HOME 国内

2022.10.01

廣中璃梨佳 新たな調整で挑んだ5000m「とっても悔しい」15分20秒92/ACC新潟
廣中璃梨佳 新たな調整で挑んだ5000m「とっても悔しい」15分20秒92/ACC新潟

◇アスレチックスチャレンジカップ(10月1、2日/新潟デンカビッグスワンスタジアム)1日目

日本グランプリシリーズ新潟大会のアスレチックスチャレンジカップの1日目が行われ、女子5000mに出場した廣中璃梨佳(日本郵政グループ)は15分20秒92で日本人2番手の4位だった。

広告の下にコンテンツが続きます

この種目の日本記録(14分52秒84)を持つ廣中。3000m付近までは田中希実(豊田自動織機)とともに3分ペースを刻むペースメーカーにつき、海外選手とともにレースを進めた。

だが、3000mで「脚が止まってしまって、腕を使わないと動かない状態になりました」と廣中。「希実先輩と一緒にタイム(オレゴン世界選手権の参加標準記録14分57秒00)を切りたかった。とっても悔しいです」と、目に涙を浮かべた。

「夏の疲れが出ていて今までで一番くらい不安がありました」。オレゴン世界選手権以降は合宿で距離を踏みつつも「練習の一環で試合に出る」という新たな試みをしている。記録会など連戦して、1週間前の全日本実業団対抗(1500m4分23秒34)から今大会に臨んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

「悪いからこそ調整など見直せる」と廣中。1500mを積むことで「最初から70秒を切ろうと思うと力が入ってしまう」など課題も見つかった。生みの苦しみの中だが、それも世界と戦うために必要なこと。国体後は「駅伝に向けて調整して、12月の5000mに状態を上げていければ」と見据えていた。

◇アスレチックスチャレンジカップ(10月1、2日/新潟デンカビッグスワンスタジアム)1日目 日本グランプリシリーズ新潟大会のアスレチックスチャレンジカップの1日目が行われ、女子5000mに出場した廣中璃梨佳(日本郵政グループ)は15分20秒92で日本人2番手の4位だった。 この種目の日本記録(14分52秒84)を持つ廣中。3000m付近までは田中希実(豊田自動織機)とともに3分ペースを刻むペースメーカーにつき、海外選手とともにレースを進めた。 だが、3000mで「脚が止まってしまって、腕を使わないと動かない状態になりました」と廣中。「希実先輩と一緒にタイム(オレゴン世界選手権の参加標準記録14分57秒00)を切りたかった。とっても悔しいです」と、目に涙を浮かべた。 「夏の疲れが出ていて今までで一番くらい不安がありました」。オレゴン世界選手権以降は合宿で距離を踏みつつも「練習の一環で試合に出る」という新たな試みをしている。記録会など連戦して、1週間前の全日本実業団対抗(1500m4分23秒34)から今大会に臨んだ。 「悪いからこそ調整など見直せる」と廣中。1500mを積むことで「最初から70秒を切ろうと思うと力が入ってしまう」など課題も見つかった。生みの苦しみの中だが、それも世界と戦うために必要なこと。国体後は「駅伝に向けて調整して、12月の5000mに状態を上げていければ」と見据えていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.20

デュプランティス、フルラーニ、オールマンらが候補に!年間最優秀選手フィールド部門のノミネート男女各5名が発表

世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のフィールド種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・ […]

NEWS ハファシマナがブルンジ勢として4連覇! 女子はアメバウが快勝 世界陸連クロカン・ツアーが開幕/WAクロカンツアー

2025.10.20

ハファシマナがブルンジ勢として4連覇! 女子はアメバウが快勝 世界陸連クロカン・ツアーが開幕/WAクロカンツアー

世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの初戦ゾルノツァ国際クロスが10月19日、スペインで開催され、男子(8.7km)はE.ハファシマナ(ブルンジ)が25分50秒、女子(8.7km)はL.アメバウ(エチオピア) […]

NEWS トロイティチが2時間3分30秒の大会新V チェプテゲイが自己新 女子はデスタが2時間17分37秒/アムステルダムマラソン

2025.10.20

トロイティチが2時間3分30秒の大会新V チェプテゲイが自己新 女子はデスタが2時間17分37秒/アムステルダムマラソン

アムステルダムマラソンが10月19日、オランダで開催され、男子はG.トロイティチ(ケニア)が2時間3分30秒で、女子はA.デスタ(エチオピア)が2時間17分37秒で優勝した。 男子優勝のトロイティチは今年の東京マラソンで […]

NEWS 其田健也が2時間8分33秒で16位 中間点まで先頭集団に食らいつく/アムステルダムマラソン

2025.10.20

其田健也が2時間8分33秒で16位 中間点まで先頭集団に食らいつく/アムステルダムマラソン

10月19日、オランダでアムステルダムマラソンが行われ、ブダペスト世界選手権代表の其田健也(JR東日本)が2時間8分33秒で16位に入った。 其田はスタートから1km3分を切るペースを刻む先頭集団につけ、5kmを14分3 […]

NEWS U18女子走幅跳・岡林結衣 1年ぶり自己新の6m03で栄冠! 6回目に逆転V/U18・16大会

2025.10.20

U18女子走幅跳・岡林結衣 1年ぶり自己新の6m03で栄冠! 6回目に逆転V/U18・16大会

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)3日目 U18・U16大会の最終日となる3日目が行われ、U18女子走幅跳では岡林結衣(高知農高1高知)が最終6回目の跳躍で6 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top