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2019.11.14

【誌面転載】北九州カーニバル/女子やり投 北口圧巻の66m00
【誌面転載】北九州カーニバル/女子やり投 北口圧巻の66m00

第41回北九州カーニバル

北口 圧巻の66m00
〝世界の表彰台〟に近づく再びの日本新


日本グランプリシリーズの最終戦となる第41回北九州カーニバルは、10月26日、27日の2日間、福岡県・北九州市立本城陸上競技場で開催され、グランプリ女子やり投で北口榛花(日大)が66m00の日本新記録を樹立して優勝。北口は2019シーズンの女子シリーズチャンピオンにも輝いた。

文/向永拓史
撮影/弓庭保夫

〝世界の表彰台〟に近づく再びの日本新

 女子やり投の北口榛花(日大)が衝撃的なパフォーマンスを見せた。

 1投目として は自己最高となる63m47を投げると、「あ とは助走スピードをとにかく上げていった」と話す北口。2投目失投のあと、3投目61m12、「身体が開かないように左足を少し右に着いて、右方向に投げるイメージ」 で4投目に63m61と記録を伸ばす。

 そして5投目。「今までで一番、身体の力を伝えられた感じ」で放たれたやりは、明らかにこれまでと違う軌道を描いた。

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 表示された記録は何と66m00。「飛んだ、というのはわかったのですが、(記録を示す)ラインがよくわからなくて……とにかくビックリ。本当にうれしかったです」。自身が5月に樹立した日本記録を1m64cmも更新。アジア歴代4位となる大記録は、〝世界の表彰台〟が現実味を帯びるものだった。

※この続きは2019年11月14日発売の『月刊陸上競技12月号』をご覧ください。
さらに詳しく北口榛花選手に迫ったロングインタビューはWeb限定公開の記事へ。
【Web特別記事】
●前編 世界選手権の〝追試〟で日本新 「間違いじゃなかった」チェコでの3ヵ月
世界選手権の悔しさから北九州カーニバルでの日本新までの歩み
●後編 自分で行動することの大切さ 〝地力〟をつけて東京五輪ではメダルを
競技感や自身が成長し続けるために大切にしていること、そして東京五輪に向けた展望

第41回北九州カーニバル

北口 圧巻の66m00 〝世界の表彰台〟に近づく再びの日本新

日本グランプリシリーズの最終戦となる第41回北九州カーニバルは、10月26日、27日の2日間、福岡県・北九州市立本城陸上競技場で開催され、グランプリ女子やり投で北口榛花(日大)が66m00の日本新記録を樹立して優勝。北口は2019シーズンの女子シリーズチャンピオンにも輝いた。 文/向永拓史 撮影/弓庭保夫

〝世界の表彰台〟に近づく再びの日本新

 女子やり投の北口榛花(日大)が衝撃的なパフォーマンスを見せた。  1投目として は自己最高となる63m47を投げると、「あ とは助走スピードをとにかく上げていった」と話す北口。2投目失投のあと、3投目61m12、「身体が開かないように左足を少し右に着いて、右方向に投げるイメージ」 で4投目に63m61と記録を伸ばす。  そして5投目。「今までで一番、身体の力を伝えられた感じ」で放たれたやりは、明らかにこれまでと違う軌道を描いた。  表示された記録は何と66m00。「飛んだ、というのはわかったのですが、(記録を示す)ラインがよくわからなくて……とにかくビックリ。本当にうれしかったです」。自身が5月に樹立した日本記録を1m64cmも更新。アジア歴代4位となる大記録は、〝世界の表彰台〟が現実味を帯びるものだった。 ※この続きは2019年11月14日発売の『月刊陸上競技12月号』をご覧ください。 さらに詳しく北口榛花選手に迫ったロングインタビューはWeb限定公開の記事へ。 【Web特別記事】 ●前編 世界選手権の〝追試〟で日本新 「間違いじゃなかった」チェコでの3ヵ月 世界選手権の悔しさから北九州カーニバルでの日本新までの歩み ●後編 自分で行動することの大切さ 〝地力〟をつけて東京五輪ではメダルを 競技感や自身が成長し続けるために大切にしていること、そして東京五輪に向けた展望

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Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

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