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2022.05.22

女子やり投・村上碧海が56m30で1年生優勝! U20日本歴代10位の好記録/関東IC
女子やり投・村上碧海が56m30で1年生優勝! U20日本歴代10位の好記録/関東IC


◇第101回関東インカレ(5月19日〜22日/東京・国立競技場)3日目

関東インカレの3日目に行われた女子やり投は村上碧海(日体大)が56m30のU20日本歴代10位の好記録で優勝を果たした。

1投目から50m79を投げた村上。その後、2投目に53m59、3投目に54m34と安定した投げを見せた。5投目には56m02の自己新をマーク。最終6投目には56m30を投げて1年生優勝を果たした。

「高2の時にベスト(54m72)を出してから記録が伸びず焦りがありました」とライバルたちが記録を伸ばしていくなかで不安な気持ちもあった。今までは記録を狙って「焦って投げる」ことが多かったが「投げまでの過程」を大事にしたことで記録につながったという。

広島・西条農高時代にはインターハイで優勝。春から大学生となり、新しい環境でスタートを切った。「まだ大学には慣れていません」とあどけなさも残るが、「(やり投を)見てもらえる範囲や、投げた時の観客の反応も違います」と高校とはひと味違う雰囲気も楽しんだ。

「日本選手権では58mを投げて決勝に残りたいです」と語り、「世界に通用する選手になりたい」と大きな目標も掲げている。大学1年生の挑戦はまだ始まったばかりだ。

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■女子やり投U20日本歴代10傑
61.38 北口 榛花(日大1) 2016年
58.98 久世 生宝(筑波大1) 2013年
58.59 山下実花子(京都共栄高3京都) 2015年
57.31 佐藤 友佳(東大阪大敬愛高3大阪) 2010年
57.22 辻 萌々子(九州共立大1) 2022年
56.86 桑添 友花(筑波大2) 2018年
56.76 斉藤真理菜(土浦湖北高3茨城) 2013年
56.48 長  麻尋(和歌山北高2和歌山) 2016年
56.44 武本 紗栄(市尼崎高3兵庫) 2017年
56.30 村上 碧海(日体大1) 2022年

◇第101回関東インカレ(5月19日〜22日/東京・国立競技場)3日目 関東インカレの3日目に行われた女子やり投は村上碧海(日体大)が56m30のU20日本歴代10位の好記録で優勝を果たした。 1投目から50m79を投げた村上。その後、2投目に53m59、3投目に54m34と安定した投げを見せた。5投目には56m02の自己新をマーク。最終6投目には56m30を投げて1年生優勝を果たした。 「高2の時にベスト(54m72)を出してから記録が伸びず焦りがありました」とライバルたちが記録を伸ばしていくなかで不安な気持ちもあった。今までは記録を狙って「焦って投げる」ことが多かったが「投げまでの過程」を大事にしたことで記録につながったという。 広島・西条農高時代にはインターハイで優勝。春から大学生となり、新しい環境でスタートを切った。「まだ大学には慣れていません」とあどけなさも残るが、「(やり投を)見てもらえる範囲や、投げた時の観客の反応も違います」と高校とはひと味違う雰囲気も楽しんだ。 「日本選手権では58mを投げて決勝に残りたいです」と語り、「世界に通用する選手になりたい」と大きな目標も掲げている。大学1年生の挑戦はまだ始まったばかりだ。 ■女子やり投U20日本歴代10傑 61.38 北口 榛花(日大1) 2016年 58.98 久世 生宝(筑波大1) 2013年 58.59 山下実花子(京都共栄高3京都) 2015年 57.31 佐藤 友佳(東大阪大敬愛高3大阪) 2010年 57.22 辻 萌々子(九州共立大1) 2022年 56.86 桑添 友花(筑波大2) 2018年 56.76 斉藤真理菜(土浦湖北高3茨城) 2013年 56.48 長  麻尋(和歌山北高2和歌山) 2016年 56.44 武本 紗栄(市尼崎高3兵庫) 2017年 56.30 村上 碧海(日体大1) 2022年

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北口榛花(JAL) 
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赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
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泉谷駿介(住友電工)

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