HOME 国内、大学

2022.09.12

800mは松本純弥が2年ぶり3度目V「まずは自己ベスト更新を」/日本IC
800mは松本純弥が2年ぶり3度目V「まずは自己ベスト更新を」/日本IC

◇日本インカレ(京都・たけびしスタジアム京都:西京極)3日目

広告の下にコンテンツが続きます

学生ナンバーワンを決める第91回日本インカレの最終日が行われ、男子800mは松本純弥(法政大)が1分48秒28で2年ぶり3回目の優勝を果たした。

二見優輝(筑波大)がラスト1周のバックストレートでかけるラストスパートに反応して首位に立つことをイメージしてスタートラインに立った松本。序盤は様子を見るかのように後方でレースを進めた。

200m通過した辺りから、じわじわと位置取りを上げながら入ったラスト1周。バックストレートに入ると二見がペースを上げようとしたところをすかさず反応して、一気に加速する。残り200mになる頃には二見に追いつくと、最後まで粘り切って後続を突き放してフィニッシュした。

2年ぶりの自己ベスト(1分47秒20)更新を狙っていたという松本。1周通過のタイムが54秒とスローペースだったため「勝負に切り替えて、冷静に対処したことでイメージしていた通りにできました。ラストスパートに自信があるので、2位を離せたことは良かったです」と振り返る。

日本インカレ男子800mでの4連覇を目標に掲げ、法政二高から法大へ。1年、2年と順調に連覇を重ねたが、昨年は2位と優勝を逃した。

4連覇こそ叶わなかったが、最後となった日本インカレの舞台で“定位置”に戻ってきた松本。800mでの日本記録更新が今後の大きなターゲットだが、「まずは自己ベストを更新したい」と語る。今回の優勝を弾みにして、一歩ずつ高みを目指す。

2位になったのは日本選手権覇者の金子魅玖人(中大)。海外の経験を積みながら、オレゴン世界選手権の参加標準記録(1分45秒20)を切ることを視野に入れつつ、海外での3試合を含む連戦を重ねた。疲労感はあるものの、昨年より「忍耐力がついた」と言う。

二見と松本がラストスパートをかけた後、身につけた忍耐力を生かしてラスト100m付近で松本に追いつく。「残りは松本さんと勝負しようと思いましたが、速くて勝負になりませんでした」と悔しさをにじませた。

文/野田しほり

◇日本インカレ(京都・たけびしスタジアム京都:西京極)3日目学生ナンバーワンを決める第91回日本インカレの最終日が行われ、男子800mは松本純弥(法政大)が1分48秒28で2年ぶり3回目の優勝を果たした。二見優輝(筑波大)がラスト1周のバックストレートでかけるラストスパートに反応して首位に立つことをイメージしてスタートラインに立った松本。序盤は様子を見るかのように後方でレースを進めた。200m通過した辺りから、じわじわと位置取りを上げながら入ったラスト1周。バックストレートに入ると二見がペースを上げようとしたところをすかさず反応して、一気に加速する。残り200mになる頃には二見に追いつくと、最後まで粘り切って後続を突き放してフィニッシュした。2年ぶりの自己ベスト(1分47秒20)更新を狙っていたという松本。1周通過のタイムが54秒とスローペースだったため「勝負に切り替えて、冷静に対処したことでイメージしていた通りにできました。ラストスパートに自信があるので、2位を離せたことは良かったです」と振り返る。日本インカレ男子800mでの4連覇を目標に掲げ、法政二高から法大へ。1年、2年と順調に連覇を重ねたが、昨年は2位と優勝を逃した。4連覇こそ叶わなかったが、最後となった日本インカレの舞台で“定位置”に戻ってきた松本。800mでの日本記録更新が今後の大きなターゲットだが、「まずは自己ベストを更新したい」と語る。今回の優勝を弾みにして、一歩ずつ高みを目指す。2位になったのは日本選手権覇者の金子魅玖人(中大)。海外の経験を積みながら、オレゴン世界選手権の参加標準記録(1分45秒20)を切ることを視野に入れつつ、海外での3試合を含む連戦を重ねた。疲労感はあるものの、昨年より「忍耐力がついた」と言う。二見と松本がラストスパートをかけた後、身につけた忍耐力を生かしてラスト100m付近で松本に追いつく。「残りは松本さんと勝負しようと思いましたが、速くて勝負になりませんでした」と悔しさをにじませた。文/野田しほり

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.11.06

編集部コラム「感動」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 【男子三段跳】長尾一輝(洛南高3)15m81=高校歴代8位タイ

2026.11.06

【男子三段跳】長尾一輝(洛南高3)15m81=高校歴代8位タイ

京都私学総体が11月6日、京都市のたけびしスタジアム京都で行われ、男子三段跳で長尾一輝(洛南高3京都)が高校歴代8位タイとなる15m81(+1.7)をマークした。 長尾は昨年、広島インターハイで自己新(15m30)を出し […]

NEWS 〝虎視眈々〟と初マラソンへ、HOKAアスリート・近藤幸太郎の新たな挑戦

2026.11.06

〝虎視眈々〟と初マラソンへ、HOKAアスリート・近藤幸太郎の新たな挑戦

大学・実業団ではチームのエースとして駅伝で活躍 近藤幸太郎というランナーを語る上で欠かせないのが、学生駅伝だ。愛知・豊川工業高校を卒業後、駅伝の名門・青山学院大学へ進学。 大学入学当初は世界やマラソン挑戦などは見据えず、 […]

NEWS 後藤大樹 シーズン最後は走幅跳で7m10!「楽しくやれました」と笑顔の自己新締め

2026.11.06

後藤大樹 シーズン最後は走幅跳で7m10!「楽しくやれました」と笑顔の自己新締め

男子400mの高校記録更新から中2日、後藤大樹(洛南高2年京都)が京都府私学総体(11月6日/たけびしスタジアム京都)で男子走幅跳に出場した。4回目に自己新となる7m10(+0.9)をマークして優勝。400mハードルで日 […]

    NEWS 競歩指導者の鈴木茂雄氏が78歳で他界 競歩界の発展に尽力、日本陸連競歩部長など歴任

    2026.11.06

    競歩指導者の鈴木茂雄氏が78歳で他界 競歩界の発展に尽力、日本陸連競歩部長など歴任

    競歩指導者の鈴木茂雄氏が11月3日に病気のため亡くなった。78歳だった。 鈴木氏は東京都荒川区出身。区役所に勤務しながら競歩の指導に携わり、小坂忠広、園原健弘、今村文男といったオリンピアン、指導者として活躍する三浦康二氏 […]

      SNS

      Latest Issue 最新号最新号

      2026年11月号 (10月14日発売)

      2026年11月号 (10月14日発売)

      アジア大会総特集
      駅伝プレビュー

      page top