2023.04.03
3日、九電工は長距離の男女7名の入部と、5名の退部を発表した。
4月1日付で入社したのは男子の山野力、西久保遼、平駿介、女子の野崎光、保楊枝乃綾、羽江亜津紗、木實菜月。
昨年度、学生駅伝3冠を達成した駒大の主将を務めた山野。22年2月の全日本実業団ハーフマラソンでは1時間0分40秒と日本人学生最高記録(当時)を樹立している。駅伝では出雲4区区間2位、全日本3区区間5位、箱根では9区区間3位と区間賞こそなかったものの、いずれもトップで次走者にリレーする走りを披露した。
ホームページでは「大学だけで終わらず、しっかり結果を残し続けられるように頑張ります」と意気込みを語っている。
順大出身の平は昨年の全日本で1区区間12位。箱根駅伝では8区区間3位と快走した。また、西久保は関東インカレハーフマラソンで3位入賞の実績を持つ。
女子の野崎は大阪学大の主軸として活躍。昨年は全日本大学女子駅伝、富士山女子駅伝ともに区間2位で走り、チームの上位入賞の立役者となった。このほか、保楊枝、羽江、木實はいずれも九州地区の高校を卒業し、実業団ランナーの道を歩み始めた。
一方、男子長距離の舟津彰馬の同社を退部。トラックでは1500mを中心に活躍し、21年の日本選手権では3位入賞を果たした。そのスピードを生かし、昨年の全日本実業団駅伝1区で区間賞も獲得している。
舟津は「このチームにいたからこそ達成できた目標が多くありました。チームを離れることになりますが、九電工で培った技術や経験を最大限に活かして走り続けます!」とホームページであいさつした。
また、安田共貴、伊東颯汰、原富慶季、吉里駿は競技を引退。女子のジェロティッチ・ウイニーの退部が発表された。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.09
鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」
-
2025.12.09
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.09
富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外
全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]
2025.12.09
ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」
ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]
2025.12.09
パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場
愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025