2026.06.13
◇インターハイ南関東地区大会(6月12~15日/茨城県那珂市・水戸信用金庫スタジアム)1日目
滋賀インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の1日目が行われ、男子400mは自己ベスト47秒02を持つ砂川響介(明大八王子3東京)が力を見せつけ、47秒45で快勝した。
雷雨の影響で全競技が一時中断し、スタート時間が1時間遅くなったが、集中力を切らすことはなかった。「自己ベストではなかったですが、前半は落ち着いて行って、後半に巻き返すというレースプラン通りに行けて良かったです。最初の100mも風が向かっていて走りにくい部分もありましたが、冷静に対処して自分の走りができました」と砂川は胸を張った。
都大会を今季高校ランキングトップタイの47秒08で制したあと、「足の痛みが少しあって、万全というわけではなかった」と明かす。ただ、「多少痛い中でも走れるのが強い選手」と自身に言い聞かせ、「整骨院や家でケアをしつつ、大事な練習の時は頑張りました」と、メリハリをつけた取り組みが好結果に結びついたようだ。
昨年のインターハイは予選で47秒02をマークしたものの、決勝ではタイムを伸ばせず12位だった。その舞台で頂点に立った、同じ東京勢の小澤耀平(城西大城西、現・法大)をずっと意識してきたという。
「去年、小澤さんが優勝して、東京都高校記録も更新(46秒38)されて、後輩ながら悔しいなという気持ちがありました。今年こそは小澤さんを倒すというか、都高校記録を更新してインターハイ優勝できればなと思います」
自身初の46秒台、その先の高校日本一に向けて、砂川は力を込めた。
このほか男子では、1500mは古屋颯太(市船橋3千葉)が3分49秒71で優勝。スタート直後からトップに立ち、最後までそのポジションを譲らなかった。
棒高跳は自己ベストタイの4m60を2回目にクリアした畠山優翔(木更津総合3千葉)が制し、昨年に続くインターハイ行きを決めた。走幅跳は4回目に7m19(-0.9)を跳んだ白川泰地(幕張総合2千葉)が逆転V。県大会で三段跳との2冠を達成した自信がパフォーマンスに表れていた。
ハンマー投は1回目の56m44でトップに立った菊地彰光(東京3東京)が2回目、5回目にも記録を伸ばし、最終6回目にセカンドベストの59m19を投げて快勝した。
女子は、400mではバログン・ハル(市川3千葉)がただ1人53秒台の53秒51をマークしてV2。「故障明けで不安がありました」と言いながら、昨年のインターハイ覇者はライバルを寄せつけなかった。
5000m競歩は、藤田歩波(鶴嶺3神奈川)と石毛海帆(中大附属横浜3神奈川)が序盤から一騎打ちを演じたが、ラスト200mで抜け出した藤田が24分26秒66で2連覇を飾った。
走高跳は一昨年のインターハイ覇者で、今季ランキングトップの1m77を持つ鴨田るな(東海大相模3神奈川)が1m73を1回でクリアして貫禄勝ち。棒高跳は坂田咲和(法政二3神奈川)と齊藤華子(佐原2千葉)がともに3m50を跳んだが、試技回数の差で坂田が競り勝った。
やり投は4回目に自己ベストの45m43をマークした宇内柚歩(金井3神奈川)が初優勝。メイン種目の七種競技に向けて自信を深めた。
インターハイは7月30日から8月5日に滋賀・平和堂HATOスタジアム(彦根総合スポーツ公園陸上競技場)で行われる。近年の酷暑を考慮して、例年よりも2日間多い日程で全競技のナイター開催が発表されており、各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。
文/小野哲史
インターハイ南関東大会の優勝者一覧をチェック!
●男子 100m 200m 400m 砂川響介(明大八王子3東京) 47秒45 800m 1500m 古屋颯太(市船橋3千葉) 3分49秒71 5000m 110mH 400mH 3000m障害 5000m競歩 4×100mR 4×100mR 棒高跳 畠山優翔(木更津総合3千葉) 4m60 走高跳 走幅跳 白川泰地(幕張総合3千葉) 7m19(-0.9) 三段跳 砲丸投 円盤投 ハンマー投 菊地彰光(東京3東京) 59m19 やり投 八種競技 学校対抗総合●女子 100m 200m 400m バログン・ハル(市川3千葉) 53秒51 800m 1500m 3000m 100mH 400mH 5000m競歩 藤田歩波(鶴嶺3神奈川) 24分26秒66 4×100mR 4×400mR 走高跳 鴨田るな(東海大相模3神奈川) 1m73 棒高跳 坂田咲和(法政二3神奈川) 3m50 走幅跳 三段跳 砲丸投 円盤投 ハンマー投 やり投 宇内柚歩(金井3神奈川) 45m43 七種競技 学校対抗総合RECOMMENDED おすすめの記事
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