昨年の東京五輪で、高校生ながら男子4×100mリレーで代表補欠だった栁田大輝(東洋大/群馬・東農大二高出身)が4月6日、東京・日本武道館で行われた大学の入学式に出席した。
高校時代は日本選手権100mで2020年、21年と2年連続で7位。東京五輪イヤーだった昨年は、優勝した多田修平(住友電工)や日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)、小池祐貴(住友電工)、桐生祥秀(日本生命)らほぼ勢ぞろいした国内トップ選手と決勝を戦った。
リレー補欠に選ばれた五輪は出走機会こそなかったものの、チームに帯同。また、五輪の直前には福井インターハイ100mに出場し、高校タイトルを獲得している。自己ベストは100m10秒22(高校歴代2位タイ、21年)、走幅跳7m51(20年)
大学を通じ、「伝統ある鉄紺の名に恥じぬような、成績を残せるよう日々精進していきます」とコメント。五輪や世界選手権の日本代表を目指す意気込みを見せている。
栁田は4月15日~17日に行われる日本学生個人選手権(神奈川・レモンガススタジアム平塚)の100mにエントリーしている。
栁田のコメント全文
「4月より、18年間過ごした地元群馬を離れ、東洋大学に進学しました。世界の舞台を見据え、常に質の高い練習に打ち込める環境が東洋大学にはあると感じています。五輪、世界選手権などの大会で日本代表として戦えるような選手になりたいと思っています。伝統ある鉄紺の名に恥じぬような、成績を残せるよう日々精進していきます。新たな環境で4年間、陸上競技や勉学ともに打ち込めることを非常に楽しみにしています。これからも応援よろしくお願いいたします」
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.24
女子はレムンゴルが2連覇達成 男子はサミュエルがV/全米学生クロカン
2025.11.24
七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福
2025.11.24
バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー
-
2025.11.24
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.24
女子はレムンゴルが2連覇達成 男子はサミュエルがV/全米学生クロカン
11月22日、米国ミズーリ州コロンビアで全米学生クロスカントリー選手権が行われ、女子(6km)はD.レムンゴル(アラバマ大/ケニア)が18分25秒4で連覇を飾った。 レムンゴルはケニア出身の23歳。23年秋にアラバマ大に […]
2025.11.24
七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福
女子七種競技東京世界選手権金メダリストのA.ホール(米国)が婚約を自身のSNSで発表した。お相手はNFL選手でニューヨーク・ジャイアンツ所属のダリアス・スレイトンさん。「初めて出会った場所で、永遠を誓う」というテキストと […]
2025.11.24
バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー
11月23日、世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールド第6戦のアタプエルカ国際クロスがスペイン・アタプエルカで行われ、女子(6.821km)はパリ五輪・東京世界選手権10000m銀メダリストのN.バットクレッティ […]
2025.11.24
円盤投・湯上剛輝が2大会ぶり世界一「やっと取れた」デフリンピック新の58m93
聴覚障害者のスポーツ国際大会、デフリンピックの陸上競技が行われ、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が金メダルを獲得した。 64m48の日本記録を持ち、今年の東京世界選手権にも出場した湯上。「理想の展開としては1回目にし […]
2025.11.24
3区で五島莉乃と廣中璃梨佳が熱走!東京世界陸上はじめ「日本代表」たちが力走/クイーンズ駅伝
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、「日本代表」 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025