを手にした福田翔大(日大院)

◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)2日目

アジア選手権の2日目午前セッションが行われ、男子ハンマー投では福田翔大(日大院)が71m80で3位に食い込み、日本勢5大会ぶりメダル獲得となる銅メダルを手にした。

広告の下にコンテンツが続きます

2年ぶり2度目の優勝を飾った6月の日本選手権よりも「緊張はしなかった」と福田。その言葉通り、2投目に日本選手権で出したばかりの日本歴代7位・学生歴代3位の自己ベスト(71m79)を1㎝上回る自己新スローでトップに立つ。

その後、同じ2回目に71m83を放ったスクフロブ・ホジャエフ(カザフスタン)、4投目に72m13をマークした王琦(中国)に抜かれ、自身も記録を伸ばせなかったもののメダルラインを死守。「記録的には優勝も狙えたけど、それを逃してしまった」と悔しさをのぞかせつつ、「最低限のライン」というメダル確保にホッとした表情を見せた。

大阪桐蔭高から日大へ進学し、アジア大会5連覇を誇る室伏重信コーチの指導を受けて力を伸ばしてきた。日大大学院へ進んだ今季は、「自己ベストも上がったし、アベレージも上がっている」と手応えを感じている。

「ハンマーを力づくで上半身で振り回してしまう」ことが課題だが、「もうちょっと時間をかけて、辛抱してトレーニングして、73m~74mいきたい」と先々を見据える。

広告の下にコンテンツが続きます

秋には、もう1度アジアに挑戦する機会がある。「アジア大会でリベンジしたい。後半記録が伸びてくる選手が多かった。欲を出し過ぎず、動きが崩れないような投げを」と福田。さらなる飛躍への一歩は、このバンコクで踏み出した。

日本勢は柏村亮太(ヤマダホールディングス)も71m24で4位に入っている。

◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)2日目 アジア選手権の2日目午前セッションが行われ、男子ハンマー投では福田翔大(日大院)が71m80で3位に食い込み、日本勢5大会ぶりメダル獲得となる銅メダルを手にした。 2年ぶり2度目の優勝を飾った6月の日本選手権よりも「緊張はしなかった」と福田。その言葉通り、2投目に日本選手権で出したばかりの日本歴代7位・学生歴代3位の自己ベスト(71m79)を1㎝上回る自己新スローでトップに立つ。 その後、同じ2回目に71m83を放ったスクフロブ・ホジャエフ(カザフスタン)、4投目に72m13をマークした王琦(中国)に抜かれ、自身も記録を伸ばせなかったもののメダルラインを死守。「記録的には優勝も狙えたけど、それを逃してしまった」と悔しさをのぞかせつつ、「最低限のライン」というメダル確保にホッとした表情を見せた。 大阪桐蔭高から日大へ進学し、アジア大会5連覇を誇る室伏重信コーチの指導を受けて力を伸ばしてきた。日大大学院へ進んだ今季は、「自己ベストも上がったし、アベレージも上がっている」と手応えを感じている。 「ハンマーを力づくで上半身で振り回してしまう」ことが課題だが、「もうちょっと時間をかけて、辛抱してトレーニングして、73m~74mいきたい」と先々を見据える。 秋には、もう1度アジアに挑戦する機会がある。「アジア大会でリベンジしたい。後半記録が伸びてくる選手が多かった。欲を出し過ぎず、動きが崩れないような投げを」と福田。さらなる飛躍への一歩は、このバンコクで踏み出した。 日本勢は柏村亮太(ヤマダホールディングス)も71m24で4位に入っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.09

【大会結果】第103回関東インカレ(2024年5月9日~12日)

【大会結果】第103回関東インカレ(2024年5月11日~14日/東京・国立競技場) ●男子1部 100m  200m 400m  800m  1500m  5000m  10000m  ※日本人トップ  ハーフマラソン […]

NEWS 円盤投・齋藤真希が史上初の“6連覇”55m36大会新で花添えるも「悔いが残る」/関東IC

2024.05.09

円盤投・齋藤真希が史上初の“6連覇”55m36大会新で花添えるも「悔いが残る」/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)1日目 関東インカレの1日目が行われ、女子2部円盤投に齋藤真希(東海大院)が出場し、55m36の大会新で優勝を飾った。 広告の下にコンテンツが続きます 学生歴代 […]

NEWS 男子100mに山縣亮太と桐生祥秀!男子400mに中島佑気ジョセフが登録  東日本実業団エントリー発表

2024.05.09

男子100mに山縣亮太と桐生祥秀!男子400mに中島佑気ジョセフが登録 東日本実業団エントリー発表

東日本実業団連盟は5月7日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われる東日本実業団選手権のエントリーを発表した。 五輪や世界選手権の代表経験者が多数登録した。男子は100mに日本記録(9秒95)保持者の山縣亮太(セイコー) […]

NEWS パリ五輪のワールドランキングが更新 10000m太田智樹、相澤晃が出場圏内

2024.05.09

パリ五輪のワールドランキングが更新 10000m太田智樹、相澤晃が出場圏内

パリ五輪の出場資格を表わす世界陸連(WA)のワールドランキング「Road to Paris」が更新され、5月3日の日本選手権10000mなども反映された。 男子10000mはターゲットナンバー(出場枠)の27には、もとも […]

NEWS やり投・武本紗栄は56m87で5位 北口が拠点とするチェコ・ドマジュリツェで出場

2024.05.09

やり投・武本紗栄は56m87で5位 北口が拠点とするチェコ・ドマジュリツェで出場

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズ大会の「17. Ročník Hvězdného Házení」が行われ、女子やり投に武本紗栄(Team SSP)が出場。56m87で5位だった。 武本は2022年オレゴン世 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top