HOME 国内

2023.03.31

スズキ新加入選手発表!一般種目は伊藤陸、玉置菜々子 長距離の宮澤、山口が移籍加入 犬塚渉と鈴木尚輝が退部
スズキ新加入選手発表!一般種目は伊藤陸、玉置菜々子  長距離の宮澤、山口が移籍加入 犬塚渉と鈴木尚輝が退部

伊藤陸

退部する3名のコメント全文 犬塚「新たな環境でも頑張りたい」

●犬塚渉のコメント
競技に集中させていただき会社には感謝しております。
競技は今後も続けていきますので、新たな環境でも頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

●鈴木尚輝のコメント
この度、アスリートクラブを退部、競技を引退することとなりました。
今年度スズキに入社し、「マラソンで世界と戦う」ことを目標に、競技を続けてきました。
しかし、入社以降怪我の影響で走れない日々の連続でした。
大学3年時までは大きな故障はありませんでしたが、大学4年時の故障をきっかけに、長期間の故障も増え、
昨年一年間は2/3は全く走ることができませんでした。
ここまで走れなかったことは、これまで競技を始めてから一度もなく、精神的に苦しい日々が続きました。
いつか走り出せることを信じて練習に取り組んできましたが、なかなか思うようにはいきませんでした。
そんな自分が嫌になり、何度も競技を辞めたいと思いました。
そんな中でも、たくさんの方々のサポートや応援があったから、ここまで競技を続けることが出来ました。
結果的に、一度もスズキのユニフォームを着て試合に出ることはできませんでした。
中学1年から始めた約11年間の競技生活、悔いの残る終わり方になってしまいましたが、これまで経験してきたことをこれからの人生に活かしていけたらと思います。
これまでサポート、応援してくださった多くの方々には感謝しています。
特に、何度も相談にのってくださったACの中村さんには、感謝してもしきれません。
今後は、スズキの一社員として会社に貢献できるように努めて参ります。
本当にありがとうございました。

広告の下にコンテンツが続きます

●鈴木駿コーチのコメント
スズキアスリートクラブに3年間お世話になりました。
今回、新しいチャンスをいただき退職することになりました。
在籍時には、たくさんの方々に支えていただき心から感謝しております。
スズキアスリートクラブで得た経験を糧に、新天地でも挑戦する気持ちを忘れずに
取り組んでまいります。
本当にありがとうございました。

スズキアスリートクラブは2023年度の新加入選手を発表した。 一般種目では男子跳躍の伊藤陸(近大高専)、女子100mハードルの玉置菜々子(国士大)が新加入。男子長距離の宮澤真太がセキノ興産から、山口武が西鉄から移籍加入する。 伊藤は三重県出身。三段跳で17m00(日本歴代3位)、走幅跳で8m05を持つマルチジャンパーで、17m・8mは日本人初の快挙。日本インカレ2年連続2冠など活躍した。今年のアジア室内選手権でも三段跳で代表入りしている。 北海道出身の玉置は中学時代からハードル・混成で全国トップクラスで活躍。札幌啓成高から国士大へ入り、100mハードルで学生歴代7位の13秒26をマークしている。 また、3月31日をもって男子短距離の犬塚渉、男子長距離の鈴木尚輝、女子マラソンコーチなどを務めた鈴木駿氏が退部する。 犬塚渉は地元・静岡出身で浜名高時代からトップスプリンターとして活躍。日本陸連ダイヤモンドアスリートにも認定された。順大を経て2020年からスズキへ。度々、ケガに苦しんでいるが昨年は末續慎吾氏に師事して200mで20秒40まで自己記録を更新している。今後も競技を継続し、「新たな環境でも頑張りたいと思います」とコメントしている。 鈴木は浜松日体高から順大を経て2022年に入部。だが、大学時代のケガが長引いた影響で一度も試合に出場することはなかった。今後は社業に専念する見込みで、「これまで経験してきたことをこれからの人生にいかしていきたい」とコメントを発表した。 次ページ 退部する3名のコメント全文 犬塚「新たな環境でも頑張りたい」

退部する3名のコメント全文 犬塚「新たな環境でも頑張りたい」

●犬塚渉のコメント 競技に集中させていただき会社には感謝しております。 競技は今後も続けていきますので、新たな環境でも頑張りたいと思います。 ありがとうございました。 ●鈴木尚輝のコメント この度、アスリートクラブを退部、競技を引退することとなりました。 今年度スズキに入社し、「マラソンで世界と戦う」ことを目標に、競技を続けてきました。 しかし、入社以降怪我の影響で走れない日々の連続でした。 大学3年時までは大きな故障はありませんでしたが、大学4年時の故障をきっかけに、長期間の故障も増え、 昨年一年間は2/3は全く走ることができませんでした。 ここまで走れなかったことは、これまで競技を始めてから一度もなく、精神的に苦しい日々が続きました。 いつか走り出せることを信じて練習に取り組んできましたが、なかなか思うようにはいきませんでした。 そんな自分が嫌になり、何度も競技を辞めたいと思いました。 そんな中でも、たくさんの方々のサポートや応援があったから、ここまで競技を続けることが出来ました。 結果的に、一度もスズキのユニフォームを着て試合に出ることはできませんでした。 中学1年から始めた約11年間の競技生活、悔いの残る終わり方になってしまいましたが、これまで経験してきたことをこれからの人生に活かしていけたらと思います。 これまでサポート、応援してくださった多くの方々には感謝しています。 特に、何度も相談にのってくださったACの中村さんには、感謝してもしきれません。 今後は、スズキの一社員として会社に貢献できるように努めて参ります。 本当にありがとうございました。 ●鈴木駿コーチのコメント スズキアスリートクラブに3年間お世話になりました。 今回、新しいチャンスをいただき退職することになりました。 在籍時には、たくさんの方々に支えていただき心から感謝しております。 スズキアスリートクラブで得た経験を糧に、新天地でも挑戦する気持ちを忘れずに 取り組んでまいります。 本当にありがとうございました。

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.29

第102回箱根駅伝が今日区間エントリ-発表! 青学大・黒田朝日、駒大、國學院大などのエントリーは!?

来年1月2日、3日に行われる第102回箱根駅伝の区間エントリーが今日12月29日に締め切られ、当日発表される。 すでに12月10日に16人のチームエントリーが発表されている。往路5人、復路5人、補員6人が登録され、1月2 […]

NEWS 2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施

2025.12.28

2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施

愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]

NEWS 箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

ケガを乗り越え伊勢路でブレイク 1年時の箱根駅伝での区間賞以降、駅伝でも個人レースでも安定した成績は残せてきたが、「1位」を取り切れていなかった。呼応するように、チームも学生駅伝が4大会連続の2位。「勝ち切る」というテー […]

NEWS 箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

「前回の自分を超える走りを」 駅伝シーズンに入り、出雲では7位と、2015年の箱根初優勝以降で見ると、学生三大駅伝で初めてトップ5から陥落。試合後のミーティングでは、「もっと全員が駅伝で戦う気持ちを持たないといけない」と […]

NEWS トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

2025.12.28

トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top