HOME 国内

2026.06.12

3000m障害・青木涼真が0.03秒差で競り勝つ! 「また世界と戦うための最初のステップ」/日本選手権
3000m障害・青木涼真が0.03秒差で競り勝つ! 「また世界と戦うための最初のステップ」/日本選手権

26年日本選手権男子3000mSCで優勝した青木涼真

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目

名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権の1日目が行われ、男子3000m障害は青木涼真(Honda)が8分18秒63で優勝し、アジア大会代表に内定した。

広告の下にコンテンツが続きます

最後の最後までもつれる激しい争いとなった。2024年パリ五輪代表の青木が強さを示し、食い下がる小原響(GMOインターネットグループ)を0.03秒抑えた。

レースはややスローな展開で推移したが、3周目に入るところで佐々木哲(早大)が集団から抜け出す。1000mを2分46秒で通過するも、残り3周で後続が追いつく。

残り1周半ほどで小原が猛然とアタック。「少し力を使ってしまって自分の中でもあんまりでしたが、その中でスパートにしっかり対応できました」と、青木が冷静に背後についた。

残り250m青木が前に出たものの、小原も最後も譲らない。「最後はこのままだとまずいと思って、見よう見まねでトルソーをしました」と、フィニッシュラインに飛び込んだ。

青木は21年東京五輪、23年ブダペスト世界選手権にも出場したが、自国開催となった昨年の東京世界選手権は代表入りを逃している。

「東京世界選手権に出られなくて非常に悔しい思いをしました」と吐露しつつ、「また自分が世界と戦うための最初のステップとして狙っていました」と、アジア大会内定を喜ぶ。

三浦龍司(SUBARU)が不在のレースで3連覇を果たし、「三浦君がいないこともありますが、自分のポジションをしっかり確保できていると思います」と自らを納得させていた。

また、三浦はアジア大会に出場しない意向を示しているため、小原も代表入りがほぼ確実。小原は「この展開になったら、正直勝てないと思っていました」と悔しがりつつ、「優勝を目指して、海外選手とも戦いたいです」と秋の本番を見据えていた。

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権の1日目が行われ、男子3000m障害は青木涼真(Honda)が8分18秒63で優勝し、アジア大会代表に内定した。 最後の最後までもつれる激しい争いとなった。2024年パリ五輪代表の青木が強さを示し、食い下がる小原響(GMOインターネットグループ)を0.03秒抑えた。 レースはややスローな展開で推移したが、3周目に入るところで佐々木哲(早大)が集団から抜け出す。1000mを2分46秒で通過するも、残り3周で後続が追いつく。 残り1周半ほどで小原が猛然とアタック。「少し力を使ってしまって自分の中でもあんまりでしたが、その中でスパートにしっかり対応できました」と、青木が冷静に背後についた。 残り250m青木が前に出たものの、小原も最後も譲らない。「最後はこのままだとまずいと思って、見よう見まねでトルソーをしました」と、フィニッシュラインに飛び込んだ。 青木は21年東京五輪、23年ブダペスト世界選手権にも出場したが、自国開催となった昨年の東京世界選手権は代表入りを逃している。 「東京世界選手権に出られなくて非常に悔しい思いをしました」と吐露しつつ、「また自分が世界と戦うための最初のステップとして狙っていました」と、アジア大会内定を喜ぶ。 三浦龍司(SUBARU)が不在のレースで3連覇を果たし、「三浦君がいないこともありますが、自分のポジションをしっかり確保できていると思います」と自らを納得させていた。 また、三浦はアジア大会に出場しない意向を示しているため、小原も代表入りがほぼ確実。小原は「この展開になったら、正直勝てないと思っていました」と悔しがりつつ、「優勝を目指して、海外選手とも戦いたいです」と秋の本番を見据えていた。

男子3000m障害日本歴代10傑

8.03.43 三浦龍司(SUBARU) 2025. 7.11 8.18.63 青木涼真(Honda) 2026. 6.12 8.18.66 小原響(GMOインターネットグループ) 2026. 6.12 8.18.93 岩水嘉孝(トヨタ自動車) 2003. 8.23 8.19.52 新宅雅也(ヱスビー食品) 1980. 7. 8 8.19.54 新家裕太郎(愛三工業) 2025. 8. 9 8.19.96 山口浩勢(愛三工業) 2021. 6.26 8.21.6 小山隆治(クラレ) 1974. 6.22 8.21.87 小野真忠(東海大3) 2026. 6.12 8.23.93 阪口竜平(SGホールディングス) 2021. 5. 9

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.07.11

落合晃が1000m2分15秒24の日本新! 初参戦のDLで7位入賞 優勝のワニョニイは世界新/DLモナコ

モナコで7月10日、ダイヤモンドリーグ(DL)第10戦となる第40回ヘラクレスが開催され、男子1000mで落合晃(駒大)が2分15秒24の日本新記録で7位に入った。 今季800mで2度日本記録を更新している落合は、6月以 […]

NEWS 滋賀インターハイのスタートリスト発表!! 100mH石原南菜は6組5レーン 男子5000mは資格記録14分23秒13以内が2組目に登録

2026.07.10

滋賀インターハイのスタートリスト発表!! 100mH石原南菜は6組5レーン 男子5000mは資格記録14分23秒13以内が2組目に登録

◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム) 滋賀インターハイの大会事務局が7月10日、大会サイトでスタートリストならびにフィールド種目の予選通過記録を発表した。 広告の下にコンテ […]

NEWS 【Close-up】森凪也(Honda)「もっといいパフォーマンスができる」5000m「アジア金」と「12分台」へ緻密に、まっすぐに

2026.07.10

【Close-up】森凪也(Honda)「もっといいパフォーマンスができる」5000m「アジア金」と「12分台」へ緻密に、まっすぐに

名古屋アジア大会男子5000m代表の森凪也(Honda)が、都内のナイキジャパン本社でメディアの取材に応じた。3000mの日本記録保持者となり、初の日本一、昨年に続く日本代表入りと5000mで日本トップの地位を固めつつあ […]

NEWS ホクレンDC 深川、士別に塩見綾乃がエントリー 深川1万mに前田穂南、松田瑞生、士別5000mに吉居駿恭ら

2026.07.10

ホクレンDC 深川、士別に塩見綾乃がエントリー 深川1万mに前田穂南、松田瑞生、士別5000mに吉居駿恭ら

日本陸連は7月10日までに、ホクレンディスタンスチャレンジ第4戦・深川大会(7月15日)、第5戦士別大会(7月18日)のエントリー選手を発表した。 名古屋アジア大会女子800m代表に選ばれている塩見綾乃(岩谷産業)は深川 […]

NEWS ガウトが左ハムストリングス断裂の大ケガ U20世界選手権の出場見送り

2026.07.10

ガウトが左ハムストリングス断裂の大ケガ U20世界選手権の出場見送り

男子短距離のG.ガウト(豪州)が、左ハムストリングスの部分断裂のため、U20世界選手権を含む今季残りの競技会を欠場することを自身のSNSで発表した。 ガウトは18歳。24年のU20世界選手権男子200mで銀メダルを獲得し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年7月号 (6月12日発売)

2026年7月号 (6月12日発売)

特集 村竹&橋岡&諸田
インターハイ特集!

page top