
第17回トワイライト・ゲームスが7日、慶大日吉キャンパス内の競技場で行われた。
女子三段跳でビッグジャンプが誕生した。船田茜理(武庫川女大)が13m81(-0.2)をマークして優勝。日本歴代2位、日本学生新となる好記録だった。
ウォーミングアップから「調子が良かった」という船田。1回目に13m17(+0.6)をマークすると、2回目に13m62(+0.7)を跳び、これまでの自己記録13m46を大きく更新した。さらに3回目に13m81と大ジャンプ。5回目にも「感覚が良くなかった」跳躍ながら13m66(+0.7)を跳んだ。
「助走スピードも良かったので14mくらい行けるかなというコンディションだった」とは言うものの、実際にこの記録を跳ぶと「ビックリしました。手応えはあまりなかった」と振り返る。苦手としていたホップとステップで距離を出すようにこの2、3週間ほど取り組んできたことがかたちになったようだ。
兵庫・高砂高出身の大学4年生。中学時代から走幅跳に取り組み、三段跳は高校から始めた。3年時に12m06だったが、インターハイ予選落ちなどタイトルとは無縁だった。大学で力をつけ、昨年は13mジャンパーの仲間入り。今年6月の日本選手権では2位に入っている。
これで花岡麻帆の14m02の日本記録に次ぐパフォーマンスとなった船田。だが本人は「数字にはこだわりがなくて、その日、一番跳べるところまで跳びたい」というのが試合に臨む気持ち。そして、「楽しむこと」を大事にしている。
次のターゲットは9月の日本インカレ。「自分が一番いいコンディションを整えて、跳べるところまで跳びたい」。活況続く女子三段跳のホープが、日本人2人目の14mへジャンプアップしていく。
■女子三段跳 日本歴代5傑
14.04(1.1) 花岡 麻帆(三英社) 1999年
13.82(-0.2) 船田 茜理(武庫川女大) 2022年
13.65(0.3) 河合 栞奈(大阪成蹊大4)2019年
13.58(±0) 森本麻里子(内田建設AC)2022年
13.52(+0.7)宮坂 楓(ニッパツ) 2016.10.15
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「助走スピードも良かったので14mくらい行けるかなというコンディションだった」とは言うものの、実際にこの記録を跳ぶと「ビックリしました。手応えはあまりなかった」と振り返る。苦手としていたホップとステップで距離を出すようにこの2、3週間ほど取り組んできたことがかたちになったようだ。
兵庫・高砂高出身の大学4年生。中学時代から走幅跳に取り組み、三段跳は高校から始めた。3年時に12m06だったが、インターハイ予選落ちなどタイトルとは無縁だった。大学で力をつけ、昨年は13mジャンパーの仲間入り。今年6月の日本選手権では2位に入っている。
これで花岡麻帆の14m02の日本記録に次ぐパフォーマンスとなった船田。だが本人は「数字にはこだわりがなくて、その日、一番跳べるところまで跳びたい」というのが試合に臨む気持ち。そして、「楽しむこと」を大事にしている。
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