HOME 国内

2022.10.01

田中希実 自己3番目の14分59秒95!連続14分台に「最低限の力はついている」/ACC新潟
田中希実 自己3番目の14分59秒95!連続14分台に「最低限の力はついている」/ACC新潟

◇アスレチックスチャレンジカップ(10月1、2日/新潟デンカビッグスワンスタジアム)1日目

日本グランプリシリーズ新潟大会のアスレチックスチャレンジカップの1日目が行われ、女子5000mはアグネス・ムカリ(京セラ)が14分56秒81で優勝。田中希実(豊田自動織機)が自己3番目の14分59秒95をマークして2位だった。

1週間前の全日本実業団対抗で14分58秒60の自己新を出していた田中。「世界選手権の参加標準記録(14分57秒00)を狙えれば」とスタートした。「最低限のタイムは上がっているので自力はついている」としながらも、「ペースをうまく作ってくれたのに余裕が作れなかった」とレースを振り返る。

ペースメーカーが3分で刻むなか、日本人では田中と廣中璃梨佳(日本郵政グループ)だけがついた。3000mを9分ちょうどで通過すると、徐々に廣中が遅れ、田中も1周73秒に落ちてしまう。残り1周で仕掛けたが、再びムカリに突き放された。

「参加標準記録を狙うためには残り1000mで余裕があるかどうかが鍵ですが、今回は3000m過ぎで余裕がなかったです」と田中。「その中でも15分を切れた」と自己評価した。課題としては「一定ペースでも余裕を作っていければ」と語る。

田中は明日の1500mにも出場予定。「今日よりもフレッシュな気持ちで、久しぶりにすっきりした気持ちで1500mを走れると思います」と気持ちを明かしていた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇アスレチックスチャレンジカップ(10月1、2日/新潟デンカビッグスワンスタジアム)1日目 日本グランプリシリーズ新潟大会のアスレチックスチャレンジカップの1日目が行われ、女子5000mはアグネス・ムカリ(京セラ)が14分56秒81で優勝。田中希実(豊田自動織機)が自己3番目の14分59秒95をマークして2位だった。 1週間前の全日本実業団対抗で14分58秒60の自己新を出していた田中。「世界選手権の参加標準記録(14分57秒00)を狙えれば」とスタートした。「最低限のタイムは上がっているので自力はついている」としながらも、「ペースをうまく作ってくれたのに余裕が作れなかった」とレースを振り返る。 ペースメーカーが3分で刻むなか、日本人では田中と廣中璃梨佳(日本郵政グループ)だけがついた。3000mを9分ちょうどで通過すると、徐々に廣中が遅れ、田中も1周73秒に落ちてしまう。残り1周で仕掛けたが、再びムカリに突き放された。 「参加標準記録を狙うためには残り1000mで余裕があるかどうかが鍵ですが、今回は3000m過ぎで余裕がなかったです」と田中。「その中でも15分を切れた」と自己評価した。課題としては「一定ペースでも余裕を作っていければ」と語る。 田中は明日の1500mにも出場予定。「今日よりもフレッシュな気持ちで、久しぶりにすっきりした気持ちで1500mを走れると思います」と気持ちを明かしていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.12

日本GPシリーズチャンピオンは福部真子と筒江海斗!種目別800mは落合晃&久保凛の高校日本記録保持者コンビがV、女子1500m田中希実が4連覇

日本グランプリ(GP)シリーズ2024のシリーズチャンピオンが発表され、男子は400mハードルの筒江海斗(ST-WAKO)、女子は100mハードルの福部真子(日本建設工業)と、ともにパリ五輪のハードル種目代表が初の栄冠に […]

NEWS 青学大・原晋監督 連覇へ「山で区間新を出せる準備」チームの雰囲気「単なる仲良しクラブじゃない」

2024.12.12

青学大・原晋監督 連覇へ「山で区間新を出せる準備」チームの雰囲気「単なる仲良しクラブじゃない」

第101回箱根駅伝に出場する前回王者の青学大が、東京の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。その後、会見が開かれて報道陣の取材に応えた。 原監督が掲げた恒例の作戦名は「あいたいね大作戦」。 […]

NEWS 青学大がキャンパスで箱根駅伝壮行会 太田蒼生「俺が箱根を勝たせてやる」残り3週間で体調管理徹底で臨む構え

2024.12.12

青学大がキャンパスで箱根駅伝壮行会 太田蒼生「俺が箱根を勝たせてやる」残り3週間で体調管理徹底で臨む構え

第101回箱根駅伝に出場する前回王者の青学大が、東京の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 関係者だけでなく、学生やファンなどが見守るなか、一部授業のある選手以外が一人ひとりあいさつ。主 […]

NEWS 世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に

2024.12.12

世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に

12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。 10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同 […]

NEWS 月刊陸上競技2025年1月号

2024.12.12

月刊陸上競技2025年1月号

Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望 大会報道 福岡国際マラソン 吉田祐也 日本歴代3位の激走 涙の復活劇 全日本実業団対抗女子駅伝 JP日本郵政グループ 4年ぶりV 地域実業団駅伝 中学 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top