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2023.04.03

第一生命グループが飛田凜香、樋口ほのかを迎えて新体制スタート「世界で戦える選手になれるように」 18年アジア大会代表の田中華絵は引退
第一生命グループが飛田凜香、樋口ほのかを迎えて新体制スタート「世界で戦える選手になれるように」 18年アジア大会代表の田中華絵は引退

23年大阪ハーフマラソンで関西学生記録を樹立した飛田凜香

第一生命グループ陸上競技部は3日、新年度から飛田凜香と樋口ほのかが入社したことを発表した。

飛田は滋賀県出身。比叡山高から立命大に進み、3年時から主将を務めていた。チームの柱として、昨年度は全日本大学駅伝、富士山女子駅伝とエース区間に出走。いずれも区間2位と好走した。今年1月の関西学生ハーフマラソンでは1時間10分10秒の学生歴代3位、関西学生新記録を打ち立てている。

樋口は3月で岐阜・美濃加茂高を卒業。高校時代は1年時から駅伝を走り、チームの全国大会初出場に貢献した。インターハイ出場はないものの、昨年10月のU18陸上1500mでは自己ベスト4分28秒85で8位入賞の実績を持つ。

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飛田は「世界で戦える選手になれるように頑張ります」、樋口は「コツコツと努力を積み重ねます。よろしくお願いします!」とコメントしている。

また、同日、所属していた田中華絵が3月末をもって退部したことも発表された。

田中は33歳。福岡県・筑紫女学園高から立命大を経て、第一生命に入社。高校時代から全国大会で活躍し、学生時代には11年ユニバーシアードのハーフマラソンで銀メダルを獲得した。ロードや駅伝で幅広く活動しており、13年の世界クロスカントリー選手権でシニアの日本代表にも選出されている。

17年途中で第一生命を退社し、資生堂に入社。翌18年の名古屋ウィメンズマラソンで6位となり、同年のジャカルタ・アジア大会のマラソン代表に選ばれ、本大会では9位に入った。その後、21年3月に一度は引退を表明したが、半年後に第一生命グループに復帰していた。

3月の東京マラソンがラストレースとなった田中は「東京マラソンで自分の求めていた結果が出せなかったことで、終わりにしようと区切りをつけることができました」とコメントし、「ここまで長く続けることができたのは、出会ったチームメイトやスタッフの方々に恵まれたからだと感じています」と感謝の気持ちを述べた。

第一生命グループ陸上競技部は3日、新年度から飛田凜香と樋口ほのかが入社したことを発表した。 飛田は滋賀県出身。比叡山高から立命大に進み、3年時から主将を務めていた。チームの柱として、昨年度は全日本大学駅伝、富士山女子駅伝とエース区間に出走。いずれも区間2位と好走した。今年1月の関西学生ハーフマラソンでは1時間10分10秒の学生歴代3位、関西学生新記録を打ち立てている。 樋口は3月で岐阜・美濃加茂高を卒業。高校時代は1年時から駅伝を走り、チームの全国大会初出場に貢献した。インターハイ出場はないものの、昨年10月のU18陸上1500mでは自己ベスト4分28秒85で8位入賞の実績を持つ。 飛田は「世界で戦える選手になれるように頑張ります」、樋口は「コツコツと努力を積み重ねます。よろしくお願いします!」とコメントしている。 また、同日、所属していた田中華絵が3月末をもって退部したことも発表された。 田中は33歳。福岡県・筑紫女学園高から立命大を経て、第一生命に入社。高校時代から全国大会で活躍し、学生時代には11年ユニバーシアードのハーフマラソンで銀メダルを獲得した。ロードや駅伝で幅広く活動しており、13年の世界クロスカントリー選手権でシニアの日本代表にも選出されている。 17年途中で第一生命を退社し、資生堂に入社。翌18年の名古屋ウィメンズマラソンで6位となり、同年のジャカルタ・アジア大会のマラソン代表に選ばれ、本大会では9位に入った。その後、21年3月に一度は引退を表明したが、半年後に第一生命グループに復帰していた。 3月の東京マラソンがラストレースとなった田中は「東京マラソンで自分の求めていた結果が出せなかったことで、終わりにしようと区切りをつけることができました」とコメントし、「ここまで長く続けることができたのは、出会ったチームメイトやスタッフの方々に恵まれたからだと感じています」と感謝の気持ちを述べた。

飛田、樋口の入社コメントと田中の退部コメント

飛田凜香のコメント 「世界で戦える選手になれるように、挑戦し続けることと感謝の気持ちを大切にして頑張ります。応援よろしくお願いします!」 樋󠄀口ほのかのコメント 「恵まれた環境への感謝を忘れず、周りから応援してもらえるような人間性を持った選手になれるようにコツコツと努力を積み重ねます。よろしくお願いします!」 田中華絵のコメント 「3月31日をもちまして第一生命グループ女子陸上競技部を退部することとなりました。 陸上人生の中でたくさんの時間を第一生命で過ごしたので、とても寂しい気持ちでいっぱいです。ただ、一生選手として走り続けることはできません。 東京マラソン2023で自分の求めていた結果が出せなかったことで、終わりにしようと区切りをつけることができました。 今までたくさんの方々のサポート、応援のおかげで素晴らしい環境で競技に打ち込めました。 ここまで長く続けることができたのは、出会ったチームメイトやスタッフの方々に恵まれたからだと感じています。 大変お世話になりました、ありがとうございました。 今後は可愛い後輩たちの活躍を見守っていきたいと思います!」

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