第77回国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)のエントリーリストとスタートリストが9月14日、日本陸連から発表された。一般から中学まで各世代のトップ選手が集結している。
国体は2019年茨城大会の後、コロナ禍で2年連続で開催されず、3年ぶりとなる。成年(原則として高卒以上)、少年A(高2、高3世代)、少年B(中3、高1世代)、少年共通(中3~高3世代)の各カテゴリーに分かれて競技を実施。なお、今大会から新種目として300mや300mハードル、男女混合4×400mリレーも行われる。
成年男子では100mに坂井隆一郎(大阪・大阪ガス)や栁田大輝(群馬・東洋大)がエントリー。110mハードルでは好調の高山峻野(広島・ゼンリン)が日本記録(13秒06)更新なるか。10000m競歩にはオレゴン世界選手権20km銀メダリストの池田向希(静岡・旭化成)、やり投にはディーン元気(兵庫・ミズノ)がそれぞれ登録された。
成年女子では800mに田中希実(兵庫・豊田自動織機)、5000mに廣中璃梨佳(長崎・日本郵政グループ)、やり投には世界選手権銅メダリストの北口榛花(北海道・JAL)がそれぞれ参戦。100mには君嶋愛梨沙(山口・土木管理総合)や兒玉芽生(大分・ミズノ)の他、100mハードル日本記録保持者の福部真子(広島・日本建設工業)も登場する予定だ。
少年男子Aでは、新種目の300mハードルに徳島インターハイハードル2冠の紺野稜真(山形・九里学園高3)と、U20日本記録(35秒75)を持つ渕上翔太(福岡・東福岡高2)が出場予定。5000mはU20世界選手権7位の吉岡大翔(長野・佐久長聖高3)に注目だ。
少年男子B110mハードル(U20規格99.1cm)には、全中を中学記録(13秒51※中学規格/91.4cm)で優勝した岩本咲真(福岡・八屋中3)がエントリー。少年共通男子800mにはインターハイで1500mとの2冠を達成した大野聖登(秋田・秋田工高3)と、U20世界選手権に出場した後田築(長崎・創成館高3)が争いそうだ。
少年女子Aでは100mハードルにインターハイ女王の林美希(愛知・中京大中京高2)、3000mにはU20世界選手権1500m6位の澤田結弥(静岡・浜松市立高2)が登録された。少年女子B100mにはインターハイ2位の小針陽葉(静岡・富士市立高1)に注目。少年共通女子にはインターハイ覇者の松村琴都(愛知・瑞陵高2)と全中2連覇の成澤柚日(群馬・薮塚本町中3)が出場する。

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