2025.08.24
東京世界選手権出場のための記録の有効期間最終日となる8月24日、奈良市サーキットの男子400mハードルに黒川和樹(住友電工)が出場した。
20日のトワイライト・ゲームス(日産スタジアム)で48秒71をマーク。世界選手権の参加標準記録まで0.21秒に迫っていた。
ワールドランキングに入っていないため、3大会連続での世界選手権出場には標準記録が必要。朝9時前のレース。黒川は「1台目でミスった」と前半で勢いに乗れず。最後はもがくようにフィニッシュし、記録は50秒07で、標準には届かなかった。
左ふくらはぎにテーピングを施していたが、「トワイライトは1レーンで思ったより負荷があった」。加えて「身体もかなり重たかった」と万全とはいかなかった。それでも、「挑戦できる立場でしたし、こういう中で走らないといけない時もある。今出せる力を出し切った」と振り返る。
東京五輪代表で、22、23年の世界選手権にも出場。だが、23年秋の国体で故障。昨年はパリ五輪を目指したが、日本選手権の前日に左脚を痛めた。その後はグラウンドに足が向かない日々も続いたという。今年の日本選手権に出場できなかったことで「吹っ切れた」。6月から急ピッチで仕上げてきた。
東京世界選手権は「すごく大きなものでした」。そこに届かず「自分が情けないし、ギリギリまで挑戦することになったのは自分のせい」としつつ「練習をすればこれくらいすれば、結果がついてくるというのはわかりました。次は進化できる練習をしていきたい。全日本実業団対抗と国体で優勝できるように頑張ります」。
来年のアジア大会で再び日の丸を背負うために。地元・山口の全日本実業団で完全復活を誓う。
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