HOME 駅伝、箱根駅伝

2022.10.15

大東大がトップ通過で4年ぶり復帰!来年創立100周年「いいタイミングで決められた」/箱根駅伝予選会
大東大がトップ通過で4年ぶり復帰!来年創立100周年「いいタイミングで決められた」/箱根駅伝予選会

◇第99回箱根駅伝予選会(10月15日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km)

来年正月の第99回箱根駅伝の出場権を懸けた箱根駅伝予選会が行われ、大東大が10時間40分39秒でトップ通過を果たした。

広告の下にコンテンツが続きます

かつて「山の大東」として箱根駅伝を4度制した古豪が箱根路に帰ってくる。

今年4月に就任した真名子圭監督は「監督として、OBとしてうれしく思います」と安堵の表情。今年の箱根駅伝で関東学生連合の一員として8区を駆け抜けた大野陽人(4年)は「いろいろな方々のサポートのお陰です」と涙を浮かべながら周囲に感謝を述べた。

1990年度に史上初の学生駅伝3冠を達成した強豪だったが、2019年に出場して以降は予選会敗退が続いていた。

そんな中で新指揮官に就任したのが宮城・仙台育英高を全国高校駅伝優勝に導いた名将・真名子監督。徹底した意識改革で選手の持つ能力を引き出し、わずか数カ月で全日本大学駅伝、そして箱根駅伝へと返り咲きを果たした。

「レース中はずっとハラハラでした。自分が学生時代に走った時よりもドキドキしたかもしれません。ある程度の手ごたえはありましたが、学生の力はすごいですね」と、真名子監督は教え子たちを手ばなしで称えた。

大東大は来年、創立100周年を迎える。「いいタイミングで出場を決めることができたと思いますので、本戦だからと言って特別なことはせず、今までやってきたことをしっかりやっていきます」と指揮官。

ゆくゆくは優勝を目指すというが、99回大会の目標は「シード権獲得」。大野は「気持ちを切り替えて、チームに貢献できるようにがんばります」と、チームで挑む初の箱根路に向けて意気込みを口にした。

◇第99回箱根駅伝予選会(10月15日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 来年正月の第99回箱根駅伝の出場権を懸けた箱根駅伝予選会が行われ、大東大が10時間40分39秒でトップ通過を果たした。 かつて「山の大東」として箱根駅伝を4度制した古豪が箱根路に帰ってくる。 今年4月に就任した真名子圭監督は「監督として、OBとしてうれしく思います」と安堵の表情。今年の箱根駅伝で関東学生連合の一員として8区を駆け抜けた大野陽人(4年)は「いろいろな方々のサポートのお陰です」と涙を浮かべながら周囲に感謝を述べた。 1990年度に史上初の学生駅伝3冠を達成した強豪だったが、2019年に出場して以降は予選会敗退が続いていた。 そんな中で新指揮官に就任したのが宮城・仙台育英高を全国高校駅伝優勝に導いた名将・真名子監督。徹底した意識改革で選手の持つ能力を引き出し、わずか数カ月で全日本大学駅伝、そして箱根駅伝へと返り咲きを果たした。 「レース中はずっとハラハラでした。自分が学生時代に走った時よりもドキドキしたかもしれません。ある程度の手ごたえはありましたが、学生の力はすごいですね」と、真名子監督は教え子たちを手ばなしで称えた。 大東大は来年、創立100周年を迎える。「いいタイミングで出場を決めることができたと思いますので、本戦だからと言って特別なことはせず、今までやってきたことをしっかりやっていきます」と指揮官。 ゆくゆくは優勝を目指すというが、99回大会の目標は「シード権獲得」。大野は「気持ちを切り替えて、チームに貢献できるようにがんばります」と、チームで挑む初の箱根路に向けて意気込みを口にした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

NEWS 男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

2025.11.17

男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの第4戦「クロス・インターナショナル・デ・ソリア」が11月16日、スペイン北部のソリアで開催され、男子(8km)はM.キプサング(ケニア)が23分10秒で優勝した。 キプサ […]

NEWS 女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

2025.11.17

女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

女子砲丸投の五輪・世界選手権金メダリストの鞏立姣(中国)が現役を引退することがわかった。 鞏立姣は東京五輪で金メダルを獲得している36歳。世界選手権では2017年ロンドン、19年ドーハ大会で2連覇している。 18歳で初出 […]

NEWS 佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

2025.11.16

佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top