HOME 駅伝、箱根駅伝

2021.12.14

順大 箱根のカギは「山」オリンピアン三浦龍司「自分の殻を破りたい」
順大 箱根のカギは「山」オリンピアン三浦龍司「自分の殻を破りたい」


来年1月2日、3日の第98回箱根駅伝に出場する順大の共同取材が、12月12日に行われ、長門俊介駅伝監督と主力選手が意気込みを語った。

「調整も順調に進んでおり、1月2日、3日を良い状態で迎えられそう。最終的な区間配置に(良い意味で)悩まされそうな状況にあります」と長門監督は手応えを口にする。

広告の下にコンテンツが続きます

注目が集まるのは東京五輪男子3000m障害7位入賞の三浦龍司(2年)。前回は1区を任されるも、走り込む時期にケガがあった影響で区間10位と振るわなかった。「1区に再チャレンジしたいという思いが大きい」と前回の雪辱を期している。五輪後は脚作りに取り組んできた。「20kmで押し切る力は身につけていかないと…。ロード、駅伝で自分の殻を破りたい」と、留学生が相手だろうと流れをたぐり寄せるつもりだ。

また、今季は3年生にも力のある選手が多い。成長株の四釜峻佑は「タフなコース、コンディションでも、自分のペースを押していけるのが強み」と5区・山上りに意欲を見せる。そのほか、前回2区10位の野村優作、同3区5位の伊豫田達弥ら、関東インカレなどトラックで活躍した面々が往路を担うことになりそうだ。復路は、「コツコツと積み上げてきた努力型が多い」(牧瀬圭斗主将)という最上級生の出番。「9区を走って勝ちを決定づけたい」と牧瀬は復路の要で好走を誓う。

長門監督は「総合3位以内」を目標に置くが、学生たちが見据えているのはそれ以上だ。
1月4日、朝練習に集合時に、主将の牧瀬は『箱根で優勝を目指す』とチームメイトに訴え、目標を共有してきた。順大が箱根で総合優勝するのは、長門監督が大学4年時だった2007年の第83回大会以来となる。この時は5区の今井正人(現トヨタ自動車九州)で先頭に立ち、復路では先頭を譲らず、往路、復路、総合と完全優勝を成し遂げているが……。

「(優勝へは)山での走りがカギ。あとは、三浦が流れを作る駅伝ではなく、チャンスを作る駅伝をしたら、勝機が見えてくると思います」と長門監督。三浦で優勝争いの主導権を握れれば、往路から『茄子紺』が箱根路を沸かせることになりそうだ。

来年1月2日、3日の第98回箱根駅伝に出場する順大の共同取材が、12月12日に行われ、長門俊介駅伝監督と主力選手が意気込みを語った。「調整も順調に進んでおり、1月2日、3日を良い状態で迎えられそう。最終的な区間配置に(良い意味で)悩まされそうな状況にあります」と長門監督は手応えを口にする。注目が集まるのは東京五輪男子3000m障害7位入賞の三浦龍司(2年)。前回は1区を任されるも、走り込む時期にケガがあった影響で区間10位と振るわなかった。「1区に再チャレンジしたいという思いが大きい」と前回の雪辱を期している。五輪後は脚作りに取り組んできた。「20kmで押し切る力は身につけていかないと…。ロード、駅伝で自分の殻を破りたい」と、留学生が相手だろうと流れをたぐり寄せるつもりだ。また、今季は3年生にも力のある選手が多い。成長株の四釜峻佑は「タフなコース、コンディションでも、自分のペースを押していけるのが強み」と5区・山上りに意欲を見せる。そのほか、前回2区10位の野村優作、同3区5位の伊豫田達弥ら、関東インカレなどトラックで活躍した面々が往路を担うことになりそうだ。復路は、「コツコツと積み上げてきた努力型が多い」(牧瀬圭斗主将)という最上級生の出番。「9区を走って勝ちを決定づけたい」と牧瀬は復路の要で好走を誓う。長門監督は「総合3位以内」を目標に置くが、学生たちが見据えているのはそれ以上だ。 1月4日、朝練習に集合時に、主将の牧瀬は『箱根で優勝を目指す』とチームメイトに訴え、目標を共有してきた。順大が箱根で総合優勝するのは、長門監督が大学4年時だった2007年の第83回大会以来となる。この時は5区の今井正人(現トヨタ自動車九州)で先頭に立ち、復路では先頭を譲らず、往路、復路、総合と完全優勝を成し遂げているが……。「(優勝へは)山での走りがカギ。あとは、三浦が流れを作る駅伝ではなく、チャンスを作る駅伝をしたら、勝機が見えてくると思います」と長門監督。三浦で優勝争いの主導権を握れれば、往路から『茄子紺』が箱根路を沸かせることになりそうだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.11.03

