HOME ニュース、海外

2022.04.25

五輪女子短距離3冠のトンプソン・ヘラーがローレウス世界スポーツ最優秀選手賞受賞 過去にボルト氏も
五輪女子短距離3冠のトンプソン・ヘラーがローレウス世界スポーツ最優秀選手賞受賞 過去にボルト氏も


写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

4月24日、ローレウス世界スポーツ最優秀賞の授賞式が行われ、女子短距離のE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)が2022年の最優秀女子選手に選ばれたことが世界陸連(WA)から発表された。

トンプソン・ヘラーは昨年の東京五輪で女子100m、200m、4×100mリレーでの3冠を達成。100m10秒54、200m21秒53といずれも世界歴代2位の記録をマークし、WAの年間最優秀選手にも選ばれている。

広告の下にコンテンツが続きます

過去にウサイン・ボルト氏(ジャマイカ)がローレウス世界スポーツ最優秀賞を受賞していることについて、トンプソン・ヘラーは「このトロフィーをカリブ海の、それもジャマイカに持ち帰ることはとてもに特別なことです」とコメントした。

米国の元男子短距離選手で陸上競技界の伝説的存在であり、現在ローレウス・アカデミー会員を務めるマイケル・ジョンソン氏は「彼女は昨年陸上界を席巻した選手。100m、200mのチャンピオンになることは非常に難しい。特に100mの世界記録は最も古く傑出した記録であり、長年誰も迫ることができていなかったが、彼女はこの記録を脅かした」と評した。

ローレウス世界スポーツ賞はその年に最も活躍した選手や団体の偉業を称えるもので、スポーツ界のアカデミー賞にもたとえられる。ノミネートされた選手の中から、ローレウス・スポーツ・アカデミー会員が投票で受賞者を決定した。

陸上界からはトンプソン・ヘラーのほか女子短距離のA.フェリックス(米国)、男子マラソンのE.キプチョゲ(ケニア)がノミネートされていた。最優秀男子選手はF1のマックス・フェルスタッペン(オランダ)が選ばれた。

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 4月24日、ローレウス世界スポーツ最優秀賞の授賞式が行われ、女子短距離のE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)が2022年の最優秀女子選手に選ばれたことが世界陸連(WA)から発表された。 トンプソン・ヘラーは昨年の東京五輪で女子100m、200m、4×100mリレーでの3冠を達成。100m10秒54、200m21秒53といずれも世界歴代2位の記録をマークし、WAの年間最優秀選手にも選ばれている。 過去にウサイン・ボルト氏(ジャマイカ)がローレウス世界スポーツ最優秀賞を受賞していることについて、トンプソン・ヘラーは「このトロフィーをカリブ海の、それもジャマイカに持ち帰ることはとてもに特別なことです」とコメントした。 米国の元男子短距離選手で陸上競技界の伝説的存在であり、現在ローレウス・アカデミー会員を務めるマイケル・ジョンソン氏は「彼女は昨年陸上界を席巻した選手。100m、200mのチャンピオンになることは非常に難しい。特に100mの世界記録は最も古く傑出した記録であり、長年誰も迫ることができていなかったが、彼女はこの記録を脅かした」と評した。 ローレウス世界スポーツ賞はその年に最も活躍した選手や団体の偉業を称えるもので、スポーツ界のアカデミー賞にもたとえられる。ノミネートされた選手の中から、ローレウス・スポーツ・アカデミー会員が投票で受賞者を決定した。 陸上界からはトンプソン・ヘラーのほか女子短距離のA.フェリックス(米国)、男子マラソンのE.キプチョゲ(ケニア)がノミネートされていた。最優秀男子選手はF1のマックス・フェルスタッペン(オランダ)が選ばれた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会フィアナル

東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]

NEWS 青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top