HOME 国内、世界陸上、日本代表
10000mで廣中璃梨佳は12位 30分39秒71で日本歴代2位の好走!「周囲を気にせずレースを作れた」/世界陸上
10000mで廣中璃梨佳は12位 30分39秒71で日本歴代2位の好走!「周囲を気にせずレースを作れた」/世界陸上


◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目

オレゴン世界陸上2日目のモーニングセッションに行われた、女子10000m決勝。廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が好記録をマークした。

号砲が鳴ると「自分のペースで引っ張ろうと思った」と一気に先頭へ。5000mあたりまでトップで通過して積極的な走りを見せた。だが、そこからは海外勢が徐々にペースを上げていく。廣中は先頭集団から引き離されたものの最後までトラックを駆け抜けると、日本歴代2位となる30分39秒71で12位に入った。

「もう少し、もう一歩でも前にいられたら良かった」と思う反面、「自己ベストを出す気持ちでいたので、それは達成できました」とうれしそうな表情。「周囲を気にせずレースを作れた」と攻めた走りを評価した。

廣中は大会6日目に行われる5000m予選にも出場予定。今回のレースで「駆け引きを感じて、前の集団と離れた時につける力が必要」だと実感し、それを「5000mや次のレースに生かしていきたい」とすでに先を見据えていた。

5000mでは「予選から決勝のつもりで臨んで、決勝に進みたい」。廣中のオレゴンでの戦いはまだ終わらない。

広告の下にコンテンツが続きます
◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)2日目 オレゴン世界陸上2日目のモーニングセッションに行われた、女子10000m決勝。廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が好記録をマークした。 号砲が鳴ると「自分のペースで引っ張ろうと思った」と一気に先頭へ。5000mあたりまでトップで通過して積極的な走りを見せた。だが、そこからは海外勢が徐々にペースを上げていく。廣中は先頭集団から引き離されたものの最後までトラックを駆け抜けると、日本歴代2位となる30分39秒71で12位に入った。 「もう少し、もう一歩でも前にいられたら良かった」と思う反面、「自己ベストを出す気持ちでいたので、それは達成できました」とうれしそうな表情。「周囲を気にせずレースを作れた」と攻めた走りを評価した。 廣中は大会6日目に行われる5000m予選にも出場予定。今回のレースで「駆け引きを感じて、前の集団と離れた時につける力が必要」だと実感し、それを「5000mや次のレースに生かしていきたい」とすでに先を見据えていた。 5000mでは「予選から決勝のつもりで臨んで、決勝に進みたい」。廣中のオレゴンでの戦いはまだ終わらない。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.14

DLロンドン女子5000mに田中希実がエントリー! 男子100mで再びライルズ VS テボゴ アレクナ、マフチフ、ボルらも参戦

7月14日、ダイヤモンドリーグ(DL)第11戦のロンドン大会(英国/7月19日)のエントリーリストが発表され、女子5000mに田中希実(New Balance)が登録された。 田中はこれが今季のDL2戦目。7月上旬の日本 […]

NEWS 男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。 カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走 […]

NEWS 東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

2025.07.14

東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

9月に開催される東京世界選手権のアンバサダーに、女子100mハードルの元選手サリー・ピアソン氏(豪州)と男子三段跳の元選手クリスチャン・テイラー氏(米国)が就任することが世界陸連(WA)より発表された。 38歳のピアソン […]

NEWS 17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー

7月11日~12日、米国・テネシー州メンフィスで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーのエド・マーフィー・クラシックが開催され、男子400mでは17歳のQ.ウィルソン(米国)が44秒10のU18世界最高記録で優勝 […]

NEWS 【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

2025.07.14

【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

第239回東海大長距離競技会は7月13日、神奈川・東海大湘南校舎陸上競技場で行われ、男子1500mで本田桜二郎(鳥取城北3)が高校歴代5位、中国高校新記録となる3分43秒23をマークした。従来の中国高校記録は徳本一善(沼 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top