2026.06.13
◇インターハイ北関東地区大会(6月12~15日/茨城県那珂市・水戸信用金庫スタジアム)1日目
滋賀インターハイを懸けた北関東地区大会の1日目が行われ、男子ハンマー投では鈴木雅人(東洋大牛久3茨城)が、2投目に自身初の60mオーバーとなる60m42をマークして地元優勝を飾った。
昨年度までの自己記録は53m01だったが、5月の県大会で59m79まで記録を伸ばしていた鈴木。この日は優勝記録となった2投目以外にも4、5投目に59m台を連発すると、最終投てきは、この日2度目の60m台(60m12)と投げるなど、ライバルを圧倒する戦いぶりだった。
女子走高跳では昨年のインターハイ2位の渡邊栞里(作新学院3栃木)が自己記録タイの1m70で2連覇を達成した。
突如の雷雨により、バーの高さが1m67の途中で中断を余儀なくされた。だが、そのタイミングが1回目を失敗した直後だったことで、「冷静に切り替えることができました」と振り返る。
競技再開後の2回目でしっかり成功すると、続く1m70の高さを1回目でクリア。今季1m72を跳んでいる佐藤那々子(早大本庄3)を同記録ながら試技数の差で抑え、昨年あと一歩で届かなかったインターハイ優勝へ弾みをつけた。
スプリント種目では男女の400m決勝が行われ、男子は47秒55の自己記録を持つ前年王者の笠間尚輝(東農大二3群馬)が48秒48で2連覇を達成。女子は前半から積極的な走りで先行した野田絢菜(茨城キリスト3)が自己記録を1秒以上更新する55秒36をマークし、昨年まで2連覇を飾った先輩の柴田弥聖から続く、同一校の3連覇を成し遂げた。
このほか、男子1500mでは最後の直線で渾身のスパートを決めた伊東直太郎(東農大二3群馬)が逆転に成功。3分52秒98の自己新で優勝を飾った。男子走幅跳はインターハイ出場を決めた6位までが7mを超えるハイレベルな戦いのなか、カトラル・リュウ・マイケル(作新学院3栃木)が3回目に7m21(+2.1)を跳び優勝。最終日に行われる得意の三段跳との2冠へ勢いをつけている。
女子では5000m競歩で好記録が続出。3000m過ぎから独歩状態となった土志田実桜(春日部女3埼玉)が23秒44秒58の自己新で優勝を飾ると、2位争いも大混戦となり、戸口しおり(本庄東3埼玉)、川上浬未(春日部女2埼玉)、古井戸苺花(新島学園2群馬)までが23分台でフィニッシュした。
雷雨による中断の影響で17時30分に開始した女子やり投では、3投目まで2位につけていた阿部夢愛(青藍泰斗3栃木)が5投目に46m00の自己新をマークして逆転で優勝を決めた。
インターハイは7月30日から8月5日まで滋賀県彦根市の平和堂HATOスタジアム(彦根総合スポーツ公園陸上競技場)で行われる。近年の酷暑を考慮して、例年よりも2日間多い日程で全競技のナイター開催が発表されており、各地区大会上位6名まで出場する。(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)
文/田中 葵
インターハイ北関東大会の優勝者一覧をチェック!
●男子 100m 200m 400m 笠間尚輝(東農大二3群馬) 48秒48 800m 1500m 伊東直太郎(東農大二3群馬) 3分52秒98 5000m 110mH 400mH 3000m障害 5000m競歩 4×100mR 4×100mR 棒高跳 走高跳 走幅跳 カトラル・リュウ・マイケル(作新学院3栃木) 7m25(+2.1) 三段跳 砲丸投 円盤投 ハンマー投 鈴木雅人(東洋大牛久3茨城) 60m42 やり投 八種競技 学校対抗総合 ●女子 100m 200m 400m 野田絢菜(茨城キリスト3茨城) 55秒36 800m 1500m 3000m 100mH 400mH 5000m競歩 土志田実桜(春日部女3埼玉) 23分44秒58 4×100mR 4×400mR 走高跳 渡邊栞里(作新学院3栃木) 1m70 棒高跳 走幅跳 三段跳 砲丸投 円盤投 ハンマー投 やり投 阿部夢愛(青藍泰斗3栃木) 46m00 七種競技 学校対抗総合RECOMMENDED おすすめの記事
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