広島は西条農が男女優勝 倉敷、鳥取城北、平田も男女V 山口は高川学園初都大路、女子は西京/高校駅伝都道府県大会

全国高校駅伝の出場権を懸けた鳥取県と島根県の両高校駅伝が10月31日に、岡山県、広島県、山口県の各高校駅伝が11月1日に男子7区間42.195km、女子5区間21.0975kmで行われた。 みよし運動公園陸上競技場付設駅 […]

NEWS 学法石川が全国連覇へ発進!11年連続男女Vも達成 青森山田、浜松日体、浜松市立、美濃加茂が名乗り/高校駅伝都道府県大会

2026.11.03

学法石川が全国連覇へ発進!11年連続男女Vも達成 青森山田、浜松日体、浜松市立、美濃加茂が名乗り/高校駅伝都道府県大会

全国高校駅伝の出場権を懸けた青森県高校駅伝が10月29日、福島県高校駅伝が10月31日、静岡県、岐阜県高校駅伝が11月1日に、男子7区間42.195km、女子5区間21.0975kmでそれぞれ行われた。 猪苗代町総合体育 […]

NEWS 怪物・後藤大樹が400m45秒33!「楽しもうと臨んだ」金丸超え21年ぶり高校新 アクシデントも「何か起こせる」

2026.11.03

怪物・後藤大樹が400m45秒33!「楽しもうと臨んだ」金丸超え21年ぶり高校新 アクシデントも「何か起こせる」

エコパトラックゲームズ2026が11月3日、静岡・小笠山スタジアムで行われ、男子400mで後藤大樹(洛南高2京都)が45秒33をマークした。この記録は金丸祐三(当時・大阪高)が2005年に作った高校記録(45秒47)を2 […]

NEWS 女子4×100mR・市柏高が45秒32のU18日本新!IH200mV山田奈央ら1、2年生オーダーで自校の記録1年ぶり更新/エコパトラックゲームズ

2026.11.03

女子4×100mR・市柏高が45秒32のU18日本新!IH200mV山田奈央ら1、2年生オーダーで自校の記録1年ぶり更新/エコパトラックゲームズ

第17回エコパトラックゲームズが11月3日、静岡県掛川市の小笠山総合運動公園エコパスタジアムで行われ、女子4×100mリレーで市柏高(千葉)がU18日本新の45秒32をマークした。 6組タイムレースの最終組に入った市柏高 […]

NEWS ニューイヤーの王座奪還へ!王者・旭化成が2年ぶり九州制覇で弾み「万全の状態でニューイヤーへ」/九州実業団駅伝

2026.11.03

ニューイヤーの王座奪還へ!王者・旭化成が2年ぶり九州制覇で弾み「万全の状態でニューイヤーへ」/九州実業団駅伝

◇第63回九州実業団毎日駅伝(11月3日/大分・佐伯中央病院陸上競技場~佐伯市屋内運動広場特設コース:7区間89.3km) ニューイヤー駅伝の出場権を懸けた第63回九州実業団毎日駅伝が行われ、旭化成が4時間18分46秒の […]

    SNS

    Latest Issue 最新号最新号

    2026年11月号 (10月14日発売)

    2026年11月号 (10月14日発売)

    アジア大会総特集
    駅伝プレビュー

    page top