2026.06.13
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目
名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権の1日目が行われ、男子200m予選で水久保漱至(宮崎県スポ協)が日本歴代2位の20秒07(+0.5)をマークして1着通過した。
昨年の東京世界選手権代表の水久保。コーナーをトップで抜けると、そのまま力強く最後まで走り切る。速報タイマーに示されたタイムに会場がドッと沸いた。
これまでの自己記録は日本歴代7位の20秒14。2019年にサニブラウン・アブデル・ハキーム(フロリダ大/現・東レ)の20秒08を上回り、2003年に末續慎吾(ミズノ)が出した日本記録20秒03にあと0.04秒と迫る快記録だった。
「風も結構いい感じに吹いていたので、気持ち良かったです」と水久保は振り返る。
1999年3月1日生まれの27歳。宮崎工高ではインターハイ3位、城西大では日本インカレ100m、200m2冠などの実績がある。日本選手権では200mで23年、24年と2年連続3位に入ったが、昨年はケガの影響で予選敗退だった。
「今年は慎重に、ケガがないように練習を積んできたので、それがこの結果につながったかなと思います」と水久保。その中で、東京世界選手権で感じた「後半の100mで離される」課題と向き合い、「後半をしっかり上げる練習をずっとしてきました」と言う。
2年ぶりの決勝に向け、「ここまで来たからには、やっぱり19秒台を目指していきたい」と言葉に力を込めた。
また、2着の林明良(慶大)が学生歴代8位の20秒36、3着の舟木宝月(大東大)が同9位の20秒39をマークしている。
1組では4度の優勝を誇る飯塚翔太(ミズノ)が4着で予選敗退となる波乱。左足を痛めていた影響で、「軸を傾けて左足で走るというのがなかなかできなかった」と言う。100mでは今季好調だったが、コーナーの重心の乗せ方や全体の流れ、「シンプルに走る量、とにかく後半までもつ脚ができなかった」と振り返った。
1着は濱椋太郎(法大)で20秒68(-0.2)だった。2組はオリサ裕司マイケル(ジーケーライン)が20秒56(+0.8)で1着を占めた。
男子200m日本歴代10傑をチェック
20.03 0.6 末續慎吾(ミズノ) 2003. 6. 7 20.07 0.5 水久保漱至(宮崎県スポ協) 2026. 6.13 20.08 0.8 サニブラウン・アブデル・ハキーム(フロリダ大) 2019. 6. 7 20.11 1.8 飯塚翔太(ミズノ) 2016. 6.26 20.11 0.9 鵜澤飛羽(JAL) 2025. 8.16 20.13 0.6 藤光謙司(ゼンリン) 2015. 7.14 20.14 1.0 高瀬慧(富士通) 2015. 5.17 20.16 1.9 伊東浩司(富士通) 1998.10. 2 20.22 1.3 高平慎士(富士通) 2009. 6.26 20.23 0.7 小池祐貴(ANA) 2018. 8.29RECOMMENDED おすすめの記事
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