2022.05.21

大会新で1位、2位を占めた池田(左)と川野(写真は輪島競歩/撮影:フォート・キシモト)
◇第65回九州実業団選手権(5月21日~22日/福岡・北九州市立本城陸上競技場)
九州実業団選手権の初日に行われた男子5000m競歩で、旭化成のオレゴン世界選手権代表コンビが貫禄を見せた。20km競歩代表の池田向希が18分40秒62で優勝、35km代表の川野将虎が19分21秒08で2位に続き、ともに従来の大会記録(20分21秒81、2015年)を大幅に塗り替えた。
池田も川野も、世界選手権代表入りを決めた4月16~17日の日本選手権35km競歩・全日本輪島競歩以来のレース。5000m競歩の自己ベストは池田が日本記録の18分20秒14、川野は同歴代3位の18分28秒26で、それには及ばなかったが、オレゴンに向けての一歩としてしっかりとまとめた。
世界選手権は19年ドーハ大会に続く2度目の出場となる池田は、ドーハの6位を経て、昨年の東京五輪の銀メダルへとつなげた。3月の世界競歩チーム選手権ではドーハ金メダル、五輪銅の山西利和(愛知製鋼)に敗れて2位だったが、1ヵ月前のレースで1時間18分53秒をマークするなど、東京で果たせなかった世界一への歩みを続けている。
川野は世界選手権は初出場。50kmだった東京五輪は6位。途中、熱中症に陥りながらも粘って入賞を確保した。今年から50kmから35kmに変更となり、20kmでも世界歴代10位(1時間17分24秒)のスピードをより生かせる。3月の世界チーム競歩で4位とあと一歩でメダルに届かなかったが、日本選手権では粘りの歩きで終盤に逆転Vと実力を発揮。悲願のメダルを目指す。
大会新で1位、2位を占めた池田(左)と川野(写真は輪島競歩/撮影:フォート・キシモト)
◇第65回九州実業団選手権(5月21日~22日/福岡・北九州市立本城陸上競技場)
九州実業団選手権の初日に行われた男子5000m競歩で、旭化成のオレゴン世界選手権代表コンビが貫禄を見せた。20km競歩代表の池田向希が18分40秒62で優勝、35km代表の川野将虎が19分21秒08で2位に続き、ともに従来の大会記録(20分21秒81、2015年)を大幅に塗り替えた。
池田も川野も、世界選手権代表入りを決めた4月16~17日の日本選手権35km競歩・全日本輪島競歩以来のレース。5000m競歩の自己ベストは池田が日本記録の18分20秒14、川野は同歴代3位の18分28秒26で、それには及ばなかったが、オレゴンに向けての一歩としてしっかりとまとめた。
世界選手権は19年ドーハ大会に続く2度目の出場となる池田は、ドーハの6位を経て、昨年の東京五輪の銀メダルへとつなげた。3月の世界競歩チーム選手権ではドーハ金メダル、五輪銅の山西利和(愛知製鋼)に敗れて2位だったが、1ヵ月前のレースで1時間18分53秒をマークするなど、東京で果たせなかった世界一への歩みを続けている。
川野は世界選手権は初出場。50kmだった東京五輪は6位。途中、熱中症に陥りながらも粘って入賞を確保した。今年から50kmから35kmに変更となり、20kmでも世界歴代10位(1時間17分24秒)のスピードをより生かせる。3月の世界チーム競歩で4位とあと一歩でメダルに届かなかったが、日本選手権では粘りの歩きで終盤に逆転Vと実力を発揮。悲願のメダルを目指す。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.05
西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦
2025.12.05
細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.05
西山和弥、竹内竜真、デレセらが防府読売マラソンでV目指す 五輪MGC出場権懸けた一戦
◇第56回防府読売マラソン(12月7日/山口県防府市) MGCシリーズ2025-26の第56回防府読売マラソンが12月7日(日)に行われる。大会は男子がMGCシリーズのG1(グレード1)、女子がG3に位置づけられており、 […]
2025.12.05
細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ
◇福岡国際マラソン2025(12月7日/福岡市・平和台陸上競技場発着) MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソン2025が12月7日に行われる。来年の名古屋アジア大会代表選考会を兼ねているだけでなく、28年 […]
2025.12.05
ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!
ナイキは、快適さと楽しさを併せ持ったスタビリティシューズであるナイキ ストラクチャー プラスを発売することを発表した。 ナイキではロードランニングシューズをシンプルな3つのカテゴリー(ペガサス、ボメロ、ストラクチャー)に […]
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025