◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)3日目
オレゴン世界陸上3日目のモーニングセッションに行われた男子10000m。26分11秒00の世界記録を持つジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)が27分27秒43で大会連覇を飾った。
前回王者のチェプテゲイは3000mで先頭に立つなど、序盤からレースを支配。5000mを14分01秒で通過してからは徐々にペースを上げていった。
残り2周でスタンネリー・ワイザカ(ケニア)がトップに変わるとレースは大きく動き、東京五輪金メダルのセレモン・バレガ(エチオピア)やベリフ・アレガウィ(エチオピア)も先頭に並びかける。
それでも、残り1周を告げる鐘を同時にスパートを仕掛けたチェプテゲイが9700mで先頭に立ち、追いすがるバレガやワイザカを振りほどいてフィニッシュ。最後の400mは53秒という強烈なスパートで世界一に輝いた。
2位には日本の実業団のヤクルトに所属するワイザカが入り、ヤコブ・キプリモ(ウガンダ)が東京五輪に続く銅メダルを獲得した。
■男子10000m上位成績
1位 ジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ) 27分27秒43
2位 スタンネリー・ワイザカ(ケニア) 27分27秒90
3位 ヤコブ・キプリモ(ウガンダ) 27分27秒97
4位 グラント・フィッシャー(米国) 27分28秒14
5位 セレモン・バレガ(ウガンダ) 27分28秒39
6位 モハメド・アーメド(カナダ) 27分30秒27
7位 ベリフ・アレガウィ(エチオピア) 27分31秒00
8位 ダニエル・マテイコ(ケニア) 27分33秒57
20位 田澤 廉(駒大) 28分24秒25
22位 伊藤達彦(Honda) 28分57秒85
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