HOME 駅伝、箱根駅伝

2022.01.03

青学大・岸本大紀2年ぶり箱根路で輝き再び!7区を快走ケガ明け1ヵ月「何とか間に合った」/箱根駅伝
青学大・岸本大紀2年ぶり箱根路で輝き再び!7区を快走ケガ明け1ヵ月「何とか間に合った」/箱根駅伝


◇第98回箱根駅伝・復路(神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km)

長い長いトンネルを抜けた青学大の「駅伝男」が、2年ぶりの箱根路で輝きを放った。

2年前、1年時に2区を走り、6人抜きでトップに立ち、2区の1年生の歴代最高となる1時間7分3秒をマークしていた岸本。だが、その後は右股関節を疲労骨折からなかなか復帰ができず、2年時はほとんど走れない日々を過ごした。

広告の下にコンテンツが続きます

それでも、あきらめずに地道にトレーニングを積み、駅伝復帰レースとなった11月の全日本大学駅伝では3区区間3位と好走を見せた。だが、その後、「左仙骨疲労骨折で1ヵ月前から走り始めたばかり」と、再びケガがあったことを明かす。

しかし、やはり“モノ”が違う。「何とか間に合った」という状態でも区間賞。トップをひた走る青学大で今大会初の区間賞で、「良い流れできていて、その流れを強くするのが役割。満足しています」と納得の表情を浮かべる岸本。その後の仲間達へ「一人ひとりが強みを持っているので、安心して応援したい」とエールを送った。

◇第98回箱根駅伝・復路(神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km) 長い長いトンネルを抜けた青学大の「駅伝男」が、2年ぶりの箱根路で輝きを放った。 2年前、1年時に2区を走り、6人抜きでトップに立ち、2区の1年生の歴代最高となる1時間7分3秒をマークしていた岸本。だが、その後は右股関節を疲労骨折からなかなか復帰ができず、2年時はほとんど走れない日々を過ごした。 それでも、あきらめずに地道にトレーニングを積み、駅伝復帰レースとなった11月の全日本大学駅伝では3区区間3位と好走を見せた。だが、その後、「左仙骨疲労骨折で1ヵ月前から走り始めたばかり」と、再びケガがあったことを明かす。 しかし、やはり“モノ”が違う。「何とか間に合った」という状態でも区間賞。トップをひた走る青学大で今大会初の区間賞で、「良い流れできていて、その流れを強くするのが役割。満足しています」と納得の表情を浮かべる岸本。その後の仲間達へ「一人ひとりが強みを持っているので、安心して応援したい」とエールを送った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.09

富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]

NEWS 鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

2025.12.09

鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

鹿児島銀行は12月8日、宇都ひなたと坂口日菜子が10月末に退部したことを発表した。 宇都は鹿児島・伊敷中から鹿児島高に進学し、3年時には1500mでインターハイに出場。卒業後はワコールに進み、1年目からクイーンズ駅伝に出 […]

NEWS ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

2025.12.09

ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]

NEWS パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

2025.12.09

パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]

NEWS サニブラウンがU20合宿にサプライズ登場!「みなさんが日本陸上界の未来」期待のジュニア選手たちにエール

2025.12.08

サニブラウンがU20合宿にサプライズ登場!「みなさんが日本陸上界の未来」期待のジュニア選手たちにエール

有力ジュニア選手が全国から集まるU20オリンピック育成競技者研修合宿が12月4日から7日までの4日間、ナショナルトレーニングセンターで行われた。 選手たちが集合し、開講式が開かれて最初の研修に登場したのが男子短距離のサニ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top