HOME 高校

2021.11.22

佐久長聖が23度目のV 女子は2区で抜け出した長野東が制す/北信越高校駅伝
佐久長聖が23度目のV 女子は2区で抜け出した長野東が制す/北信越高校駅伝

北信越高校駅伝は11月21日、福井県鯖江市の鯖江東公園競技場を発着点とするコースで行われ、男子は佐久長聖(長野)が2時間6分07秒でコロナ禍で中止となった昨年を挟んで23連覇を達成した。女子では長野東が1時間11分02秒で優勝を飾った。

佐久長聖は1区で8位、2区で7位と出遅れたが、3区(8.1075km)で5000m13分38秒96の記録を持つ吉岡大翔が素晴らしい走りを披露。前を走るランナーを次々とかわしていき、区間トップの23分31秒で走りきると一気に首位へ浮上した。2年生エースの力走で流れを引き戻した佐久長聖は4区の長屋匡起、5区の土赤本気も区間賞で後続との差を広げ、そのまま逃げ切った。敦賀気比(福井)が1分23秒差で2位となり、以下高岡向陵(富山)、富山商(富山)と続いた。

長野東は1区で1年生の牧内大華がトップと9秒差の4位でスタートすると、2区の佐藤悠花が区間賞ですかさず先頭に浮上。3区の赤羽真衣佳、4区の橋村英里もリードを広げ、北信越大会での連勝を13に伸ばした。1区の山口曇音衣の区間賞で流れに乗った鯖江(福井)が1時間11分32秒で2位に入った。

広告の下にコンテンツが続きます
北信越高校駅伝は11月21日、福井県鯖江市の鯖江東公園競技場を発着点とするコースで行われ、男子は佐久長聖(長野)が2時間6分07秒でコロナ禍で中止となった昨年を挟んで23連覇を達成した。女子では長野東が1時間11分02秒で優勝を飾った。 佐久長聖は1区で8位、2区で7位と出遅れたが、3区(8.1075km)で5000m13分38秒96の記録を持つ吉岡大翔が素晴らしい走りを披露。前を走るランナーを次々とかわしていき、区間トップの23分31秒で走りきると一気に首位へ浮上した。2年生エースの力走で流れを引き戻した佐久長聖は4区の長屋匡起、5区の土赤本気も区間賞で後続との差を広げ、そのまま逃げ切った。敦賀気比(福井)が1分23秒差で2位となり、以下高岡向陵(富山)、富山商(富山)と続いた。 長野東は1区で1年生の牧内大華がトップと9秒差の4位でスタートすると、2区の佐藤悠花が区間賞ですかさず先頭に浮上。3区の赤羽真衣佳、4区の橋村英里もリードを広げ、北信越大会での連勝を13に伸ばした。1区の山口曇音衣の区間賞で流れに乗った鯖江(福井)が1時間11分32秒で2位に入った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.09

中大が来春の新入生を発表!長距離は栗村凌、簡子傑ら U20東アジア選手権代表・後藤大輔も進学

中大男子陸上部は12月9日、来春入学となるスポーツ推薦試験の合格者20人を発表した。 長距離ブロックでは広島インターハイ5000m3位で、高校歴代歴代8位の13分34秒38を持つ栗村凌(学法石川高・福島)が合格。栗村は昨 […]

NEWS 富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

2025.12.09

富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]

NEWS 鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

2025.12.09

鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

鹿児島銀行は12月8日、宇都ひなたと坂口日菜子が10月末に退部したことを発表した。 宇都は鹿児島・伊敷中から鹿児島高に進学し、3年時には1500mでインターハイに出場。卒業後はワコールに進み、1年目からクイーンズ駅伝に出 […]

NEWS ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

2025.12.09

ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]

NEWS パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

2025.12.09

パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top